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以上の任意のグループの全ての元(検体)(100個など)から一部を取り出して混ぜて、
1つの検体を作り、検査する。
仮に、(各1ccから取り出した)0.1ccずつ100個混ぜて、10ccとする。
それを検査して、陰性ならばよし。(100回検査するところを、1回の検査で済ませることができる)
陽性ならば、そのグループを、10個ずつの10個のグループに分割する。
それらを1グループから1検体を先ほどと同様にして作り、
検査する。
仮に、(残った各0.9ccから取り出した)0.1ccずつ10個混ぜて、1ccとする。

それを検査する。計10回検査。
陰性ならばよし。(10回検査するところを、1回の検査で済ませることができる)
陽性ならば、そのグループの元を1個ずつ、検査する。
仮に、(残った各0.8ccから取り出した)0.1ccずつ取り出して、そのまま検査する。計10回検査。

すると、10個のうちのどれが陽性だったのかが分かる。

以上のようにすると、
陽性の{「濃厚接触するグループ(人数は2人以上)」(集合A1の元)、
あるいは、個人(集合B2の元)}が
はっきりと分かる。
それらの人達を「陽性者」として、適切な対処をする。

このようにすれば、{「濃厚接触するグループ(人数は2人以上)」
あるいは、個人}を非常に効率よく検査することができる。