(別の選手のジャンプ技術の話題から)
J:(いきなり)だったら、僕の女の子、知子はどう?
(みんな笑いが噴き出る)
M: 彼女もそう。彼女はフリーではいくつかおまけしてもらっていた。確か、私たちの友達、しまのさんから回転(が足りているということ)。ところで、彼はいままでの(フィギュアの)歴史のなかで私のお気に入りのコーラー(ジャッジ?)よ。
彼は、パネルの中では凄く厳格だけど、彼女(知子)には寛大よね。
D:日本だからね。
M:彼女のプログラムは美しい。ただ、ジャンプをクリーンに飛ぶパワーが必要ね。
彼女の最初の年は気にならなかったんだけど、ジャンプは(回転が)ぎりぎりで回転が足りてないわ。4,5年彼女を見てきたけど、いいかげん、上達して!
J: メーガンあなたの身長、つまり、ペアの女子選手でもあなたより背が高い子もいると思うんだけど。そう、知子のように大きいジャンプを飛べない小さい選手。
あなたが技術の専門家で知子のコーチなら、潜在的にジャンプをどのようになおす(矯す)か、というのも、彼女は明らかに努力しているでしょ。どのようにうまくいかないところに対応するか関心があるんだけど。
M: 私が思うのに、彼女は体力を強化する必要があるわ。そうすることによって、ジャンプも高く、少し速く回転できる。
今も、速く回転しているけど、着氷しても回転しているように見える。もうちょっと力があればジャンプに爆発力が出て対空時間が増えるんじゃないかしら。
J:もっと体力をつけるって、氷を離れて、筋力をつけるっていう意味それとも?
M:そう。
M:おそらく、足首とかふくらはぎ、臀部を強化する運動、お尻の筋肉を燃焼するように強く維持するための練習。彼女は今すごく小さいでしょ。
おそらく彼女には小さくいてほしいと思っている。だって、そのほうが美しいし、素敵でしょ。ただ、最後には、彼女のスケーティングにもうちょっと体力的な強さとパワーがあれば。
一から出直して、1,2か月は2回転のジャンプから練習して、もっと強く、スピードを出して2回転ジャンプでテクニックをリセットする。一旦、2回転ジャンプで筋肉に(このテクニックを)覚えさせられればゆっくり、一回づつ3回転に結びつける。
J:わかった。
M: これって、知子のような日本人のスケーターの練習の仕方じゃないけど。知子はもう新しいフリーのプログラムができていて、来シーズンに間に合うようにすでに練習しているもの。
D: おもしろいね。浜田コーチは。。。
M: このやり方って、タイミングが合うことが必要だし、練習もね。むずかしいよね。
J: ほんとだね。
D: 浜田コーチはスタンダードなジャンプのテクニックを持ってないように思える。というのは、本田真凛はいま、ラファエルのところにいる。
J: 気になるね。
M: 回転不足の問題を抱えている女子。それって女子全部に言えることよね
J: うん。
D: 真凛がのんびりしてたら、ポジティブじゃないかもしれないけど、ラファだったら怒鳴るだろうね。。