サンポート赤灯台で夕涼みしてたら入港する四国フェリーから意外と大きい音で聞こえて来た
1)
霞む屋島や壇ノ浦、南は澄みて地蔵崎
楽しい旅の思い出を、乗せてゆくゆく神戸丸
広い海原、水藻に映えて、播磨の海に日が昇る。

2)
緑滴る島影や、錦に香る寒霞渓
島の乙女の歌声を、乗せてゆくゆくしょうどしま丸
赤いファンネル、ブルーの海に、写して今日も波を切る。

3)
玉藻の城を波止にして、過ぎる男木、女木、小鎚ばな
明日への希望をいっぱいに、乗せてゆくゆく玉高丸
白い航跡、カモメが群れて、備讃の海に春を呼ぶ。

4)
汽笛が咽ぶ霧の夜も、白波煽れる時化の日も
力を合わせ腕を組み、進むわれ等は四国フェリー
守れ安全、果たそう使命、四国フェリーに栄えあれ。