>>107
車上装置は単純馬鹿機能が良い。
すなわち、自車の標準的な減速特性曲線データを持っていて、
移動距離を積算、地上から停止点までの距離情報を得て、
移動距離を引き、限界に達すれば制動する単純動作が良い。

D-ATCでの混乱は、線路データを車載させたことから生じているが、
現状、開発提案側はこれを峻別して、集中地上局に地上の全データを持たせて一括管理、
それを各現場に送る、地上もデータベース方式を提起していて、
それの考え方だと、「定点間1列車規制」は、地上のロジックで実現するから、
車上から列車種別を送って貰って、その旅客列車の前後は排他制御、
貨物は排他せずに、閉塞や列車間隔(=移動閉塞可)とすれば良い。
地上側の論理の問題。(DS-ATC直の問題じゃない)

ATC-NSだと、開通閉塞区間数が送られてくるから、車上に線路情報を持つ必要があって未分化。
DS-ATCはどうなってるか?将来的には厳密に、地上側データは地上データベースに。車上側データは、
車上データベースにという割り付けに整理されていくが、その間は交錯してややこしい。