>>908
一昔前の阪急は、PiTaPaの利用回数割引に巻き取る形で回数券を、区間指定割引に巻き取る形で定期券を、それぞれ縮小・廃止しようと本気で企んでいたと思う。
そのために、意図的にPiTaPaを従来の紙の乗車券と互換性のない、併用することをできないような仕様としたのだろう。
(鉄道に限らず家電などにも通じる一般論として、新規格を旧規格の上位互換にすると両者が共存するが、互換性のない仕様にするとほぼ完全に置き換えられる(または新規格が失敗して消滅する)ことが多い。
分かりやすく言うとVHSに対するS−VHSが前者、DVDが後者。互換性のない新規格側が消滅した例はICテレカなど。)

しかし、阪急の試みは金券屋を使わない利用者にとってさえ実質値上げでしかないことを見抜かれてそっぽを向かれてしまった。