>>34
超丁寧にやるとすればそうなんでしょうけど、実際にはそんなことしません。
期首時点でたとえば適当に50万の入金が私生活の資金から事業用の資金へ
振りかえられたとして、
その50万で経費を支払ったとものとしてどんどん「現金」出納帳に記入し、
期末に現金残高がゼロになるように、支出欄に「事業主へ返金」としてマイナスすれば
いかがでしょうか?

結局、個人の場合、個人用の資金と事業用の資金に分けることが難しいですね。
難しいというのは、物理的にお財布を二つ持つことは難しいですし、
ポケットマネーで事業用の経費を支払うことが非常に多いわけです。
お金に色がついているわけではないため、仕方ないのです。
かといって、貸方がすべて「事業主貸勘定」で経費を経費を計上していくのも
違和感を覚えますので、「現金出納帳」を記入し、残高がマイナスにならないように
適宜、事業主勘定で現金の補充をしたとして取引を「擬制」するのが実務的かと思います。