たとえば、九九の2の段を表示したいとする。手続き型プログラミング
言語的な発想でシェルスクリプトを書くと、次のようになる。

for i in 1 2 3 4 5 6 7 8 9; do
  echo "2×${i}=$((2 * ${i}))"
done
ユニケージ開発手法では次のように記述する。

echo "2×1=$((2 * 1))"
echo "2×2=$((2 * 2))"
echo "2×3=$((2 * 3))"
echo "2×4=$((2 * 4))"
echo "2×5=$((2 * 5))"
echo "2×6=$((2 * 6))"
echo "2×7=$((2 * 7))"
echo "2×8=$((2 * 8))"
echo "2×9=$((2 * 9))"

ユニケージ開発手法では上から下に読めるというメンテナンス性を強く意識している。
プログラミングに慣れていない現場の作業員は、繰り返し構文がでてくると理解が及ばないことがある。
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