>>811
>コルーチンである必要はないということですか?

ないです
当時のコルーチンは(アセンブリ言語レベルで)システムスタックを操作するか、
あるいは処理を「ぶつ切り」にした(保守しづらい)コルーチン風のプログラミングで実装するしかなかった
だからコルーチンの用途は限定され、ループ処理は while 文や for .. to 文といった伝統的な
構文で書くのが手続き型言語の一般常識になっていました
これを(ループ処理に限定されるとはいえ)イテレータという概念で
「コルーチンとは異なる視点」から抽象化したのが CLU の成果だと思っています
もし CLU とは別の視点でループ処理の抽象化に取り組んだ研究/考察であれば歓迎ですね
(ただし、関数型言語 の LISP に由来し今では誰でも知っている高階関数は .... ですけど)


>例えば、まだクロージャをもたないSmalltalk-76の頃からあった
>
>stream ← #(1 2 3) asStream.
>for x to stream do [user show: x; cr]
>
>という内部イテレータとして使える外部イテレータである
>ストリームという発案

イテレータから各要素を for という構文で列挙するという発想は1977年の CLU (>>800)と似ていますね
(CLU におけるイテレータの列挙は for .. in 構文に限定された仕様でしたが、これは -76 の影響???)
この for は Smalltalk-76 の予約語に見えますが、(特殊な)メッセージだったのでしょうか?
また Smalltalk-80 だと do メッセージへ変更されていますけど、何か理由があったのでしょうか?
そして -76 の stream も next メッセージが実装された(外部イテレータとして)のオブジェクトだったのでしょうか?

色々と興味深いですね....