あるキャラがパワーアップした姿という設定の玩具を出した時、ユーザー目に見て明らかに元の姿の方がよかったとしても玩具設定くらいは当人は今の姿を気に入っているという事にする物ですが
今回はコンドルもエイプフェイスも今の姿に不服なのが却って新鮮ですね
実は日本のスタッフもハズブロに作らされたコンドルの謎ビークルやボディなしのエイプフェイスは不満なのかも?

今から10年前にMP3プレーヤーからコンドル型ロボに変形するブースターX10というLGコンドルとほぼ同じコンセプトのTFが出ていましたが
ブースターX10と比べてLGコンドルのビーストモードの可動範囲が完全に負けているのは不満ですね
同じくらいのサイズの玩具でも10年前と比べて今は使えるパーツ数が減っているのはわかるのですが
だったら微妙なビークルモードでしか使わないパーツに費やしたパーツ数(ピン含めて約10個!)をビーストモードでの可動範囲向上に当ててくれればG1コンドルのリメイクとしてより満足出来る物になっていたのではないかと思うと残念
しかもウチの個体は羽の下のビークルモードの車輪を固定しているピン止め箇所が甘く、ビーストモードで重力に負けてだらんと垂れてくる始末…
リカラー元のCWバズソーはこうはならなかったので余計に不満です
尤も、リカラー元のバズソー自体タイタンズリターンの1つ前のシリーズであるコンバイナーウォーズにて次シリーズのプレビュー商品として一足先に世に出たので
後発の商品と比べてどうしても手探りで作らざるを得なかった事もわかってはいるのですが…

エイプフェイスにボディが与えられなかったのは玩具的な話をすればG1ホラートロンがロボットモードとビーストモードの両方の頭部をヘッドマスター1体で担当していたのをタイタンマスター共通規格に落とし込めなかったのが最大の原因で
苦肉の策として頭部と嘗てのトランステクターを模したドローンという構成のタイタンマスタークラスで出したものだと思います
そのドローンさえも日本ではウィアードウルフとコンボバットに取り上げられたので頭しか残らなかったという…
そのせいかコミックでは見立てによる俺変形だけでシックスチェンジャー並の形態を編み出していましたがその努力と悪足掻きが逆に泣けてくる