収益=価値の増加(決してお金の増加ではない)
費用=収益を得るための犠牲

いわゆる損益計算の要素。収益-費用=利益
ただし利益はお金の増加じゃあなくてあくまで価値の増加。
価値の増加=将来のお金の増加なのだが、現実には仕入を先にして後で売り上げるパターンが
多いので、そのための運転資金(借入金)や支払を先送りにするために手形を振り出すケースが多い。
手形や借入金は損益計算には影響しない。つまり資金繰りまでは分からない。

資産=将来の現金収入(金銭債権、当座資産)と将来収益に貢献する費用の繰り延べ(棚卸資産、有形無形固定資産)
    または負債、資本金で調達した資金の使い道

負債=将来のお金の減少(買掛金、支払手形、借入金、社債等)や将来の支出要因(引当金)
資本金=返済の必要の無い資金調達

貸方に負債と資本金が一緒に表示されているのは両方とも資金調達源であるためで、
負債と資本金の違いは将来の支出要因であるか否かの差。

 コレによって資金の調達源と将来の収入と支出が分かる。 (いわゆる財政状況ってやつ)

くどい説明で申し訳ないが、要は借方/貸方には本当に意味が無く、単なる右左でしかない。
複式簿記は結局財務諸表作成のための方法であって、結局財務諸表を理解したほうが有益だと
思う。長くてごめん。