>>630
HoudiniはCSSの枠組みで標準化されているが、実際にはCSSというスタイルシートの仕様の延長上のものと捉えるのは間違っている
もちろん単純なCSSの拡張、柔軟化の仕様も含むが、それ以上に重大な仕様が含まれている
Houdiniとは、スタイルシートのパースから、レイアウト・ペイント・将来的には文字描画も含む
要するにブラウザのDOMレンダリングシステムをローレベルでほぼ丸ごと露出させるという
Extensible Webの精神に乗っ取ったけして中途半端ではない非常に深く広くしっかりとしたAPIだと捉えるのが正しい
pause: auto だの draw: lazy だのも素直に実現できる

>>グダグダなのが増えて管理コストが増加してポシャる
その考え方が本当に間違っている
Extensible Webは皆低レイヤーを触ろうと言ってるんじゃない
皆が求める機能を標準に追加していくのは難しいところがあるから
なんでも作れるAPIを提供してライブラリに任せましょう
そこで本当に便利なものができたら標準に組み込んでも良いねという精神だ

逆に新しい高レイヤーの機能入れたいねとなったときには、
必ずそれを構築できる低レイヤーのAPIを提供することになっている
それが最近よく聞くLayered APIと呼ばれる取り組みだ

つまり、その世界では小さなポリフィルやライブラリを階層状に無数に組み合わせた状態が理想と言える
今からの世界では、パフォーマンスを含む機能の責任はJSサイドが取る
それ嫌だとしても、そういうことにしていきましょうということに、もうなっている