どうも税理士という資格制度は、資格とはいうものの、全科目の試験を受けて税理士になる
ものは圧倒的に少数派であって、官僚の天下り(公務員特例免除)と世襲2世税理士(大学
院免除)が多数派という、普通の感覚ではもはや資格とは思えない制度に陥ってしまってい
ます。
もしも医師がこんな資格制度だったらこわくて診察受けられないでしょう。
「厚生労働省に20年勤めたら、医師資格あげる」なんてことだったら、そんな医師に掛かれ
ますか・・・!
司法試験の制度が変わり、弁護士の質の低下が叫ばれていますが、税理士試験はそもそも
試験受けない輩だらけですから…質の低下どこらか、そもそも質が無い…。

試験制度がこんなものですから・・・税理士だから税に詳しいと思ったら大間違いで、税務署
でチンタラ公務員生活を長年過ごしただけに過ぎない者や大学院を2つ卒業しただけの者が
ゾロゾロいますから…。(税理士選びは慎重に!)
実際、所長税理士は実務は全く役立たずで、事務所員まかせというケースが多いのです。

こういった事実は一般の国民・事業主にもっと広く知らしめられるべきですね。
税理士という制度は、設立当初の理念はどうあれ、現在ではもはや機能不全であり、(節
税という名の)“脱税”を元手に、税務官僚の天下り・2世税理士が食い扶持を得るという実
態に成り果てています。

「納税義務の適正な実現を図る」どころか、いまでは税理士制度のおかげでどれだけ税が
チョロマかされていることか!
個人的には、同じ会計系で上位の資格であり、試験・実務の運用も税理士に比べれば、遥
かにマトモである「公認会計士」に資格を一本化(税理士廃止)してしまえば良いと思います
がね。
(公認会計士は税理士も出来ることですし・・・。)

以上、zamさんのブログより。
http://damasareruna.blog65.fc2.com/blog-entry-292.html