ごめん、正月最後に思い出した。これググっても見当たらなかったのでスレ汚しのつもりで。
関西に回数券を売るチケット屋が多いのは、「切離し可能で昔から地下鉄で券売機前でおばさんが売っていた」
これはあまりに有名な話。
東京では国鉄や私鉄の多くが切離無効の回数券を売っていた(都区内や山手線内回数券の使用済みは、なぜか流通ルートがあった)ため無効だったが、
かつての営団地下鉄が金額制になったのは昭和末期。自動改札不可の裏白紙の券があり、駅に印字機があった。
…ここまでも探せばあると思うが、その前の営団地下鉄の回数券のシステムが謎だった。
A駅(仮に上野)=B駅(日本橋)間で、切離可能。これならありがちだが、実は
「上野から日本橋までの金額と同じ区間」から「上野から日本橋までの金額と同じ区間」という
今考えれば謎なシステムだった。つまり今に置換えれば「上野から170円区間の全駅」から「日本橋から170円区間の全駅」まで。
「だったらどこまでも乗れるだろう」という所だが、当時は鋏痕と自己申告で特定していた。
(これは国鉄の短距離の切符や回数券も同じ)乗越がどうなってたかは不明。
今からすれば考えられない話だが、アナログ時代には職人芸で対応していたという話。
どこにも書いてない(はず)なので、記憶の片隅から書いておいた。失礼。