>>228
歴史的な違いかな。

経路特定区間は、輸送力増強目的で増線(事実上の複線や複々線として機能)した区間に多い。
・元来のメインルートに対して急勾配回避目的などで新たに作ったバイパス区間。
・戦争中、海岸近くを走る線の艦砲射撃の回避目的で、内陸に別線を設けた区間。
などに適用されたケースが多い。

選択乗車区間は、
・目的地まで直通する列車の運行経路が複数ある場合。
・メインルートから並行しつつ徐々に離れていく路線上にある観光地などに寄り道する場合。
・新幹線がらみ。
などに適用されたケースが多い。

ただし、例外もある
赤穂線:早くからローカルルールで黙認されてた区間が、後から晴れて明文化され為、ランクは選択乗車どまり。
内子線:(本来なら経路特定でもよさそうなのだが)地方交通線のためにランクは選択乗車区間どまりなのかな?
それを言うなら岩徳線だって地方交通線だけど、それ以前から既に経路特定区間だったからね。