転売屋って言葉がいまいち、正確にテンバイヤーの実情を表してるわけじゃないんだよな。

物を仕入れて自分では使わず新品のまま他人に売る、これすなわち転売、
だから一般の商店と何ら変わらない、ごく普通の商行為だ、どこが悪い? となる。

たしかに、フリマとか、店の売れ残りとか、マイナーなネットオークションとか、EbayやTaoBaoなど海外、
様々な場所から、知られざる「掘り出し物」を見つけて、ヤフオクや尼で売る。これはいわゆる、転売。
特に誰も困らない、被害者を生まない、そういう意味ではこのスレで叩かれている対象ではない、と思う。
(古物商許可とか、納税の問題とか、そういうのはひとまず別問題として置いておく)

ここ、というかネットでよく批判対象になるのは、明らかに希少である・需要が供給を上回ると予想され、
不特定多数の人間が欲しがっている「数に限りがあるもの」を、利ザヤを狙って入手し、転売する行為。
即完売が確定している物の場合、テンバイヤーの手に渡った数量 = 被害者の人数 とも言える。
たとえ現行法で裁くことができなくとも、実際に被害者を生み出している以上は問題である。

さて、これを呼称するにあたっては、単純に「転売」という言葉では意味が広いので正確さに欠ける。
チケットの類に限れば「ダフ屋」というズバリの呼び名があるが、チケット以外の物についてはどう呼べば良いか。
まあ単純にそのまま、ダフ屋でも問題は無いかもしれない。ネットダフ屋、という言葉が一時期あったが
これなどはネットを使った新世代のダフ屋、という事でチケット以外にも魔の手を広げている印象も付加される。
チケット以外の「ネットダフ屋」を、そろそろ何らかの法規制で縛り上げる必要があるのではないか。