自計とは言わずも、出納まわりはしっかり合わせてくる客、簿記なんてわからずに数字合わせてくる。
源泉とか消費税チラッと見るくらいで済むが、所詮職員の仕事なんてこんなレベル。
ところがこれ、自社の数字だからできること。

未経験に金の流れとか教えてもできない。
つまり、客にやらせりゃすぐに終わることを時間と手間をかけてやっている。
これってどういう意味かと言うと、客は全く評価しない(金払う価値を感じていない)ことを
一生懸命やっていて、スキルをつけている。

請求書を見て売掛金合わせる→そんなもん、零細でなければ合わせる必要すらない。
(販売ソフトで合わせていたり、システムが出来上がっている)

現金を合わせる→同上

源泉を合わせる→同上

消費税チェック→同上

現金出納帳や日報が無い、得意先元帳が無い、仕入先元帳が無い、実は経理の世界ではものすごく
レアなケースをやってるんだよな。だから会計事務所の作業スキルなんて一般企業では役に立たないんだよね。

消費税なら、海外取引の英文契約書を読みこなし、PEの確認までして課否輸出取引の判断とか。
法人でも、一団の土地を地主から買収かけてマンション建設して分譲するまでの買収費用や在庫、
公共用地の自治体移管、プロジェクト用SPCやJV、販売子会社との取引から印紙まで
対応できるくらいの税務スキルが必要。
申告書は当然ながら中小税制ではなく資本金1億以上、売上5億以上、外形標準に税効果、資本取引。
このくらいできて税務できます。って言える。
零細の別表書いて充当金計上なんて、手書きで年調できますレベルの評価だよ。