>>804
>>754 で書いたように Ruby は LISP をベースに設計され、
ブロックも LISP のクロージャに由来します
だから、同じブロックを使う Smalltalk と意味が似るのは不思議じゃないですね

実際 >>755 のイテレータ定義は、yield を使わなくとも Smalltalk の value メッセージに
相当するメソッド Proc#call へと単純に置き換えることができます
 def from_to(first, last, &block)
   n = first
   while n <= last
     block.call n
     n += 1
   end
 end

Ruby と CLU の関連性に関しては、(あくまで私見ですが) LISP を心臓部(意味)として、
(S式ではなく)Perl に代表される手続き型言語のプログラマに受け入れられる表層の皮(構文)で
包んだ時に、手続き型言語である CLU のイテレータという概念を参考にしたのだと思います
だから外観は CLU のイテレータのように見えるけど、その実装は LISP/Smalltak と類似するという
結果になるのでしょう