>>455
いや,別に<DEL>に限った話じゃない。
今回みたく
「シェルに扱ってほしくない文字を置換して一時的に退避」
→「シェルで処理」→「元に戻す」
↑こういう手法を使うにあったって必要な,
「普通の文字列には現れそうにない文字」
っていうのは大抵不可視の制御文字でしょう?(<DEL>だろうが<US>だろうが<FS>だろうが)
で,そいつら制御文字が標準出力に流れた時の挙動は未定義だから避けたほうがいいんじゃない?
という話。

繰り返すけど,これは理論上の話で,実際はほぼ起こり得ない。
けれども,
printf '\033[>c' | cat
↑こういうスクリプトが実行されたとすると,こいつはある種のOS/端末で端末情報を返すので
パイプも働かないし,おかしなことになる。
しつこいけど,こんなことが意図せず起きるなんて万に一つ。
普通は<US>やら<FS>やらを一時退避用の制御文字として利用するし,こいつらはOS/端末に対してなんら特殊な働き掛けをしないのが通例だからね。
ただ,しないとも限らないし,そうでないことが規定されておらず「非可搬」だと明記されていることも踏まえると,使わないほうがいいかなと。