この分析はどうなんだ?

宇宙開発をめぐる各国の現状とその戦略(2)=中国メディア
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111109-00000054-scn-sci

 日本・韓国・インド 近年の成果振るわず

日本では近年、度重なる宇宙開発活動を行っている。2010年、2つの重要な
宇宙打ち上げを成功させている。ヨーロッパの使い捨て型ロケット「アリアン5」
により通信衛星BSAT−3bが打ち上げられ、無事、予定の軌道位置にのった。
だが、金星探査機「あかつき」は周回軌道への投入に失敗したことは、
日本の宇宙探査計画に多大なダメージを与えることになった。
日本初となる月面着陸機の開発スピードは減速するであろうし、
それに用いられる技術もレベルダウンするだろう。

有人宇宙技術に関しては、日本はずっと米国の設備や技術に頼っていた。
だが、他国のスペースシャトルを借りてばかりでは大きな成果を得ることはできない。
05年、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2025年までに有人宇宙技術の独自開発を
目標に掲げている。だが、その目標を達成するのは厳しいと見られている。
独自開発したロケットは技術的に未熟であり、いまだに宇宙探査機の帰還技術を
掌握していない日本の現状を踏まえれば、上記の目標は高過ぎだ、と分析されている。

インドは、宇宙開発分野において出足は遅れたものの、目覚ましい躍進を見せている。
すでに4種類の輸送用の国産ロケットを保有しているうえ、極低温ロケットエンジンの
開発にも成功している。これは有人宇宙技術にとって中核となる技術の1つである。
このため、インドは日本よりも早く有人宇宙技術を確立するはずだと分析する声もあるほどだ。