>>191
世の中の資格試験で「公式テキスト」と言えば それが試験範囲であり、その中から出題されるのが普通だが
その中の知識等で満点とれるとは限らないが、合格点は取れるというが常識。
資格試験の、市販の「基本書」「参考書」
そして大学の講義で使う「教科書」「テキスト」とも違う。
大学の試験では 日頃の講義に出て話され触れられた部分も出題されるからな。テキストに載ってなくても。

「公式テキスト」が存在する試験というのは、それを使って勉強せよ ということで、主宰団体が民間でない国家試験などには原則 存在しない。
また民間の主宰団体でも、テキスト等の出版とは別に講習会やスクーリングを開催してる場合には、その受講が前提だから 出版されたテキストは主力教材とはいえ そこから出題が殆どないものもある。
E検定などは その典型だろう。指定の講習機関の講義を受けての勉強が受験の前提。

そういう付属レクチャーがなく「公式テキスト」のみが存在する試験は、その勉強のみで完結するべきもの。そうでなければ公式テキストではなく、単なる試験対策参考書だ。

そもそもあなたは、G検定の公式テキストの表紙や中身を見たか?
監修者がJDLAで、そのロゴまで表紙に印刷され、著者は全員JDLAの何らかの役員や委員など要職。
G検定の試験概要もシラバスも載ってる。
本の題名がスバリ「ディープラーニングG検定公式テキスト」で
"新資格「G検定」の対策書"
"練習問題つきなので、試験勉強に最適!"と 問題集も兼ねるようなキャッチスレーズだぞ。

小さな字で「著者および出版社は、本書の使用によるG検定の合格を保証するものではありません」と予防線を張ってるが、
これは法的責任を追求されないために当然のことで、他の公式テキストも全て同じ。
逆に言えば、公式テキストでなければ こんな文言は不要だ。
公式テキスト本を使って勉強したが合格できなかったのは どの検定試験でも本人の責任なのは常識。勉強不足だからだ。
ただもし かけ離れた内容ばかりが出題されたとしたら、それは公式テキストという表記が景品表示法違反になる恐れは残る。