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◆メカデザインは「現代のキュビズム」
 その究極が、アラレちゃんやドラゴンボールの鳥山メカ(特に扉絵)、ターンAガンダムでのシド・ミードのMSデザイン。
 特に、先駆者だった日本のスーパーロボットには、
ピカソの「キュビズム」的(複数のアングル)というか「記号的なメソッド」があり、それがあるからこそカッコイイのだが、
現代のロボ玩具でそれを的確に継承し進化させているのが、韓国や中国の大陸玩具で
(日本では、子ども向けの巨大ロボ玩具とアニメが消えている。トミカ・ドライブヘッドやシンカリオンは人気だが、小さくて、全て同じ変形パターン)、
特にヨントイスの玩具はそれが顕著で良い。『例えば、TOBOTの1stシーズンのロボ玩具には、
至る所に名称のアルファベットの意匠がほどこされている。体型もほとんどが、それに準じている』。
 例えばパッと見てわかりやすいのが…
 ▽R…ゴツい肩を胴体と細身の腕の対比とでRを表現し、胴体と細身の足でもRを表現
 ▽K…当にキックした構図
 ▽Adventure Z…両肩のミサイルポッドぽいのでZを横にしたものを表現
 ▽CARGOは、胸の黒い部分や、わざとそうしたであろう腕の板丸出しは、スノボの板を表現。胸の変形プロセスは、スノボによるジャンプを表現しているようにも感じる