「素敵詩的すくりぷと」の終盤に流れる歌って?
ホンさんのFlash、素敵詩的すくりぷと
ttp://www.geocities.co.jp/Milano-Cat/4036/shiteki_02.html
以前、「win限定、音入りバージョン」というのがあって
ttp://web.archive.org/web/20050125090311/http://www.geocities.co.jp/Milano-Cat/4036/shiteki_02.html
そこには、最後の方で、洋楽(?)の歌が流れていました。ハーイハイとか言ってたかな?
とにかく、幸せを音にするとこんな感じになるのかなぁ、と思うくらいに心温まる歌でした。
今は聞くことが出来ません。
無くなってしまった。
誰か歌名や歌手名を知っている方、どうか教えてください。 ビールの味は分からないのに
このビールは苦みが強いから弱めた方がいいですねぇと語りだし
ビール職人の成長を邪魔しているのがお前だよ 自分はビール通だと勘違いしちゃってる所が終わってるね 今日の俺は攻撃的だぜ!
というより、比喩が変じゃね?
ビールなんて大人のアルコールは、今のたけはらみのるには似合わないよ。
最近やってるのは子供のママゴトみたいなもんじゃん。
世にも奇妙な漫☆画太郎、もコケたし。 あっ、でも。
>ビール通
それはそうかもしれん。
今まで500作以上(既に1000作超えてるかもしれん)のflashの感想書いてるんで、そのぶん「通」の気分になっていきがっていたかもね。
だけどよー、お前さん。こんな匿名掲示板の一粒である俺を否定する労力があるなら、少しはたけはらみのる(藁)の最近の作品を擁護してみたら、どうかね? お前にイラつく所は
仮にAVを1000作以上感想書いてたとして
スカトロに興味が無いのにも関わらず
AV作品ひとくくりにして書いてしまう所
興味無いジャンルに首突っ込んで濁らせるな
お呼びじゃないってことが分からないのか? つーか、ビールとかAVに例えるあたり、思いっきりFlashを馬鹿にしてない?
俺を馬鹿にするのは構わないけどさ。
それと興味あったから、失望したんだよ。 FLASHで作られた創作物ってだけで
感想述べるお前が一番ふざけてるよ あーあー、よくわかんない。
もっと具体的に、書いてくれよ。
感想は要らないの? だったらもう止めるよ。
ただ、お前が俺のこと大嫌いだってことだけはわかったよ。
それでいいか?
後は勝利宣言でもして、たけはらみのるは偉大だった、ってことで自己完結してくれよ。
俺は俺でたけはらみのるは、昔と比べて今は誤った道を進みつつある、って思ってるからさ。 じゃあ、グッバイ。
グッバイレイニーデイ(堀下さゆり)
結局、素敵詩的すくりぷとの曲について、誰も教えてくれなかったのが心残りだけど。
中々、充実した時間を過ごせたよ。この喧嘩も含めて。
parafla祭、中途半端に終わっちまってごめんな。
では、また、何時か、何処かで。 好みか好みじゃないかだけの話なのに
>>55みたいに無理やりレビュー書こうとするから
抽象的な表現を並べただけで終わる
何が面白くないかの本質も理解出来ていない いきなりまともなレスが来て驚いたなー
あぐかる。
1変身ものを狙っているのに、トランスフォームの効果が今一。変わったほうが可愛くないように見えるし。
2約束されたハッピーエンド。商品を売りたいとの大人の事情もあるのだろう。だから問題が起きてもスリルはない。
3更新期間のスパンが長すぎる。みんな飽きた頃に次話とか。
4メロンを売り出したように、迷走気味に拍車がかかった。
5完結していない。たけはらみのるらしいが、これだけのスタッフと期待させる予告OPがあるのだから、これはNG。
たけはらみのると「あぐかる」
1定番にはまりきった登場人物。なつみSTEPでのしぃぎこカップルに見せた、微妙な羨望の表情など、表現の中にそうした細やかな心の揺れを感じない。
一応6点。観てみればもっと詳しくかけるのだろうけど、農業豆知識とか入ったり、アクションが少ないので見るのに疲れるで中毒性がない。これが7点目か。 おいおい、ID変わってるが、同士打ちだぜ。
サヨナラ言っちまった手前、俺も去るよ。 レス読み返したが会話が噛み合ってないので補足すると
俺のレスはあかぐるじゃなくて>>54以下に対する話ね
全ジャンルレビューとか好きが安売りされてて嘘臭いなと思っただけ あかぐるとナナメ叩きが、どうかした? もっと落ち着いたほうがいいぞ。俺も。
自分は文章系とAA系が主な守備範囲なんで、こういうのよりもMG系はもっと酷いっすよ。
>>41 なんて見てごらんなさい。
目も当てられない。
でも好きなFlashばっかり書いても、表現の幅が鈍っちゃうんだ。
文章力、表現力を高めたい目的で書いてるので(あと素敵詩的(rya)、こういう貴重なイベントでは出来るだけ食わず嫌いはしないようにしているよ。
結局は俺には合わなかった、って言えばいいだけだしね。
まぁ嘘臭いってのはショウガナイ。力不足だった。 久しぶりに来てみたらレビュー打ち切りだなんて(´・ω・`)
あぐかるだけじゃないけど55の言いたいことは分かるよ。 あー、中途半端はイカンなー。区切りよく。
もう、見返りは求めないことにしました。
うん、自分でも55は余りに酷い煽りだと思う。共感しちゃあ、いけません。 ・AmanojaQ
ttp://www.ku-da.net/flash/games/amanojaq.html
おお! タイトルから凝っている。目が動く。こういう無駄っぽい拘りが、その無駄っぽさから言って好きだ。
好きなんだからショウガナイ。
中身はマウスを効果的に使ったゲームが十数種類。
マウスで円を回らせるのなんて、とても良くできていると思う。
クイズは周期的に被るが、パターン化していないので、退屈に陥ることがなかった。
むしろなまじ慣れてしまうと、アマノジャクの罠に引っかかってしまうので、結構ハラハラする。
ルールから言って、複雑になって難易度高めになるかと思ったが、どれも初見で直感的に分かる問題となっていて、とてもやり易い。
その直感に一捻り加えたのが、本作のミソかな。
ただ若干、問題のバラエティーが少ないようにも思えた。
種類を増やせば、flash版メイドインワリオみたいな感じで、文句なしの出来になると思う。
でも、到底、敵いそうもないスコアランキングを見る限り、やり込みの度合いは深いようで、周期的に問題を解いていくことに、中毒性があるのかもしれない。
ただ僕は、そこまでやれなかっただけだ。でも、ライトユーザーの僕でも、面白いと思ったよ。
ここまで作りこんでるなら、アマノジャクを外した王道でも遊んでみたくなる。
オススメ。 ・16ヒーローズ
ttp://ichikuro.com/production/16heros.html
バーコードバトラー、AAバトラーに通じる面白さがある。
それだけでなく、友人、知人、芸能人、何でも好きな名前を入力して、キャラが出来るまでのワクワク感。
名は体を表す。受け皿の広さを感じさせた。
LVアップやアイテム所得によるキャラそのものの能力アップが無く、
本当に名前だけで、職業、アビリティ、アイテム、ステータス全てが決まるというのが、潔い。
戦闘もオートだし、セーブもオート。
RPGの醍醐味でありながら、作業っぽくなる部分を、排除したのは、とてもチャレンジスピリットを感じる。
発表当時にふれてみた時に感じた不満点。
闘技場がランダム対戦で、今一つどれだけ強いキャラやチームを作れたのかが、わかりにくかった点。
これが、今やってみると、改良されている?
闘技場の敵がレベル性になったことで、やり込み要素に達成感が加わって、スキの無い作りになったと思った。
でも、重くて、僕のヘタレパソコンでは遊べなかったっす。ごめん。
遊べる人は、またトライしても面白いかもしれない。
最初、バランスが悪いと思ったのが、毒?のダメージやリジョネ的回復の速度が、早すぎて強力すぎるところ。
でも、そこも改良されてるかもしれない。
これは力作っすね。注いだエネルギーは半端ないだろうし、それに加えてゲームベタな僕でも楽しませようとする親切心も感じた。
十分に遊べないのが、悔しくもある。そんな出来。 ・弾かせてみた
ttp://nanos.jp/joojoo/blog/3/34/
全体的に作りは荒いけど、楽器を演奏する動きと音の同期は、きちんとしている。
そっち方面に造脂が深いのかなとも、思わせた。
画面を固定して、始まりから終わりまで統一感を持たせて、短めの尺で終わらせたのには、好感。
雰囲気に浸れた。
ストーリーや絵の上手さで勝負するというより、左側の女の子の手のような、ささやかな動きで勝負してるって感じ。
うん、それで正解だと思う、かな。
ただ、最初の「静かになるまで……」の文字の箇所は少し蛇足ぎみっぽく感じた。 ・鳥獣ギガバイト(全8話)
ttp://www.youtube.com/watch?v=X7-_w3JFdnM
チープな感じ。
紙芝居的で、間や緩急が余り機能していなく、声も字幕の方を先に読んでしまうし、何処か感情が篭っていない。
うーん、これは映像でやる意味があるのかと思った。漫画とかの方が、合っているんじゃないだろうかと。
それが第一話、第二話で感じた印象。
でも、話が進むうちにトリ語やセリフなしで絵だけで魅せる演出が増えていき、音楽も入っていき、Flashアニメとしてだんだん見易くなっていくのを実感。
でも独特の雰囲気は変わらない。
そしてこの下らなさが、他にはない個性になっているようにも思える。
これはこの塩梅で、このままでいいのかも。
下手に上手くなり過ぎると消えてしまう旨味があるんじゃないだろうか。
気を構えて観るというより、暇つぶしに観るほうが自分には合っていた。
大笑い、というより、脱力系って感じで。
個人的には第3話がツボ。
・ばらの花
ttp://www15.plala.or.jp/Notebook1/baranohana.html
寂しい? 虚しい? 何か閲覧後に心にぽっかりと穴が空いた感じ。
短篇集、なのかな。日常の一コマ一コマを覗いたような。
最初のエレベーターや中盤の電車など、ディティールに凝った画は、強く印象に残る。
「ワレワレハ宇宙人ダ」とか、涙を滲ませる青年の顔とかのミステリアスな感じも。
うん、シーンごとの間がやや長め。
精緻な背景などで、飽きを感じさせなく、そして寂しさを備えた読後感もそこにあるのだろうけど。
前半は許容できたけど、後半は少し退屈してしまった。
だからと言って緩急をもっとつけたり間を切り詰めるのは、持ち味を殺してしまいそうで、いい打開策ではないと思う。
何か背景の書き込みや動きやカメラの使い方とか、別の解決策があるんじゃないのかな。僕には余り思いつかないけど。
「ばらの花」というタイトルだが、僕はタンポポを見ているような印象を持った。
地味でささやかだけど、都会の日常にも咲く、風に揺られる花。 ・もさもさマーチ
ttp://parafes.web.fc2.com/2012/sakuhin.html
柔らかな色使い、細やかなアニメーション、背景の書き込み、そして音との同期。
どれも凄く丁寧に作られていて、安定感抜群。ひとしきり和む。
イントロ部分、一番も二番も、こだわりを魅せていて、一気に引き込まれた。
中盤部分を削ったのには好感。癒し系の宿命だが、それでも少し間延びしたように思えたので。
個人的に巨大モサモサや馬飛びなど、作品中に溶け込んでいるのかそれほど突飛じゃないのだけど、かなり好み。
オチは、うん、「そこまで行くのかよ!」っていうツッコミを入れたくなるほど、驚きの展開を見せる。
ただ大オチは、何のために左へ左へ、マーチしたのかが結局、不明瞭だったので、やや消化不良感も。
ストーリーじゃなく雰囲気で魅せる作品だとはわかってるんだけど、僕の悪い頭は、それでも鮮やかなストーリー性を期待してしまい、
そしてこの作者さんならそれを実現できるんじゃないかと思ってしまう。 ・習作
ttp://yg10.floppy.jp/parafla8.html
こういう掲示板ベタ張り関係は、アニメ化や叙情的な音楽をつけるなど、そうした演出に陥りがち。
例)「結婚してよかったな」 堀下さゆり 君と笑った
ttp://www.youtube.com/watch?v=xUpM590VCgE
今作はそのアプローチじゃなく、時報ごとにテンポ良く短くネタを見せるという、
中々、元ネタを大切にしながらも、作者独特のセンスが光っている作品だと思う。
えと、こういう作品は語るよりも見るほうがいいと思う。
それでクスリとしたら、作者の勝ちって感じで。僕は負けました。 1みたいな人がいなくなった時がFLA板の本当の終わりだと思う。 778 :最低人類0号:03/08/25 21:50 ID:???
職人の分類と同じようにアンチの方法を分類してみよう。
・印象批評タイプ
別名脳内モデラー。脳内に自分の理想のモデルを作り上げ、そのモデルとの差という形で
批評を行う。脳内モデルがバランス良く、一定である場合には、その批評自体が
評価の基準として信頼を得るタイプ。
モデルを意識することなく、「なんとなく」印象で批評する者も多いが、それは感想文だ。
脳内モデルが日替わりであったり、文句を付けたいだけの場合はコロコロと基準が
変化するため、糞の役にも立たない。
「〜のようで○○だ。」「〜でないから糞だ。」という言い方を好む。
神のように幅広い知識を持った人物がこのタイプの批評を行うと、
その分野では神格化・カリスマ化される傾向にある。
書きやすく。モデル次第で何にでも文句を付けることができるため、安易にこの手法に走る
者が後を絶たない。
神以外のこのタイプの言うことを真剣に聞くと、その一貫性の無さに振り回されるばかりなので注意。
馬鹿にはお勧めできない評価方法 779 :最低人類0号:03/08/25 21:50 ID:???
・比較批評タイプ
別名優柔。印象批評が脳内モデルが絶対の神であるのに対し、こちらはもう少し砕けている。
2つ以上のモデルを比較し、その異なる点を述べ、差異によって作品を整理しようとする。
優劣を付ける場合もあれば、比較を通じて問題提起を残すだけの場合もある。
「○○はこうだが、××はこうだ、それは△△だろう」という言い方を好む。
いろいろな分野にまたがった知識を持つ人物がこのタイプの評価を行うと、
知識の拡散と集約が起こり、組織としては大変便利な人物となるタイプ。
しかし、意識的に比較となるモデルを提示しているのではなく、単に自信が無いために
2つを提示しているだけの場合も多い。見ていてイライラするアンチや。
結局何が言いたいのか分からないアンチはこのタイプが多い。
提示しているモデル自体が意図がわからないものだったり、痛い場合は目も当てられない。
気を使いすぎの馬鹿にはお勧めできない評価方法。 780 :最低人類0号:03/08/25 21:51 ID:???
・構造分解タイプA
別名マニア。作品をパーツパーツごとに細かく分解して考え、個々のパーツに対して
自分の得意分野に関して何かしらの評価を行う。
「このアニメーションは…」「この絵のパースは…」「この概念は…」という言い方を好む。
自分の好きな分野はとことん極めているタイプの人間が行うと、その分野の人間に
とっては神のような扱いを受ける。また、専門分野の知識の入り口として有効に機能する。
反面、興味がないものにとっては非常にウザイことも。空気が読めない場合には
本人は荒らしているつもりはなくても、反感を買うタイプ。
また、エキスパートになりたいワナビー君が評価を行おうとすると、気が付けばこの形となる罠。
周りが見えない馬鹿にはお勧めできない評価方法。 781 :最低人類0号:03/08/25 21:52 ID:???
・構造分解タイプB
別名コマ送り。作品をパーツパーツごと、特にFlashでは時系列にそったシーンごとに
分解して考え、個々のパーツに対して何かしらの評価を行う。
「このシーンは…」「先程からの流れで…」という言い方を好む。
作品を分解して考えるため、個々のパーツを洗練させるような技術を持つ者がこの評価を行うと、
作り手にとっては非常に役立つ評価となる。
反面、個々のパーツに執着してしまい、全体的な流れを見失った評価を行いがちでもある。
全てを真剣に検討しようとすると非常に根気の要る方法。
製作スキル途上中の製作者にとっては、評価というよりもむしろスキルを吸収するために
有効なノウハウでもある。
ただし、あまり分解しすぎると、作品うを作品として楽しむことができなくなる諸刃の剣でもある。
作り手以外が読む文章としてはつまらない場合も多い。
また、自分は構造分解タイプBのつもりであるが、結局タイプAに行き着くこともしばしば。
いつまでも一般観客でいたい馬鹿にはお勧めできない評価方法。 782 :最低人類0号:03/08/25 21:52 ID:???
・記号タイプ
別名キバヤシ。作品をひとつの素材として捉え、一般的な解釈とは違った解釈を作り出す
評価方法。評価というよりは、むしろネタである事も多々ある。
「一見○○だが、実は××というテーマが隠されている」
「俺達は何か重大な(略」という言い方とメガネを好む。
製作者にとってすら、思いもよらない解釈を生み出すため、はまると非常に「面白い」 評価となる。
妙な知識とバランス感覚を持つ人間がこの評価を行うと、その評価は
作品を超えて新たな作品に昇華する事すらある。
反面、中途半端な知識やバランス感覚の無い人間が行うと、非常につまらない、質の悪い
パロディや妄想として扱われる。
また、作品が作品を生み、その妙なエネルギーの連鎖から、どこか遠いところまで
行ってしまう事も多い。
面白い反面、製作者のスキルアップには何の役に立たないとこもしばしば。
しかし、ネタに走ってさえなければ、感受性の強い製作者が、自分の作った作品の解釈の
され方について悩んだり、新たな表現の方法を受け取ったりするのは、この手法が多い。
前しか見れない技術馬鹿にはお勧めできない評価方法 文芸ナイフ
ttp://homepage1.nifty.com/shimada_lisa/knife/index.htm >>85
どうも、お気遣い頂き、ありがとうございます。
でもごめんなさい。わたしは>>1本人ではありません。
1の妹です。
兄は、太郎兄さんは、昨年、生を終えました。
思い返せば、まだコートを羽織っていた春先に、
「花ちゃん、もしもの話だけどさ、僕の葬儀に絶対、流して欲しい曲があるんだ、まだタイトルも知らないんだけどね」と熱く語っていました。
そして先月、糖尿病で、足が黄色く腐り、切断してから、とても弱っていきました。床ずれをおこし、顔にシミが点々と付いていました。
ジョークだったら、良かったのに。
でもでも、最後の最後に、
「でも僕の記憶の中に最後まであの曲は寄り添ってくれる。何か思い出を独占した気持ちで嬉しいんだ」
とか
「走馬灯ってあるだろう? あの時にあの曲、思い出せないかな。
時代をさかのぼって僕たちが産まれた意味を知るとか、一度きりのこの世にアリガトウサヨナラすることよりも、それが最高の楽しみなんだ」
とか
掠れるような声でささやいていました。きっと、兄は幸せ者だったのだと思います。
わたしの名前は山田花子です。
兄の名前は山田太郎です。
わたしゃ、ウソつきです。 日刊19時、スローペースで紅白かんそー。メモ代わり。ネタバレ前提。
☆紅白FLASH合戦2012
ttp://flash-rw.com/
ちなみに、わたしゃ、こんな奴です。
ttp://dall.nobody.jp/menu/special2.html 荒削りの宝石
・紅白FLASH合戦2012 オープニング
-LeadGrimStarEon-
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm19696902
あぁ! これは力作。
光の当て方が綺麗、というだけじゃなく、奥域や立体を意識した重厚なシーンの連続が、情感のある歌声とマッチ。
比較的スローテンポで進むのに、時間が短く感じられた。緩急、時の制御も流れるように自然で、心を揺さぶる。
前半部分。緑の壁の光沢や紙吹雪が星に変わるなど、さり気なく流してるけど、うん、とても魅かれるものがあった。
2分20秒辺りから、作風が変化した?
というか弾けるように、立体を効果的に使った映像になっていると思う。波の入れ方がヤバイ。
その代わり、ちょっとそれまでのメッセージが、途切れているような。
最後らへんは文字が重なってゴチャっと感。
合作だったのかな。
立体的な映像とバラード的な音楽。その壮大な舞台ではAAが少し浮いてしまった。
前半のイラストも後半の3Dも。(でも、AAそのまま、文字記号そのままだったのは、溶け込んでいたっぽい)
メリハリに為ってると言えば、そうなのだけれども。 ファンシーなAAとミクロへの拘り
・オープニングその2
ttp://flash-rw.com/rw2012/02.html
可愛いAAがずらずらっと。
FlashでAAが頻繁に題材にされ、2chでも沢山のAAスレが賑わっていた頃を思い出させた。
本当に多数の種類を起用していて、その特徴をしっかりと掴んでいる。オデンマンやコケモモなんて覚えてるというか知ってる人っているんだろうか。
これだけ旧知のAAに詳しいFlash作者は、あの人しか居ないのでは? と思って観ていたが、なるほど、やっぱりあの人だ。
心惹かれたのは、メッセージを前面に出さなかったことと、パレードに台詞を使わなかったって点。
語らないことが、作品のほんわかとした空気とイベントを応援したいという意思を、実直に映し出す。
一本調子にどうしても為ってしまう構成だったので、1日目、2日目の間に長目の沈黙をいれ、曲を変えたのは、優しい工夫。
更に1日目のドラム、2日目のシャンシャンと、細かな音とキャラの歩様が同期している。さり気ないけど、音との一体感がある。
おかげで最後まで流し見になることなく、作品を見終えることが出来た。
粗探しをすれば、冒頭のステッキが色のせいか見分けづらいのがちょっと勿体ない。
今年はオープニングが2種類あるけれど、それぞれ本当に素敵。甲乙つけがたい。
美と愛らしさ、迫力と和み、対極にありながらも、どちらとも、とてもその先をワクワクさせる。 突進系、玉砕ギャク?
・マグカラ3
ttp://2nd.geocities.jp/ice00yah/mag3.html
アニメや絵だけでなく、音へのこだわりにも、凄まじい執念を感じる。
かなり感情が篭っていて色分けがされている声優、さり気なくも話を盛り上げるバックミュージック、展開にキレを与えている効果音。
どれも、とてもイイと思う。まー、わたしは見識が狭いんで、当てにはなりやせんが。
特に声は、綿密な打ち合わせをしたのか、キャラの特徴を立たせるほどに、抑揚がついている。
「モテない女の」は、妙にツボった。
1A ネタ的にちょとターゲットから外れて爆笑って程じゃないんだけど、テンポ良く進むので、くすりと軽快な笑いがやってきた。
1B グダグダな雰囲気が、笑いへの警戒心を解いて、とてもストレスレス。
2A どこか早いリズムで流されているというか、平べったい感じが残った。沈黙の間が少なくて、常に何かしら喋ってるって感じが忙しいって印象かなー。
2B ラストはちょっとキレに欠けるかな。
1と2。何か正反対。掴みどころが無いというか、このニョロンとした感じが、この作品の味なのかも。
えと、比較してみると。
こっちの方が途中に副音声とアクションっていう山場があるんで、入ってきやすかった。
ttp://2nd.geocities.jp/ice00yah/mg2-1.html
でも、演出面はずっと上手になっているし、旬のネタを貪欲に取り入れてるし、シリーズものだけど、お約束すれすれの設定のおかげで初見でも違和感ゼロ。
『夕子』: 台詞
のような発言主の記載は、字幕だけなら必要だろうけど、個性的な声優で十分に声の主がわかるので、うーん、余分っぽいような。
わかりやすさ最優先で入れたのならオッケーだろう、でも、親切すぎるような、これは、よう、わからんっす。 ナポリタンにタバスコを!(って本場のイタリア人は怒るだろ←自分ツッコミ)
・郷愁カフェ
ttp://hyoehyoepa.web.fc2.com/clips/rw2012.html
うん、雰囲気が伝わってきた。
少し背伸びしたい時期に飲み始めるもんだよね、ブラックコーヒーって。何だか共感してしまう。
ただ刺がないというか、何というか。
余りに当たり障りのない文章なので、ちょっと引っかかる所を見つけにくかった。
写真とのギャップ、隠れ家と言う時にちゃぶ台を出す辺りに、新鮮さが感じられるけど。
後半になるにつれて写真が、かなりテキトーっぽく感じてしまった。
それとゆったりとした曲や文に対して、ややテンポが早すぎて、駆け足ぎみっぽくないか。特に最後辺り、曲も中途だし。
追記:
でも考えてるうちにこの刺激の少ない感じ、落ち着いた感じは、軽食で午後3時辺りの時間を潰す
馴染みの喫茶店そのものの雰囲気なんじゃないかと、思えてきた。
タイトルからして、作者の狙いもそこにあるような。
あーダメだ。わたしは、刺激やドラマ性を求めすぎていて、飢えていたんだと実感。
こうした自然体で等身大の作品って、もしかすると、淘汰されていて、却って絶滅危惧種、というか貴重な作品なんじゃないだろうか。
そう思った。駄目だな自分。でもでも、もうちょい、ゆるゆるしたかったかな。 イヤホンやヘッドホン。なんて愛おしくて、儚い響き。
・noise
ttp://www.youtube.com/watch?v=kqc5c-cmzcY
ごめんね。普通にスピーカーで聞いちゃって。
構成はかなり好き。「何だろう?」と思わせておいて、少しずつ展開を読ませ納得させていく。
それをオチで綺麗に収斂する。投げやりっぽくも前向き。短い中にも、キレを。
絵も素敵。
キャラをかなりシンプルに省略しておきながら、
部屋の小物を五月蠅すぎず寂しすぎず配置していて、アパートの住民の行動原理や、画面の賑わいへの面白みを感じた。
絵上では盛り上がりながらも、混乱しないで、すんなりと入ってくるデザイン。
後半での人間像と対照的でメリハリにもなっている。
個人的に「ゲンキデスカー」がキタ。
こういう遊び心は、眺めていて心をくすぐる。
うーん、でもさー、最後の最後で文字に頼っちゃだめだよー。Aちゃんさー。
最低限の文字情報で、音と絵と記号で表現しようと志したんだろうからさー。貫いてくれよー。少々わかりにくくても、勢いがあるから気にしないよー。
ってのが唯一の不満と言えば不満。ちょい高望み。 糞フラ、ボンジュール!!!!11111
・ひでびっちの冒険!
ttp://www.magurogaeshi.com/hbt001.html
酷い。
まず声が聞き取れない。色気が全くない。「きゃー だれかー たすぅけぇてぇ」(棒読み)
その上、字幕がない。よくわからない。でも、よくわからない方が健康的な気がする。
最初の地球のシーンなど、ミスリードの仕方は上手。
カメラの動きや構図、大胆なアップの仕方や胸を開いたら「ひでびっち」など、見所もある。
でも、予想を超えたナナメ下の展開に、もう、どうしようもない笑いが。笑いすぎて、泣けてきた。
エロって言っても、ここまで個人的趣向を、媚びずにダイレクトに、しかも手間ひまかけて、発露するってのは凄いことだと思う。
それでも羞恥心や嫌悪感を与えられなかったのは、作品のエロの方向がオープンであけっぴろげだったからだろうか?
ひでびんの「ひでびっち」、ネーミングから突き抜けている。
やや後半は失速というか、無理やり終わらせた感が。
もっときちんと締めれば作品の質は上がる気がするが、それではこのフラッシュの底抜けの馬鹿らしさが落ちる気がする。
何というか、走りきった感に、自然と敬意が。王道のC級グルメって感じ。
ただ、パンツを食べられた後に、何故かパンツ履いたままの箇所があった。うん、野暮ったいな、そんなツッコミ。 ムズイ
・瞬殺王女パール 〜戦場の娘は前線で怒り、血に飢えた狼となる〜
ttp://nrf-flash.sakura.ne.jp/flash/pearl_okami.html
いやー、これは難易度高め。
ヘタレな自分は2面で諦め。
なので、まともな感想は書けないっす。ストレスが溜まってしまうし。
自キャラが敵に比べて大きい、ってのがイライラを増幅させてるのかも。自機のダメージの当たり判定が敵より広いってのは、ちょっと理不尽に感じる。
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm19592987
でも、3面までの動画が、あるのは、凄く親切で面白い試みだと思う。
見てるだけでも、ケッコウ楽しい。
追記
屍を重ねた末の上達感
剣のみの攻撃に開き直ったら、何とか4面、次いで6面まで行けた!
剣はかなり使える。見た目よりも射程範囲が一段広い。届かないと思ってた敵にも当たる。
これを演出ミスと取るか、癖と取るか。けっこうやっている内に、馴染んできたので、癖の方かな?
剣での弾返しも、少し出来るようになった。というかこれが出来ないと、至近距離でモナーに弾を撃たれた時に、打つ手が無くなってしまう。
死にまくりながら進むゲームは、わたしにはちょっと合わず、やはりストレス。
でもステージクリア時のやり遂げたー感は、大きかった。
憎らしい銃モナーも惑わされるステップを踏む剣ギコも、ステージ毎の特徴も、公園を抜け出した後のあの感じも、楽しかった。
結構ハマった結果のギブアップなので、後悔はない。 あれ?
・死んだあと
ttp://takeumac.6.ql.bz/RW2012/rw2012.html
一面のボスを倒して魂を交換したあと、先に進まない。何でだろ? ボロパソだからかな。
面白いと感じてただけに、うーん、もう少しやりたいんだけどな。
アクションは分かりやすく、難易度も手ごろで、取っ付き易く、導入部分は成功していると思う。
ストーリーとの融合、雰囲気は単体のアニメ並みに醸し出されているし、邪魔ならスキップも出来るようになっていている。
ただ、ストーリー進行のテキストでのzのピッ音はケッコウ大きめで、やや過保護かな。 :追記(いやー、手早く対処できるのが、イイところっすね。やれたー)
ゴリ押しでいける難易度がありがたい
面白かった。よかった。
最初のボスはヒットアンドアウェイで隅の方の足場まで攻撃し、追い詰められたら上段へ二段ジャンプで乗り越える。それでイケた。
後は敵を出来るだけ多く倒しスコアを稼ぎ、アイテムを貰えば、無敵時間を利用してダメージを受けながらでも攻撃や包丁連打でラスボスまで倒せる。
多分、ノーダメで行けるコツとかもあるんだろうけど、何だろう、この易しめの難易度がとても好き。
それは先に進みたくなるストーリーと、雰囲気のある地獄の世界という魅力と、途中の意味深の選択肢が、ゲームへの動機を増加していたから。
肯定ED、 否定ED の分け方に、凄く刺激を受けた。
現実逃避ED 、現実直視EDにも変えれるんじゃないかと思うくらいに、否定EDへの進行を好意的に受け止めていたので、とにかくオチに衝撃を受けた。
えっ? だって、仮に地獄に行ったとしても、今が過去になったとしても、今生きている自分を大切にしたいじゃん。たとえ醜いものでも直視したいじゃん。
ていうのが俗世から解脱をしきれない、わたしの中の弱さなのだろう。
この作品のストーリーに、納得したって訳じゃない。
でも、共感を呼ぶストーリーとは別で、ああ、こういう考え方もあるんだ、って実感することは、とても記憶に残り頭の中をくらくらさせる。
ただ終わり辺りは寂しいかな。ちょっと真っ黒だったので、余韻が欲しい。
後はダメージを受けたとき、後方に吹っ飛ばされるのは味だけど、キャラの方向までダメージ主とは逆方向を向いちゃうので、ちょっとイラっとした。
でも二段ジャンプ後でもダメージを受けるともう一回ジャンプできるってのが、上手くリカバリー出来てすごく嬉しい。
要望を送るとしたら、それくらい。ジャンプで髪とかなびかせたり、ストレスを感じさせない操作体系とか、凄く凝っていると思う。
細かいとこだけど
>否定EDのラスボス前の台詞で、「消える」が「き得る」に。 ほのぼのアクション系
・これが悪バスターの日常だ!
ttp://www35.tok2.com/home/syatineko/flash_nitiaku_nitijou.html
テンポ良く進むコメディ活劇。
高揚感のある曲に、効果音が映え、かなりイイ。
随所でセリフの中に絵や記号を取り入れていて、テンポアップと分かりやすさに一役買っている。
メリハリのある線と色彩が目を楽しませ、最後まで疾走感が続いた。
悪を倒した後の店内への切り替え方が、面白い。
戦闘はもろドラゴンボールだったけど、迫力がありニヤニヤして見れた。かめはめ波とか打ちたくなるよね。
取り入れ方として、良いエッセンスを抽出しているなーと思う。
中身はありふれた、くだらないものかもしれないが、そのくだらない日常をオーバーに演出すらからこそ出る面白みが本作では、くっきりと。
一話完結型の為もちろん単体でも楽しめるけれど、
シリーズを通して観てみても、明らかに丁寧になりテンポが良くなり、上達していく腕前やさり気ないクロスオーバーやネタを追う楽しみがある。
とりあえずな本編の終わり方は、ちょっと無理やりさを感じたが、おまけできちんとオチテイル。
と言うか、おまけはそのまま本編に組み込んでもいいくらい。 炭酸飲料水的な
・書き手語り部逃避行
ttp://3rd.geocities.jp/gyom4/escape_writer_teller.html
わからない。多分、わからない、と思わせるのが、魅力なのだろう。
線画が印象的。それとひらがなで埋まるシーン。こういう場面が幾つかあると、他の部分も妄想したくなる。
不気味一辺倒じゃなくて、くねくねするマネキンや、読めそうで読めない文字情報などに、チャーミングな部分も残っていて、混沌としている。
どちらかというと断片集的で一個の世界としての統一感は余り伝わらなかったけど、何というか瑞々しい感性の全力突進って感じを受けた。
サービス精神旺盛な、そうした諸部分が感情を揺らし、リプレイを押してしまった。
後半、何処か息切れ感というかパンチに欠ける部分が。
特に終盤、モララーが回転する所は、尺を引っ張りすぎたか。穏やかに流れる感じがあった。
やや曲との相性が悪い?
カオスミックスとあるけど、原曲にはサビに爽やかさや前向き感があって、このアレンジ曲はそれを打ち消していない。映像も意図したのかつられてしまっている。
だからか、最後には不安よりも爽快感を受け取った感じ。
ちょっと悲しい話かなとも思ったんだけど、もしそうだったのだとしたら、
不安や悲しさを煮詰めるにはあと一周半くらいもがき続ける必要があると思う。勝手ながら。
今の作風も大好きなんだけど、ね。 土台しっかり
・『DOGMATIC JUSTICE』
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm19696752
アニメのOPみたいだ。丁寧に描き込まれてるし、安心して見れた。
草の表現の仕方が、好きだな。
淡々と進む、分かり難い所がない。というのが良さでもあり、ネック。
見慣れてしまっている展開や設定。新味をあまり感じられなかった。
こういうアニメPV系だと、何か戦闘シーンとか迫力ある場面を期待しちゃうんだ。
また青ギコ桃しぃを主軸に、短い時間内で手堅く纏まっているのだけど、黄色キャラには消化不良感が。
続編仕立てなので、後々からんでくるのかもしれんけれど。
悲劇っぽい予感を徹底的に与えていて、さぁ次はどうやって展開するかって、期待感は確かに。
走っている箇所。丁寧に動いているが、やや遅めのアクション。背景の動きに比しても。 余韻が切ない
・覇王樹 『Lossy Compression』
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm19685430
冒頭、非常に掴みがイイ! ドッドの波紋が鮮やかに広がる。非日常に一気に連れてかれた。
数式、四角からの派生の四角の緩が長すぎたためか、少しだけ中だるみ感があったが、次の空と少女の登場シーンで盛り返す。
アニメとモーショングラフィックのイイとこどり。ストーリー性と映像美と音同期が重なって、消えていくラストが儚げで見終わったあとジーンとする。
ジャンルの垣根を越えて映像に命を吹き込んだからこその、それが散る切なさだと思う。
はじめ興味をそそられる違和感が、最後の方で馴染んでいくところが凄くしっくりとした。
複数回の鑑賞に導かれる、耐えられる流れがあるように思う。
展開がイマイチわからなかったのだけど、初見だけでもモヤモヤじゃなくスッキリ感というかカタストロフィー感を味わえた。
ノスタルジックでゲーム音楽を思わせる曲と、丁寧なドット絵の相性は抜群。
既に他作者によって使われていた曲だけど、新鮮でしっくりくる印象。選曲センスあるなー。 ・日常の中の非日常。雰囲気が好き
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm19590496
派手なアクションがある訳ではなく、比較的、扱いにくそうなストーリーなのに、サイレントにしたのはいいね!
それでも成り立つのは、キャラクターの表情と細かに動く仕草やジェスチャーが巧みだから。
画面から感情が溢れてくる、滲んでくるっていうのかな、作品の行間を共有できた感じ。
そして言葉が露出されないのが「秘密」っぽさを、倍加。
妙に「エロス」を感じる。エッチとか百合っぽいとかじゃなく、深い高揚感とドキドキ感。短い中にも確かな余韻が。
表情? 音楽? トータルのバランスの良さ? よくわからない。だけど、その「秘密」が分かったときもう一段階、高みに行ける気がする。
何気に止まっている場面、動かす場面が効果的に散りばめられていて、静動や緩急も意識して作られている。
表情など魅せるところではアニメを使い、止まっている箇所はカットを多く使い、飽きるのを妨げている。
オチは幽霊なのかなー、とか一捻りすると思っていただけに、ストレートだったのが却って鮮やか。
感情の揺れも、想像の中で補える程、意外性もありながらの納得感。
「しー」から指切りまでの動きが、自然で丁寧で、ツボ。
ただ、冒頭の目元が隠れているのは、トーンが外れているような。
あとは最後に抱きつきに行くシーン。それまでの位置関係からか、紅い女の子が逆方向に走っているように見えてしまった。 わたしは根性無し
・兎陰謀2012
ttp://mkhighland.yu-yake.com/sqny1221.html
あー、ダメだー忍耐が続かない。
絶賛放置プレイ中のM属性の強い自分でも、この手のFlashには合わないのを実感してしまう。
台詞とか読めたり、選択に遊び心があったり、手間をかけていると思わせるのだけど。
追記:
牧場、戦闘あたりでギブアップ。
相変わらず凶悪な難易度。それもプレイヤーのゲームの腕ではなく、運と直感と根気がかなり、かなり、必要。
ゲームオーバーは死にまくり。無理に死にまくり。
そこそこハッピーだったりクスリとしたり、死なないゲームオーバーもあってもイイかなと思うけど、
ここまで徹底的に殺伐にしたのは、確信を持って行われた作者の執念だろう。
これ、クリアした人いるのかな?
誰にも知られないエンディングはちょっと悲しいけれど、何人も挑戦して未だ誰も未到達というのは面白いかも。
毎年、スタンスは微塵も崩れない。これはちょっと凄いことかもしれない。 新文章系?
・Good-bye Vectorworld
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm19698531
文字の出し入れが、何というか、わたしの視認力に合った。
読めるか読めないかのギリギリの境目(でも読める)にある為、かなり力を込めて画面を見つめてしまった。
文字の出し入れは装飾的になりすぎず、多彩な表現で、ずば抜けたものを感じさせる。
モーションタイポグラフィって言うのかな?
特に右から左に る
ませる
. 読ませる、こう言う表示方法は、既成概念への不意打ちみたいで刺激的だった。
かと言って読みきる前に閉じない絶妙のテンポや前振りの表現が、テクニックに溺れているのではなく、きちんとそれを利用しているのを感じさせる。
内容はよくわからんのだけど。雰囲気だけで圧倒された。
所在のない孤独な「わたし」が、世界と繋がり、でもその中で「わたし」自身が溶けてしまって存在意義を失ってしまう、って話なのかな?
うーん、的外れっぽい解釈。
曲が不思議で切なさ混じりで、それが真面目な独白調の文章と、とても合っていると思う。
映像も少しずつ色が足されていって盛り上がっていく感じで、文章詰め込み系じゃなく映像だけで最後は引っ張っていて、これもかなり好み。
作品全体を通して重力や浮遊感があって、それがふわふわとして危うくて、一本の緊張の線になっていると思った。縦の動きが心地いい。
ああ、わたし、自分でも纏まんないなぁ。 ハートフル
・キングカオスHP50000
ttp://www.a.zaq.jp/yabezumu/king.htm
温かい二人の交流に、とても心がホワンとなった。
細かい部分も描き込めてる。
勉強をしてテストの得点があがってるところとか。ちょっとだけ出てくるコンビニ内の様子とか。「やる夫のスレ立て」からの流れるようなネタの連発とか。
あと、台詞を出すタイミングが練られている。ちょっとおどおどした間があったり、熱っぽいスムーズさがあったり。
慌ててない。急かさない。退屈させない。
本当に些細な部分なのだけど、自然と引き込まれた。
トレーディングカードゲーム(わたしの時はカードダスやメンコだったよ)というトレンドの題材を使いながら、郷愁を与える展開に持っていき、
攻撃力・防御力と複雑なルールに陥りそうなところをHPだけ、という大旦な省略を行い、タイトルから一貫させて、説得力をもたらしている。凄く上手。
このキャラである必然性は? と思っていただけに、後半の電車でのドクオの一言が、うん実に「独男」っぽくて唸らせるものがあった。
不器用なんだよね。それが不快ではなくて、深い。
たとえこれから離れ離れになったとしても、孤独を打ち明けられたことが、もう一人ぼっちじゃないことの証明。
それと変に感動的に演出しないから、感動できるんだろうなー。
ただ「作為的な偶然」が、終盤にあって、そこで少し冷めてしまったかな。
物語としては当然の帰結なんだろうけど、まー、個人の好みの問題だけど、強引かなぁと思ってしまった。
うーん、必要以上にセンチメンタルになるのを避けた? ハッピーな終わり方は確かに心休まるものだけど。
ちょっと理詰めに。(理屈より感情に訴える本作品には合ってないと思うので、何の効用もないです。えっ? 全部そうだって?)
例えば、入ったバーがカードバトルが流行っているバーだったりとか。
ショボンが久しぶりに故郷に帰ってきたとか。
幾つか「夢や奇跡」を「ありうる偶然」に変えるだけの、段階というか伏線みたいなものを入れると、もしもオチが悟られてしまったとしても、よりわたしの心に響くと思う。
でも、このままでもいいと思う。
2、3年後、また観た時に、また違った感動を与えてくれる前向きなノスタルジーと普遍性を持つ作品だと思うから。 CMとかもいいかもしれない
・紅白FLASH合戦闇鍋@居酒屋なう .
ttp://www.youtube.com/watch?v=af6-4IXiGHg
ああ、リラックス。心がほどけていった。
絵は適当なんだけど、ヘタウマ路線をいっていると思う。
てきとーに何だけど、文も絵も、自分が全力で文章を書いても、叶わないくらいに味がある。ああ、基礎力のある人が羨ましい。
それとテキストスピーチが「楽しい国語」並みに、雰囲気に合っている。
本気作品が居並ぶ中だからこそ、凄く癒された。ありがとー。 限りなくストレスレス
・年末の大掃除を始めるよ!
ttp://multip.net/view/T9k45QLBrh
気になったのは行間のスペースと、箒(ほうき)という字がムズイかなーと思ったくらい。
元ネタ譲りのほのぼのさとキレが両立したオチは面白かったし、和んだ。
無理にアニメ化しなかったおかげか、構えて観ることなく、自然と眺めることが出来た。
こういうの、イイね! チャレンジスピリット
・巨大文字AAで吹いたら死亡
ttp://www.geocities.jp/sumi_flashpage/big_aa.html
巨大文字AAで表現されるところを、様々なフォントや文字表現や文字の出し入れに変えて多彩に攻めている。
音楽といい、タイミングといい、とても攻撃的。破壊的。
ただ、それで笑えるかというと……
悲しいかな。曲のビートの激しさと表現力がありすぎるために、元スレのように任意で気軽に楽しめる感じが消されている。
「ひでびっちの冒険!」の方が、ネタ的には際どいにも拘わらず笑えたのは「何言ってるかよくわからない」という点だった。
これは何言ってるのか十分わかるし、分かりすぎるくらいに丁寧に文字構成が行わている故に、文字内容がそのまま突き刺さる。
相方が居なくなってからの一時期のカンニング竹山みたいな感じ。わかりにくい例えだな。うーん、漫談というより怒鳴ってる感じ?
ただ、今までのアプローチとは違った試みは面白かった。
恐らく従来のアニメ系ほのぼのを持ってきたら、わたしはマンネリ感に支配されていたと思う。マリオU面白いのに、それでもマンネリと言われるサガ。
これは笑いのヒット率は低かったけど、飽きてしまうような間延びは一切、感じさせなかった。妙な爽快感もあった。
それと何回か観ているうちにくすっと笑えたりしたので、曲の勢いとそれと同期するネタのスピード感が高速過ぎたのかもしれない。
うーん、軽くなった看板を抱えて、フロンティアを突き進んで欲しいな。願望だけど。 ・巨大文字AAで吹いたら死亡
これはうわぁ…としか言いようがない
AAなら救いようがあったけど >>114
AAの文字への加工は、恐らく最も力を込めただろう部分のような感じがして、そこが諸刃の剣になるなんて。うーん、皮肉。
オシャレ?
・FANTASY
ttp://www.youtube.com/watch?v=7K7jr3hAMi8
冒頭部分、余りに動きがないので不安になったけれど、溜めてたのかー。
ピーク時の演出のスピードは目が眩むほど。ポケモンショックとか起こしそう。
チェスの駒が落下する感じも素敵。
強烈な緩急を持った、尖った作品だと思う。
また色彩のモノトーンからカラーへの艶やかな転換など、ギャップ差による視線への刺激がビンビンくる。
音楽もファンタジーとは少し離れた難しそうな曲を使いながらも、最後まで走り続けている。
FANTASYそのものと言うより、その崩壊を描いたのかな? そんな印象を持った。
「幻」という漢字にやや違和感。
多分、硬質で頭脳勝負な理を司るチェスという題材と、幻という靄のかかったあやふやさが、ミスマッチだったんだと思う。
外国人にとっての漢字のタトゥーのように記号的に受け止めればまた違った印象を持つかもしれないけれど、
どうしても意味が浮かんでしまう日本人なので。 雰囲気はOK、話の詰め方は(?)
・Candela
ttp://www.geocities.jp/itigomann1515/FLASH/cd.htm
この人の過去作を見ていて思ったのは、「目が残念」という所だった。
だから、犬が目を開ける時が、一番どきどきした。
結果は、顔に比して目の占める割合が多め、更に黒目に対して白目が特異に大きい、という違和感は確かにあった。
ちょっとドラッグがキマってるかな、と思ってしまう目。
でも人物は、その目も含めタッチよく上品に描かれていて、情景にも力が入っていて、カバーしている。
特にオチの情景は、足跡とロウソクが魂の道しるべのようで心に迫るものがあった。美しくも儚げ。
ただ、シンプルそうな話なのに、ちょっと分かりにくい難解な場面も。
と言うのも視点が女の子と犬のどちらに当たってるのか、乱雑気味。焦点がぶれていると言うか。
長尺ならそれもアリかもしれないが、この短さでは、サイレントでは、余計な混乱をしてしまうデメリットの方が大きく出た気がする。
また突如出てくる女性(雪の精霊?)など、中盤以降にやや描写不足な部分も。
命を奪う吹雪にもなりうる雪を見て微笑む女性の初々しさなど、前半が丁寧なだけに余計に際立つというか。 :追記
眠る前に頭に浮かんだので、考えてみた。
犬と少女のその後。
足跡とロウソクを辿って、二人は無事に再会できたのだろうか?
少女の方は雪山を超えれたと思いたい。というか、そうであって欲しいと祈りたい。
しかし、犬の方は。最後に見せるアンニュイな表情。もしかしたらと、哀しい予感がする。
作者はハッピーエンドを意図したのかもしれない。でも、誤読でも、誤解でも、そう考えると胸が一杯になった。
どちらも話としてはありふれているのかもしれないけれど、そうした想像の余地を残した終わり方が、作品に魅力を与えていると思う。
それを活かすには、前述したけど、もうちょっと作品内でしっくりする分かりやすい話の流し方が出来ていれば、と思う。
もやもやっとした感じが話の中にあって、だから話の外にそうした想いを巡らすのに、時間が掛かってしまったのかなーと。
っとちょっと余裕のない見方になっているので、休憩。本日はこれにて! 大学二年生的
・時の世界と創造主
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm19697367
あー、うー、あー、うー。
中身や雰囲気はとても厨二的。セカイ系って感じ。ツンデレ系ヒロインに草食系男子。
でも、絵の力と音の力でそこを脱して、取っ付きがイイ感じになっている。
所々、やや過剰気味にヒロインのイラストというか写真集的なものが挿されている。
これはストーリーというより可愛いヒロインを描きたいっていう欲求からなのかなって思うけど、実際に絵として魅力的なので、うん、底力を感じる。
ストーリーを掴みにくいという点や、二人以外の生命が芽吹く印象を持つような活写が少ない、「可笑しいわね」の意味がわからない等の難点は幾つかある。
あとは「絵本」の比喩よりも「時を巻き戻す」とストレートでもとか、雨が降ってるのが伝わらないとか。わたし的な好みの問題だけど。
けれども、艶のある絵と画面展開と描こうとしている世界観の大きさで、観た後、救いの無さにとにかく切なくなった。
画面や色合いに透明感があると言うか、凄く見やすく、綺麗な画。
長所と短所が両極端に、これ程はっきりしているのも珍しい。
こうした作品を作り続けるのなら、声優や脚本といった他の誰かとコラボレーションするのも、見てみたい。
コラボした音楽との一体感は大きかった。リズムに乗って話に引き込まれた。特に昼夜の切り替えや最後辺り。
もっと、そういうのを試みたら足りない部分を補えるんじゃないか、視野が広がるんじゃないかって。 ・コスパは良さげ
とある兄弟の大晦日
ttp://muyamix.sitemix.jp/contents/flash/sasuga_miso.html
日常そのもの。日常の中の奇妙な不思議でも日常の中での大きな事件でもなく、年の瀬の慌ただしさの中、淡々と時間が流れていく。
ドラマとしては物足りないが、そういう捉え方で観てしまったのが、損をしたと思わせるものが。エッセイ風味って感じ。
「年明けは、近い」「どこまでも、響いていく」辺りが、さり気なくも流石と思わせた。ちょっとキザっぽい流石兄弟だからこそ。
どうだろうなー。何か雰囲気が出ていると思う。
何でもないことをとても楽しく営む、何処にでもいそうな人たちの、温かな家族愛。
妹者はもう完全にAAから離れて、人になってる。ああ、何か懐かしく感慨が。
神社はモブというか背景に混み合うキャラクターを配置すると、雰囲気が出るかも。妹者を見失ったり、列に並んで間に合うかのドキドキ感とか。ちょと寂しい。
坊主Aが……
系統は嬉しく嬉しく、古典的文章系っ! って感じ。
やや描写は大雑把だけど、平易な表現で、飲み込めないところもなくスラスラ進む。
視点が兄者に統一されているので、凄く入り込みやすかった。
クリッカブルでページ送り形式が優しい。クリックで進む方式の難点として、音との細かな同期が出来ないって点があると思うけど。
数曲の音楽で展開を仕切っていて、鐘を打つ音がアクセントになっていて、ダレを感じなかった。 しみじみと。
・海辺の魚【後編】
ttp://sound.jp/atamanoki/kouhaku2011.html
一年ぶり。完結おめでとう!
相変わらず美味しそうな料理を描くなー。
大分、伏線回収に時間を取られたようで幾つか説明っぽい感じもあったけど、滑らかに話が進んでいく。
従兄、靴、漫画家。うーん、ここら辺はちょっと超展開っぽい。予想ができない意外性はあったけど、かなり力技なんじゃないか?
でもキーとなる写真の伏線は、きっちり回収していると思った。
綺麗にまとまってる。
心の奥まで踏み込まず、微妙な含みをもたせながら、物語はゆっくりと閉じられていく。
距離を縮めるのではなく、離れることによって。
一人一人それぞれの道を行くっていうのかな、自立っていうのかな。揺れていく多感な青春って感じ。
淡々としているが、何処か応援したくなるというか、後押ししたくなるような、そんな後味が。
設定だけじゃなくストーリーによって、何気ない会話とかでそれを与えられた。言葉では表現しきれない、表現しようとしたら消えてしまう妙な気持ち。
それと音楽、特にテーマソングが、かなり雰囲気作りに貢献してると思う。不思議さと鋭さを併せ持つというか。
全体を観て、タイトルが、どうも、イマイチしっくりとこない。うーん、何だろ。
あとは絵や写真のチョイスは凄く馴染むのだけど、人物の顔の描写がイマイチそれらに追いついていない。
もうちょっと繊細な表情で魅たかったし、特に横顔がちょっと微妙。 弾き語りポップ
・rainbow
ttp://youtu.be/sTRprIkgqic
タイトルから七つの線系かなと思っていたので、ケッコウ多彩に責めてきたのには、いい意味で驚かされた。
曲がいいね。どこか陽気で軽くて。
映像もそれに合わせて、手作り感と軽やかさを演出していると思う。ただ、若干、音に乗り切れてない感が。
やや、尺は長めか。ちょっと飽き始める頃に、3分が終わった。メリハリや山場や緩急が足りなく、一本調子っぽいのかも?
でも演出は頑張っている。たくさんの時間と色々な創意工夫が垣間見える。
(「頑張っている。努力している」そうした言葉が「凄い」という言葉よりもどうしても先に出てしまう。)
実験的な作風だが、その手探り感に面白さがあった。何だろう、小学生の化学の実験的な感じ。
四角を中心に用いた作品は、自分の中でこれが壁になってるのかな。
鋭い音同期とか、徐々に足されていく構成の妙など。
em 『Simplicity』
ttp://www.nearlynothing.net/images/simplicity.htm 心地よさ120%
・Forming
ttp://www.geocities.jp/karoeya/movie/forming.html
圧倒されるというよりも、馴染む感じ。
思わず、リプレイしてしまう中毒性も感じる。
音との同期だけじゃなく、その特徴を踏まえた映像のシンクロが、かなり上手くいっている。
デザインも整っている。疲れない、心地いい、色彩も嬉しい。揺らぎが気持ちいい。
画面を目一杯に使い、敢えて見切れさせることで、迫力を出している。演出の妙。
3D表現が自然で、嫌味ったらしくないんだ。とも思った。
冒頭のForming以外、強く意味を主張するシンボルや言葉を省いたのは、潔い。
スタッフロールさえ、付けていない。
だからなのか自然と何も考えず、映像へと浸ってしまった。
意味がないところに意味がある。
動画を観続けて疲れていた中で、爽やかな秋の風が吹いた感じ。浄化される。
うん、ごめんね。指摘するところが見つからず、抽象的になってしまって。
(強いて言えば青バックに四角が入り乱れるところが、立体というよりややごちゃっとしている感じ? 好みだー)
でも、凄くイイと思うよ。お手本になるくらい。 ドンキホーテ
・紅白FLASH合戦'12〜紅白妖精の裏技〜
ttp://plus.kakiko.com/sappuunotate/RW2012.html
際どいネタで来るなー。最後の最後、叩きつけられた感じ。
下ネタとブラックジョーク中心だけど、画が丁寧で、自覚的な感じで行われてるので、不快感は少ない。
任意で進む形式になっていて、かなり負担が低いというか気軽に読むことができるのが、中身と相反して、実に親切。
ページめくりサウンドノベル形式flash。
セーブ機能は大丈夫かな。これくらいの軽い文章なら、一気読みもさほど苦にはならなかった。
所々、話が飛ぶというか、脈絡もなくネタが挟んである。でも、そうした「無駄」を楽しむ作風なんだろうか。
そんな雰囲気があって、結構スンナリと入ってきた。
第二話の無理やり挿入された冒頭がヤバイ。大丈夫の強引な台詞回しがクセになる。JOJOっぽい、ああ、いいっすねえ〜。真冬なのに焼いてかない?
ネタはヒット率は低いものの、話全体がネタだらけなので弾数は多く、ハマる所のにはとことんハマる。ホームランバッター。
所々、この「紅白flash合戦」やflash「クリエイター」が保持しようとしているブランドイメージをズタズタに切り裂こうとする気概は、とても刺激的。
オリキャラじゃなくて、善意の固まりで出来たようなマスコットキャラクターやアニメキャラにやらせたのが、慧眼。身近な素材で、ギャップ効果が、かなり大きい。
うん、このスタンスは個人的に好きだよ。
恋文と称した、催眠商法ツボ買え自主制作アニメよりも、ずっとズシンと来るものがあったよ。(わたしの腹は、どす黒いのです)
オ○ニーって、Flash制作だったり、こうして駄文を書く事へのアンチテーゼかなあ。自覚しなきゃいかんですね、わたしも。
ただ、戦おうとしたflash紅白自体が予想よりも危篤寸前だったのは誤算だったんじゃないだろうか。
ヒットポイント1のスライムに、渾身のギガデインを喰らわせたような、そんな感じ。 平成格闘浪曼
・012年のCopernix天動説
ttp://www.geocities.jp/ayase2011_2/cop/
かなり本格的。
多彩なバリエーションがあって、動かしているだけでも楽しい。
ただ難易度は高め。コンピュータがケッコウ賢く、的確に攻撃してくる。
下手にジャンプ攻撃とかすると(実に初心者っぽい)、かなりの割合で撃沈される。
ストーリーモードでは、2人目でギブアップ。
吸収系の必殺技を高い成功率で行うので、どうも力負けしてしまう。心が折れてしまう。
ゲーセンにきそうな人たち、つまり上級者を楽しませようとしてるのかな。
その割には気になるストーリーも入っていて、うーん、蚊帳の外に置かれたようでモヤモヤと。
ストリートファイター系な作品が、ここまで手軽に遊べるようになったと思うと、その劇的でありながら着実に進む時代の進歩に震えてしまう。
ってか、既にストUターボのFlashってあるんすね。重めだけど、再現度の高さに、ビックリ。
フラッシュ版 ストリートファイターII ダッシュ
ttp://www.game-tm.com/action/street-fighter-ii-ce.html 細部に神は宿る
・アクロストリート
ttp://sky.geocities.jp/akausagiworks/flash/rw_acrosstreet.html
恐ろしい程の密度。
この短さで、ここまで話を展開しながらも、平坦な日々から始まって大事件まで迎える、山場を捉えた構成が巧み。
背景に異常にまでこだわって綿密に描いているのに、見せ所では敢えて背景を真っ白にして緊張感を与えている。
何ていうチャレンジを行うんだ。凄い。
伏線もしっかり張ってあって、何回も見る幸せを実感する。
また絵柄や色使いが優しく、カメラワークや画面展開にもメリハリがあって、ほとんど絶えず何処かがアニメーションしている。
なのに短距離全力疾走の物量で、胃もたれしない。ラップのような軽さがあるのには心底驚いた。
特に唸らされたのは、お約束を見事に「裏切る」場面。
だって、「しぃ⇔ギコ」と来たら、「ハッピーなカップル」って連想してしまう。
そこを逆手にとった展開に唸らされた。
込められた手間暇が、そのまま作品に説得力を加えている。
難点といえば、一見だけでは到底この作品の持つ奥深さを堪能できない。複数回見ることを前提としている点か。
でも、それは過去の「なつみSTEP」や「PINK」などの名作にもあった、webでの映像が持つ揺るぎない強み。
細かい所をつつけば、アイドルオタクが何でほほを怪我したのか、ちょっと分かんなかった。(雑誌で切ってる?)
また、1:00目辺りでその傷痕を描き忘れてるっぽい?
前半の展開の肝の部分なので、ここら辺は損してるかも。
これは強くオススメしたい。マンセー、マンセー、大好き。 終わらないで欲しいと思う緊張感と、そこからの開放感
・仮面の国のアリス
ttp://2nd.geocities.jp/ez_uhp/flash/alice_maskedland.html
この暖かな結末に拍手を送る。パチパチパチパチ。
良くわかんないけど、グリム童話にあるようにメルヘンって残酷さと紙一重なのかな?
冒頭の処刑シーンで緊張感を与えられ、そのピンと張ったものが遅緩せず、終わりまで一気に持って行かれた。
残酷なエンディングもあり得ると思わせた、話運びに感服。
このボリュームにも拘わらず、先が読めず、飽きが来なかった。
それは童話という題材を熟知しているだろう作者の知見(それはそのまま文系ヒロインの魅力に繋がる)にあるのだろうし、
過度な装飾を排した台詞回しに語り部の才を感じさせるからだろう。
物語内物語という入れ子構造も、説明っぽさを打ち消し、世界観を豊かにし、展開に緩急を与えている。
メタ的な作品は数あれど、これだけ効果的に使われ、誰もが知っていて内輪っぽさを感じさせないメタ構造には、特に痺れてしまった。
物語のハイライトで「委員長」(アリス)と呼ばれていたヒロインは「亜理沙」として、「女王様」を「ヴェロニカ」と呼ぶ。
一見対極にありそうな二人の心の接点、交流は、どうしようもなく心を動かす。
気になったのは、残酷な女王を救い出すために、後半部でひたすら臣民を我侭な悪役にしてしまったところ。
ここに重奏性を置けていたら、心変わりのもっと前向きな理由を押し出せていたら、と。
それともう一点。チャイムと「つい読みふけっちゃった」の一言。
惹きつけられる導入部だけど、どうも、その後の展開と整合性が合わない気がする。仕事さぼっちゃだめだろぉいいんちょぉって感じ?
でも、この分かりやすさが作品に力を与えているのも確かだろうし、ちょっと贅沢っすね。好みの問題で。 安定感と新しさと
・スニャホ
ttp://youtu.be/9ex-5KvkFsw
あー、こんな絵柄も出せるのかーって感嘆。
平成風(と言っても萌えに走るわけでもなく)に変わったキャラの外見に、自然と好感。
3Dとも見事に溶け込んでいる感。
話はスニャホの登場に、笑いが。でかいっ。
真面目に馬鹿なことやっている楽しさかな、観客ゆえの無責任さからかな。何か凄く心地いいところから笑いが。
こんな感覚、久しぶり。TVでも漫画でも、中々、味わえないっす。
どんどんアクションが足されて、盛り上がっていく展開が、あー、よかった。斜めカメラも迫力あり。
これを観ていると「削る」のが上手いなーと思う。
じゃんけんのシーンや、勝利に対する観客の喜び、といったわたしだったら力を入れそうな部分をカットしている。
けれど、前後のシーンで愚痴だったり雑誌やテレビだったりで、密やかに、けれど明瞭にそれを伝えている。
テンポアップしておきながら、わからなかったり、独りよがりな点が見つからなかった。
ここまで、到達するのにどれだけの歳月を費やしたのだろう。
流行を追った題材なだけに、スマホが廃れる前に2話、3話と、観てみたい。
コバヤシニャチコが紅白に出れなかった、なんて去年の時点で想像できた人ってどれだけ居るんだろう?
面白さは第一話だけで保証されているように思えたので、後はどれだけの頻度で出せるか。そこが飽きやすいわたしとの戦いのキーとなりそう。
あと、こういう公式サイトも遊び心があって、作品の雰囲気を広げてくれて楽しかった。
ttp://www.msformat.com/snyaho/index.html ・やるおクエスト5
ttp://atelier-c.fiw-web.net/flash-rw/2012/
うー、ムズイ。
もう最初の敵でつまずいて、ギブアップっす。
なので多くは語れない。
誰かニコニコ動画とかで「自作の改造マリオを友人にプレイさせる」みたいな、実況をアップしないだろうか。
そうしたら、すっごく遊んだ気分に浸れるかなぁと。他力本願なわたしは思うのでした。 やるクエ3〜5は最初から進めないので最強状態の動画を別に上げて欲しいんだよなぁ あー、自分も、やルクエは何時も初っ端で、死んで、ギブアップしてる。
毎回、趣向を変えていて、感想を見る限り、面白そうだなーって思うんだけど。ゲームの腕が。
どうぶつの森やゲームセンターCXやニコニコ動画のゲーム実況みたいに、これからはゲームをプレイする(勿論、これが本筋だろうけど)だけじゃなく、
気軽に交流するツールになったり、観たり見せ合うものへと変わっていくんじゃないかしら。
一時期の映画のようなゲームっていうだけじゃなくて、プレイヤーの息遣いが聞こえる形での。とうん、無責任な展望。
と、そんなゲームつながりで二つ。
>>79
何かプレイできるようになってる(軽くなった?)し、色んなところがパワーアップしてて、面白いっす。伝言板みたいなもので紹介してくれた「マーシー」強い!
・サイボー9
ttp://heriet.info/swf/saibo9/
過去の紅白Flash合戦の参加作品。
なんで今更紹介するかというと……
ここのRESULTのINTERNET RANKINGの1を押した時のクリアまでのプレイ画面が、凄すぎるから。
これはもう芸術でしょう。
RANKINGに乗っかった時の達成感とか、めちゃくちゃ有りそう。
改めてデザインセンスも感じるし、観てるだけでも何かドキドキする。 紅白FLASH合戦2012 エンディング
ttp://flash-rw.com/rw2012/ed.html
あー、セリフ見ながらなんてとても出来ないと思ってた。焦点が二つもあると、キツイ。
だから初期位置のままでスペースキー連打でクリア可能っていう、システム上の穴があると知ったときは、残念感よりもやったー!感が強かった。
セリフも読めたし、クリアも出来たし。
今やってみるとその裏技は封印されてる?
セリフ諦めで、ひたすらスペース連打移動大作戦で、2日目の参加者ロールまで。くー、悔しい。
わたしは、実は、この作品を語れないと思ってる。
1わたしゃゲーム音痴なので、自力で最後まで見れない
2わたしゃ漫画を読んでないので、どう繋がってるのかわかんない
3わたしゃFlashを個別に見てるので、ストーリー仕立ての進行がわかんない
って、がんばりゃいいだろって話だけど、こうした視点もあるってことで。
でもね、来年も続くって、早々に宣言してくれたのはとても嬉しい。
色んなものが劇的に変わり、流れていく時代。特にネットを取り巻く環境は暴風のよう。
そういうところでね、来年もまた楽しめるってのは、嬉しいです。継続は力なり。を信じて、更なる興奮に期待したい。 ・紅白Flash合戦公式サイト
ttp://flash-rw.com/
もうね、このレスは凄いと思うんだ。
初めて観るという視点を維持しながら、問題点を明確にクリティカルに突いている。
334 名前:Now_loading...774KB[sage] 投稿日:2013/01/23(水) 22:08:25.31 ID:yiO57Idg
外部に宣伝するならまず公式サイトをちゃんと作ってください
現状だといくら宣伝しようとネガキャンにも近いレベルです
見ず知らずの人間をパーティーに呼んでおいて会場は河川敷か空き倉庫ですか?
「シンプル」と「抜かりがある」は違います
枠線、行間、文字サイズ、強調色や背景色……明確なルールが見えずわかりにくい
そのうえ更新内容には同じ事を毎回書いてあって見苦しい、
記事本文より毎度のコピペのほうが分量が多いんだから見づらいことこの上ない
肝心の進行ページのリンクはそんな文章の中から探さないといけない
継続告知の類はサイドカラムとか使いましょうよ
「げんざいはんめいしていること」はほとんど意味不明
公式マンガやストーリー等作るのはいいですが別ページで分割しましょうよ
現実の内容とごっちゃにしてるせいで電波な危ないサイトかと思いますよ
初めて来る人は想像以上に趣旨や文脈を理解してないです
閉幕で「ありがとうございました!」等の一言も無いのは寂しいと思わないですか?
オープニングムービーが「2日目に」貼られてるのはなぜ?
「参加者インタビューを更新!」記事で名前すら書かないのはなぜ?
タイムテーブルは上リンクが作者サイトで下リンクが作品……初見で分かる人います?
コピーライト表記が未だに2010なのも気になりますがこの際些細な問題です
ロゴもいまいち、処理も悪い、高校の学園祭程度のレベル
10年続いてきたイベントの公式サイトとは思えないほど熟成されてないです あとは、わたしとしては、うん。タイムテーブルっていうのが作品公開の肝だと思うんだけど、前提知識のない人は、素通りしてしまう予感。
2012年、作品一覧とか名称を分かりやすくするとか、何か視覚的に目立たせるとか、誘導できるといいかも。
あと、影のMVPを決めるとしたら、2chのスレッドに作品URLを貼り続けてくれた善意の人。激しくGJ。
これが無かったら、もうどうしようもなく荒んでたんじゃないだろか。
だから出来れば、運営スタッフで規制されてなくて手が空いた人が、貼ってくれればと思う。
でも、別に宣言したり名乗る必要はないと思うよ。2chだから、匿名掲示板だから。
それとか開き直って公式サイトに2chの進行スレッドをリンク、紹介するのもいいかも。
ねらー率は高いイベントだと思うし、他板から入る熱や感想を受け入れ易くなるかもしれない。
主催者が降臨しちゃったみたいに、もうね、大会と2chのわたしたちの間の壁は薄い。ノックして出入りできる。んじゃないかな。 .
.
.
やった! 2012年紅白flash合戦感想 完!
.
.
. 【Mico】白い雪のプリンセスは、を踊ってみた【リアル妖精】再生:6,645コメ:231マイ:47音DL0【許可する】
12年01月30日 11:31 投稿
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. 3:15 【Mico】First Kiss を踊ってみた【リアル妖精】再生:8,638コメ:170マイ:126音DL0【許可する】 >>135
今回は程々にジョギングをした感じに、心地よく疲れることが出来たよー。
傍から見たらどうなんだろね? 最後までスキップ出来たかな?
age、sageやスレの美観には余り気を使ってません。お気になさらずに。
むしろキリがイイところなのかも。感想の感想や、感想を聞きたい作品のリクエスト、不満点や、勘違いしてるだろこのバカ野郎や、書き損ねてしまい機を逸してしまった作品の感想など、何でも何時でも受け付けます。
無責任なのです。
作品を挙げるのと同じように(?)、反応が返って来ないと、かなり不安に苛まれるので、乙の言葉、嬉しい。滋養になるー。 >>138
お疲れ様ー
参加者のブログに感想の感想が書かれてあったよ
ttp://ezdiary.blog62.fc2.com/blog-entry-485.html >>139
どうもー。量が量だけに読む方も大変だったでしょう。こちらこそ乙カレー。
あー、紹介してくださったサイト。
作者としてだけじゃなく、読者としても喜んでいただけたってのが嬉しいっす。
いや、自己満足なんだけどね。でも誰か一人でも楽しみにしてくれていたと思うと、ジンと来るものが。
そして、補足。
うん、納得納得。なるほど、展開としてもキャラの個性としても無理がないです。
わたしは読み方が浅いっていうか、偏りすぎてると実感。多分これは直らんだろうなー。ごめんね、自らフォローさせてしまって。
ありがとう! こんにちは、某ベテランの観客だよ。
検索に引っかからないもので、某サイトさんの呼びかけで初めてこのスレを見つけた。
いや、良かった。これだけ率直かつ心がこもった感想を見つけられて。
それにより自分の見方が変わった部分も有り、読んでて大変興味深かった。
ぜひ続けてくれるといいな。観客同士で何かしらの意見交換が出来ると嬉しいかもしれない。
読んで思ったことは「紅白FLASH合戦」というイベントの核にはやはり心理的な共鳴というものがあること。
それが具体的に何かというと難しいが、
>影のMVPを決めるとしたら、2chのスレッドに作品URLを貼り続けてくれた善意の人。激しくGJ。
これに全く同意するところで、開き直って貼ってくれなければ恐らく自分の意欲も沸かなかっただろう。
この人との共鳴を自分は(勝手に)感じていた気がするというか。
まあ、それも「紅白」に対する自分のイメージの押し付けなのかもしれないが。 おお! どうもです。
わたしは手が遅いもので、ベテランさんのハイペースで
それも知識と経験に彩られた人生模様さえ感じる長文感想はすごいなー、と感嘆しながら読んでました。
やっぱり本スレに書き込むというのが、場も盛り上がるし、色々な人にリアルタイムで考えさせて、素晴らしい。うん、わたしにゃ無理ざんす。
んー、わたしはとにかくFlashを見続けて感じて想ったことを綴っただけなので、何かしら影響を与えたんでしょか。
何か悪い変化を与えてしまったら、申し訳ないです。
続けるかどうか。自分は衝動と暇があれば、スローペースでイベント中心に感想を書こうと思っています。
それが半ば義務感に圧され、人を傷つけ、志半ばに散っていった兄から学んだ反省点です。(もう、凄くねじ曲がってるね、この嘘つき)
何かベテランさんのオススメの作品があるとコメント付きで紹介してくれると、嬉しいです。凄く興味深いんです。
とクレクレするだけするのはなんなので。
次の閃2013に向けて。兄の書いた2012は>>26に。
幼かったわたしの記憶に残っていた短編もの。
・朝のリレー
ttp://www.youtube.com/watch?v=zdamOuoDuDc
多分、文章や詩を表現しようとするならば、ベストなテンポでの朗読、選曲。オチが心憎いぃ。夜明け頃に見ると、あー、飲まなきゃ、生きなきゃって思ったり。
・ニュース ステーション OP(春夏秋冬)
ttp://www.youtube.com/watch?v=M3l3L0y8Q-w
短い中でも伝わる心地いいスケール感、世界観。15年前に夢描いていた近未来って感じ。
これでもそれぞれ15秒超えてるんですよね。うん、気軽に見えて、かなりチャレンジしがいのあるイベントだと思います。15秒に全てを!
紅白ってどういうものなんでしょう。一人一人、違っていて、いいと思います。
綺麗な花火があがって、屋台はぼったくり価格で焼きそばを売ったりして、
色んな人が一時一所に集まって、菊次郎みたいな厄介な人もいて、ベテランさんみたいな常連さんや初めて来る人もいて、
それを少し離れた丘からぼんやり眺めているのがわたしなのかな、と思ったりしました。 >>142
いや、自分も基本遅いので今回は気合だったというべきかw
ハイペースというかどう考えてもオーバーワークです、本当に有難うございました。
若干の燃え尽き感がある今からすると、やはり、スローペースマイペースが大切だと思う今日この頃。
むしろスパンが長い感想が、今のFLASH界には必要なのかもしれないと思った。
スレを読んで、お兄さんの無念を感じました。
もちろんその散りざまから反省すべきものはあるのでしょうが、
ただ、そこから継ぐべき遺志というのも、もしかしたらあるのかもしれません。
……何も分かっていない部外者が口出しするものではないですね、申し訳ない。
さて、記憶に残る作品の紹介とてもありがたいです。
折角なので、そこに私の感想も加えさせてもらえればと思います。
・朝のリレー
映像と曲が噛み合い、それだけ見ていても安らぐものですが。
やはり、その中核を為し心に沁みるのは谷川俊太郎の詩です。
視点が「自分」から「宇宙から見た地球」へ、ぐいんと連れて行かれ。
そこで感じる浮揚感、飛翔感の快さは筆舌に尽くしがたい。まことによいものです。
強いて残念なところをあげるとすれば、自分は紅茶派だった。リプトンおいしいよリプトン。
・ニュース ステーション OP(春夏秋冬)
四季折々の自然と、人工の町並みの調和の美しさ。
仕事に追われる社会人が思い描く、一つの理想郷に見えました。
「あ、そうか。……自分があくせく働くのは、こういう世界を創り出すためなのだ。」
ニュースを見ることで、人々がそのような気持ちを持てたのであれば。
おそらく、それは人類にとって決して不可能なことではないのでしょう。
紹介して頂いたので、後日私からの紹介もさせてもらいますね。
期待しないで待って頂ければ。 あー。燃え尽き感ありましたか。でも、オーバーワーク気味でも熱は失われてませんでしたよ。息切れ感も全く感じられませんでした。
本スレに書き込んでくれるベテランさんは本当に貴重な存在。そちらこそお疲れだったでしょう。ご自愛を。
兄は山田太郎兄さんは、悲しい人でした。
兄の葬儀では、同級生のいわっちだけが「や〜まだァ」と号泣してたのがとても寂しかった。
「あの、口に加えてているのは、その、あの、なんでしょ、葉っぱですか?」とわたしが聞いてみたら、「や〜まだァ」と空返事していました。
あれはきっと麻薬の1種なんだと思います。お体を壊さなければと思うのですが。(あー!)
わたしはイタコを趣味にしているので、2、3分、憑依させてみます。どうぞ兄さん
ありがとう。僕の分は走らなくていいから、花ちゃんは自分の分を一所懸命、走って。一緒に見てくれた人がいて良かったね。その思い出を大切にして。アイムフィールオーライ。
とのことでした。(あーあー)
感想、ありがとさんです。やっぱり視点を変えてみると、今まで見えてなかったものがわかった気がして、お得感。好きなものがまた一層、好きになった感じ。
ベテランさんは紅茶派かー。わたしはコーヒーとレモンティーが好き。
お返事は急がなくても結構です。負担になるようなら、無くても大丈夫。フィールオーライ。 >>144
お気遣いありがとう。
日刊氏のおかげで、また心が熱くなってきた気がしてるよ。
>紅白ってどういうものなんでしょう。一人一人、違っていて、いいと思います。
>綺麗な花火があがって、屋台はぼったくり価格で焼きそばを売ったりして、
>色んな人が一時一所に集まって、菊次郎みたいな厄介な人もいて、ベテランさんみたいな常連さんや初めて来る人もいて、
>それを少し離れた丘からぼんやり眺めているのがわたしなのかな、と思ったりしました。
なるほど、と思った。そういうものなのだろうね。
その喩えで言えば、その後ろの山の上から見下ろして「風が……止んだ」とか「まさか、ヤツが……いや、そんなはずは」
とか言っているのが本当は自分の性には合っていると思う。
山田さんの友人は、グワァラゴワガキーンな人でしたか。
本人に会えたら、どうやったらあの打球音が出るのかを聞いてみたいですね。
それはともかくイタコという斬新な趣味に衝撃を受けましたが、感動の再会に心を動かされました。
これは次のジブリの映画にしても遜色無いと存じます。題名は「天空山田返し」を強く推したい。 追記。
「フィールオーライ。」や「アイムフィールオーライ。」というのは、独特のリズムを持つ言葉ですね。
この言葉を聞いて、何となく次のような会話が思い浮かびました。
「シイゼエボオイ・エンドゼエガアル」
「スピンアトップ・スピンアトップ・スピンスピンスピン――回れよ独楽よ、回れよ回れ」
「フェーヤー? フェーヤー……チョッ!」
「ヘーヤーヘヴン。」 >「風が……止んだ」とか「まさか、ヤツが……いや、そんなはずは」
「神は……死んだ……」「これはポストモダンにおける愛なのである」とか。
最近はカオスっぽい状況が中々なく、ネタっぽいのが生まれにくいってのは、ちょっと寂しい。
兄も水ごりしながらよく悲しんでいました。(言ってるそばから)
ハリウッド進出よりも、まずはジブリからですね。素敵なネーミングありがとう。でも「ホーホケキョ、山田ピュタの猫」も捨てがたい。
フィールオーライ、feel alright、大丈夫。タマブクロスといい、つの丸先生のセンスは凄いです。
追記は真面目で正直者なわたしではついていけませんでしたです。(えー)ごめんなさい。
ジブリということで。
・みんなのうた「カゼノトオリミチ」
ttp://www.youtube.com/watch?v=58pd2LEdbHY
ストーリー性がありながらも抽象的な新人歌手の歌詞を引き立てるために採ったジブリの手段とは。
旅の描写を、断片的に描くということでした。
冬の空気のような澄んだ、でも暖かい映像と歌声のマッチングが凄い。
そして流石ジブリと思わせるところは、随所に!
例えば手をつなぐシーン、踏切→点灯する警告ランプ→通過する電車、と移していく見せ方の広がりだったり、
後ろからの振り向きや、横顔から正面へと振り返る顔の違和感のない描写だったり。
船主の手の動きなど非常に凝ったアニメーションを、自然にさりげなく流している。そこに本作をリピートさせる魅力が詰まっているような。
歌は。
「さあ、生きるために帰ろう」
「憧れだったあの街」では生きていけない、「窮屈なあの場所」へと帰る。それが初めてのワガママ。
泣けます。風の旅を通して少しでもそこを愛おしく思えているのかなぁ。そうだといいな。 そこから連想。似たモチーフでも、作者の個性による明からな違いが。
・みちしるべ
ttp://www5f.biglobe.ne.jp/~card-card-book/bundou.htm
Flash動画文芸祭に投下されたFlash。
練られた反復を用い、キャラクターの心の鼓動さえ伝わる、リリカルさ(詩っぽさ)と分かりやすさを兼ね備えた文章。
対比、構成、展開の妙。
淡く優しい色調で統一された挿絵。
その中でわたしが特に注目したのは文の魅せ方。
「私にはこの世界しかないんだ」の手書きによる切に迫った感じ。
「かくれんぼしましょう」からの一連の文章、映像、音楽の魅せ方が巧み。
一文字ずつ綴っていく文章。まばたきのような転換。音楽の出し方。確かな開放感。文字の大きさの変化が「!」よりも的確に感情を示す。
特に「気がついたら私の足元にまで道が伸びている」の魅せ方は圧巻。
道の果てにあるものは。ここではネタバレしてしまうのが余りに勿体ないので伏せます。己が目でご確認を。
物語の締め方も上手い。
「音楽の途中で終わってしまう」や「楽曲の尺に合わせたことで、同期は出来たものの選曲や語り口に強引さや無理が出てしまった」という悩みは多いと思う。
このFlashは、その打開策の一つを鮮やかに提示しているんじゃないだろうか。物語が終わっても音楽を流し続ける。
慌ただしい時はスキップできるし、暇があるときは余韻に浸る贅沢な時間を楽しめる。
ただ、難点を挙げるとするなら。
自然の情景を描くのが本当にうまく、武器になっていて、それだけでも感動できるのだけど。
人物やキャラクターや街並みなど、そうした生命との出会いをもっともっと配して欲しかったあ。
と、何年も前に、文章系の一つの完成系を提示したような本作。これに震わされるのは想い出補正じゃない。 ・みんなのうた「カゼノトオリミチ」
トトロの「風の通り道」じゃなかったんだね。
でも、これはこれでいいものだ。
優しい歌声が、ありそうな一つの日常をより叙情的に表現している。
空、森、人工物。ジブリアニメは本当に世界が美しい。
なびく髪やちょっとした表情などに「そこに人が生きている」感覚が詰まっている。
ここでの「カゼノトオリミチ」とは、人生の通り道。
都会で疲れた主人公は、休暇を取り愛する人が住む町に帰って来たんだね。
それはひょんなところから見つけた、人生の抜け道。
このまま、ずっと二人で暮らしていたい。主人公の心はゆれる。
でも、やっぱり。彼は、生きるために都会へ戻る決心をする。
しかしやはり都会が窮屈なものだとしても。
彼の愛する人が一緒にいれば、彼らはきっと耐えていけるのだろう。
やはり人生は、お互い支えあえる人と共に歩みたい。 ・みちしるべ
いや、素晴らしい作品だ。
物語としての構成の巧みさと、それにマッチして心を揺さぶる音楽と絵。
「文章系として、一つの完成形」というのは決して大げさではない。
これはネタバレするともったいない……けど、感想なのである程度ネタバレ前提で。
私達は、生まれる前はどこにいたのだろうか?
そう問うと、答えに詰まる人も多いかもしれない。
薄暗い母親の体内という一つの「狭い世界」から、
私達は「広い世界」へと進み出してきた。
進むか進まないかという自分の気持ちに関わらず、道が自分をはこんでいく。
しかし、長い長い道には……終点がある……。
そして、私達は終点から帰っていくのだ。私たちの後ろにある世界へと。
溌溂とした感性の息吹。これは他の人にも是非見て欲しい作品となった。
ただ、少しだけ疑問をば。終点の後も彼女は自分の意志で歩き出したのであるが、
それはどこへ向けて歩き出した比喩だったのだろうか。
歩き出すのであれば天国とは少し違う気がする。
私たちがは魂となっても私たちにはどこかに進む道があるということを主張したかったのだろうか。
それとも、単に私たちの魂が自由になったという比喩なのだろうか。
それとも、輪廻転生的な概念を示しているのだろうか。
それとも、広い世界で生まれた新たな命としての「はじまり」なのだろうか。
「終点から自分の意志で逃れた」という描写に、もう一歩具体的な踏み込みが欲しい。 途切れた。
人間が「終点を拒否する」というのは古来から何人もの人々が願い、しかし未だに達成出来ていないもの。
たとえ道しるべがあったとしても、そんなに簡単に自分の意志で歩き出せないところであるはずだ。
そういう認識が自分の中にあるので、若干の違和感があった。
でも、これを知ることができて本当に良かった。それは偽らざる思い。
折角の機会なので、これに関しては日刊氏の見解も聞いてみたい。 ・道しるべ
妄想とネタバレ全開で!
人生という道。その終点は死のみに限らないんじゃないかなぁ。
だってここにある道は、窓を開け見えるのは、元々は先人達が歩み、開拓し、踏み慣らしたもの。(癒着によって年度末にやけに丁寧に工事されてきたもの)
だから終点の先を歩む。それはフロンティアを開き、足跡を残し、路を創り、後人に渡すということ。
それは定められた道を歩んでいくよりも、ずっとずっと緩やかで辛く険しいことだろうけど、きっと素敵なことですよね。
一方で迷い続けて一向に終点にはたどり着けそうもないわたしみたいな人も決して少なくないのでしょうが……
>この道を行けばどうなるものか。
>危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし。踏み出せばその一足がみちとなり、その一足が道となる。
>迷わず行けよ、行けばわかるさ。
(アントニオ猪木)
ぬいぐるみと言うのが、重要な小道具として使われている気がします。
少女と寄り添い、抱かれ、地図を渡し、共に道を歩み、その終わりに青空があることを教え、別れる。
このぬいぐるみは誰から贈られたものだろう?
作中では描写されていない父と母から? 大きな大きな地図を残した沢山の先人から?
何が詰められていたのだろう?
ほんとの光? 夢? 希望? 明日? 祈り?
色々と空想は広がります。
そしてこのFlashはそうした空想の余地を大きく残しているのが、魅力になっているんだと思います。
実際ベテランさんの解釈は、胸に響きました。それで自分なりに解釈しなおしてみました。
わたしは詩心がないので、どうも、胡散臭い解釈になってしまうのですが。
そして、わかりにくいことを、理解されないことを恐れず、平易な文章と「私」視点を最後まで貫いた、その作者の心意気にじわんときます。 >>152
>人生という道。その終点は死のみに限らないんじゃないかなぁ。
なるほど、そういう見方には気づかなかった。胡散臭いなんてとんでもない、重要な視点だと思う。
そうすると、たとえば「定年を迎えてのリタイア」(何かが見えてくると思い一心に仕事に打ち込んだが、最後には何も無かった)
という見方もできるのかもしれない。それ以上は、作者のみぞ知るところなのだろうが。
解釈の幅広さはともすれば欠点にもなるけれど、確かにそれに対する作者の覚悟めいたものを感じました。
間接的な表現を突き詰めてこそ、達することができる境地がある。
このFLASHは、そこが魅力的であることに異存はありません。 それでは、今度は私から。
「ロシア民謡・カチューシャ( Катюша、katyusha)」
http://www.youtube.com/watch?v=T1q_0PXmJOk
私はロシア民謡が好きで、特にカチューシャを良く聞きます。
その中でもこれはアコーディオンの響きと力強い歌声がお気に入りで、
3分があっという間に感じ、つい何度もリピートしてしまっています。
一つの見方として、これはメロディーとリズムで人気がある曲です。
ひたすらに無心で聞いて高揚感を得るのが、楽しみ方の一つでしょう。
百聞は一見に如かず。まずはこの歌の魅力に触れてみてください。 ただ、私はこの曲の歌詞の意味を知るとより深く鑑賞出来るものだと思っています。
折角なので私なりに、それについて触れておこうと思います。
一般に歌われている日本語版の歌詞は、このようになっています。
リンゴの花ほころび 川面にかすみたち
■君なき里にも 春は忍び寄りぬ …繰り返し…
岸辺に立ちて歌う カチューシャの歌
■春風優しく吹き 夢がわくみ空よ …繰り返し…
カチューシャの歌声 遥かに丘を超え
■今なお君をたずねて 優しその歌声 …繰り返し…
リンゴの花ほころび 川面にかすみたち
■君なき里にも 春は忍び寄りぬ …繰り返し…