>>337
いわゆる収益(主に売上高)っていうのは現金で回収できればラッキーだが、たいていの場合は掛け売りで行われる。
つまり売り上げるための商品を得意先に納品できた時点では売上は計上できるが、お金までは入ってくるわけじゃない。

損益計算っていうのは発生主義と実現主義で行われる。(お金の増減ではなく、価値の増加) この辺はググってね。

そこを理解できないと複式簿記というのは「分かりそうで分からない」って感じになると思う。

法人税の申告書と複式簿記による財務諸表というのは本質的に違いがあって、
法人税の申告書というのはいわゆる「別段の定め」というもので成り立っている。
つまり会計帳簿を税法に合うように手を加えてるものだと思えばいい。

税金は会計上の利益に基づいて算定されるが、いろいろ理由をつけて税金を取ろうとするのが法人税。
だから会計の原理原則とは違った収益と費用の算定の仕方をする。(いわゆる益金と損金)

>>336が言っている「想像力」うんぬんについてだが、言い方はあまりよくないが一理あると思う。
理由は複式簿記とは現実に起きた収益/費用 や資産/負債/資本取引を記帳するものであるが、
その記帳された事実から会社の意見(利益を出したいのか、税金を少なくしたいのか、はたまた財政状況を良く見せたいのか)
を読み取る能力(木を見て森を想像するくらいの想像力)は必要だろうと思う。

>>335で言っているような暗記的な方法論ではなく、原理原則から理解しないと複式簿記の理解は難しいと思う。
この原理原則というのは「暗記」じゃあなく「理解」の分野だと思ってくれ。

ってこのスレ[簿記をなめんな」だったな。
簿記自体は「帳簿記録」でしかないが、財務諸表との兼ね合いを考慮したときに重要性を認識せざるえないと言いたかった。
長々とゴメン