総合7位の紀平梨花、演技直後に自己分析 反省点は  2021.3.27
[2021年3月27日7時29分]
松本航
https://www.nikkansports.com/sports/news/202103270000136.html

「申し訳ない演技になってしまった」

〇 3回転半2本への切り替え
「サルコーなしにしようと決めたのは、公式練習の後でした。よっぽど調子が良かったら入れるつもりだったけれど、練習リンクから切り替わって(本番リンクの練習が直前の)6分間しかなかった。『間に合わないだろうな』っていうのは思いました」

〇 時間調整の失敗
フリーは現地時間午後9時38分からの演技。一方、SPは24日の午後3時台だった。
「演技前から、足がガクガクしていた。朝から起きてしまっていて、体が寝ている状態でした。そういった部分で、調整がすごく大事と思いました。夜型にしておくべきだったというのが、反省点です」

〇 世界のライバルとの差
「毎日(練習で)ノーミスして、SP、フリーと2回ずつ(曲を)かけるぐらいの完成形に持っていかないといけない。
構成も今よりもっと難しい構成で練習して、本番になって少し下げても自己ベストが更新できるぐらいにしたい。
北京五輪までの長い目で見て、4回転も2本入れる練習をしていきたい。
(心身のピークの)時間帯を合わせるのが大事と学んだけれど、それ以外にも、受け止めないといけないと思います」

「理由はたくさんあるけれど、克服できることでした。ギリギリのラインで練習していて、試合に合わせると、こういうことが起きてしまう」

「成績を見て『もっともっと。足りないよ』って言われていると思って、何もかも追い込まないといけないと思いました」

(おわり)