五輪4連覇・女子レスリング伊調馨が独占告白
 栄和人強化本部長からの「陰湿パワハラ」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180228-00006376-bunshun-spo

2016年のリオ五輪で4連覇を達成し、
国民栄誉賞に輝いた女子レスリングの伊調馨(33)。
週刊文春の直撃取材に応じ、
栄和人強化本部長(57)に対する複雑な心境を語った。

 伊調、栄氏の双方と
親交の深いレスリング関係者が事情を明かす。

「栄さんは五輪3連覇で国民栄誉賞を受賞した吉田沙保里をはじめ、
 計6人の金メダリストを輩出しています。
 紛れもなく女子レスリング隆盛の立役者です。
 その圧倒的な実績を背景に強化本部長に君臨し、
 レスリング協会で絶大な影響力を持つようになった。
 伊調への嫌がらせは2010年頃に始まり、
 エスカレートするばかりです。
 このままでは東京五輪はとてもじゃないけど目指せない。
 本人もそう話しています」

1月18日、
内閣府の公益認定等委員会に提出された1通の告発状。
そこに記されていたのは、
協会の強化本部長である栄氏による
伊調に対する“パワハラ”だった。
告発状が指摘する“パワハラ”は大きく分けて次の3点だ。
*1つは伊調が師事する田南部力コーチ(42)に対する不当な圧力、
*2つ目は伊調の男子合宿への参加禁止、
*そして最後は、
 彼女がリオ五輪まで練習拠点とした
 警視庁レスリングクラブへの“出禁”処分である。

この告発状を元に本誌は取材を進め、
伊調を直撃すると、30分にわたり取材に応じた。

東京五輪が2年後に迫っているなか、
5連覇に向け練習もままならない状況だという。


3月1日(木)発売の「週刊文春」では、
伊調へのインタビューに加え、
栄氏への直撃取材、告発状の中身など、
6ページにわたって詳報している。
また、本記事に関連する動画が、同日朝5時より
「 週刊文春デジタル 」にて公開される予定。
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[「週刊文春」編集部]