http://jp.mobile.reuters.com/article/idJPKCN0Q40CK20150730
日本の低い監査報酬が浮き彫り 質に懸念
先進国中で最低だった。
ロイター

日本では上場企業が監査法人に支払う監査報酬が安いことから
十分な時間をかけて調査が行われていないのではないかとの疑問が浮上している

一部の専門家によれば、監査報酬が歴史的に低水準に抑えられてきたことや
競争が厳しいことに加えて、監査の機能を軽視する企業文化が低報酬の原因となっている

GMTリサーチのパートナー、ロバート・メッド氏は
「日本の上場企業が支払う監査報酬は国際的な平均と比べて著しく低い」と指摘する。

調査によると、日本企業が支払った監査報酬は平均で売上高の3.2ベーシスポイント(bp)
英国の5.3bp、米国の11.8bpを下回り、先進国中で最低だった。
世界全体の平均は5.6bpとなっている。