LISPって実際どうなの... [無断転載禁止]©2ch.net
>>98
> defvarで定義された変数はスペシャル変数といって、letで束縛するとそういう挙動になるというだけだ
> setqで(無理矢理)定義したグローバル変数はそうならない
Elispの話じゃないじゃないか おそらく 98 100 は 97 の
「キーボード割り込みで大域脱出した時も…UI記述言語として極めて良好な性質を持ってる」
という内容を解釈することもなくletで束縛した変数のシャドウイングについてはスペシャルでもレキシカルでも挙動に変化はないと言いたいのだろう
大域脱出やunwind-protectの話をしているのであさっての主張なんだが
何がどう関係ないのか次はコードで例示してくれ >>97
elispはバッファーローカル変数も興味深い
スレッドローカル変数と意味論的にも近く
マルチバッファーセーフ←→マルチスレッドセーフ
という対比ができる
凄くシンプルな設計と実装で上手くこなしてる
standard-outputやnilストリームの使い方も上手い --- test-global-variable.el ---
;;; -*- lexical-binding: t; -*-
(defvar foo "foo")
(defun print-foo ()
(print foo))
(let ((foo "FOO"))
(print-foo))
(print-foo)
(setq bar "bar")
(defun print-bar ()
(print bar))
(let ((bar "BAR"))
(print-bar))
(print-bar)
--------------------------------
続く -*- lexical-binding: t; -*-の有無で静的束縛を有効無効に出来るけど、
↓有りの場合
$ emacs --script test-global-variable.el
"FOO"
"foo"
"bar"
"bar"
↓無しの場合
$ emacs --script test-global-variable.el
"FOO"
"foo"
"BAR"
"bar"
1つ嘘ついたか…動的束縛の場合は、setqで作ったグローバル変数もスペシャル変数になるようだ
しかし、スペシャル変数のletで束縛する挙動は静的動的束縛に関係無く同じ挙動だ
それが言いたかっただけ >>103
バッファローカル変数は、他の言語で言うインスタンス変数と役割は同じだな
例えば、buffer-file-nameはバッファローカル変数で、バッファ毎に違う値になるけど、
本来ならばbuffer.file-nameのように、作成したインスタンス変数内(この例ではbuffer)に有るべきだけど、
Emacsはオブジェクト指向を採用しなかったので、グローバル変数をバッファー毎に違う値にする為に、苦肉の策と言えなくもない
LispでもCLOSのようなオブジェクト指向を全面的に採用していれば、バッファローカル変数の仕組みは必要無いものだった CLOSだと(file-name buffer)で済む所を、elispだと
(with-current-buffer buffer
buffer-file-name)
と書く必要があって、CLOSの方がスマートだと思う
他にもelispのadviceも、CLOSのdefmethodの:before :afterを使えば似たような事ができるだろう(完全に同じじゃないけど) >>107>>108
それじゃbufferがthisのような特殊な識別子になってるだろ