中野友加里が語る女子4回転時代の技術。
「次元が違うジャンプ」とは
2020.03.23
https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/othersports/figure/2020/03/23/post_15/index.php

まとめ

◎ロシア女子の台頭
・4回転を跳べば勝てるという考えが生まれ、ひとり成功すると、同じリンクで練習している選手は「私も跳べるかも」と思うようになる。
・身近にお手本となる選手がいることが刺激となり、新しい種類のジャンプを跳ぼうという欲が生まれる。
・身体が出来上がる前に、技術を体に染み込ませる指導。
・豊富な練習量。
・地上で回転する練習。

◎ 女子4回転の特徴
・高さのあるジャンプではなく、回転速度をうまく使ったジャンプ。
・身体が細いことをうまく利用して、糸のように回る。
・少女らしい小柄な体型を生かしたジャンプ。

◎ シェルバコワ、トゥルソワの特徴
・小さいながらも力で跳んでいる。
・体格的にもいまが一番いい状態。
・跳び上がるのと同時に回り始める、もっと言えば、回りながら跳び上がる。
・いい悪いは別として、それを身につければ4回転を回り切れる可能性は高くなる。
・判定でそれを「回転不足」と厳しく取られるようになると、何らかの対応が必要。