殺人:「闇ウェブ」専門家刺され死亡 福岡繁華街、男出頭

2018/06/24 22:02

 24日午後8時ごろ、福岡市中央区大名2の旧大名小学校内の施設で、施設関係者の男性から「人が刺された」と110番があった。
 IT関連のセミナーの講師をしていた東京都江東区東雲2、インターネットセキュリティー会社員、岡本顕一郎さん(41)が背中をナイフのような刃物で刺され、
 病院に搬送されたが死亡が確認された。刺したとみられる男は自転車で逃走した。

 福岡県警によると、24日午後11時前、40代の男が福岡・東署管内の交番に「中央区の殺人は自分です」と出頭した。
 男の持っていたバッグの中から血が付いた刃物が見つかった。県警は男を殺人容疑で逮捕する方針。

 現場は福岡市中心部の天神の西側に隣接する繁華街にある施設。通報者の男性が、
 施設1階のトイレから「救急車を呼んでくれ」と声がしたため、確認に行くと、刃物を持った男と背中を刺された岡本さんが出てきたという。