質問させてください。
このスレでも良く聞く論文「エネルギー問題としてのリニア新幹線 阿部修治」を読んでます。
磁気抵抗について1つ疑問が。

この中で、リニアの磁気抵抗は新幹線の転がり抵抗より速度を勘案しても高い、って話があります。
浮上しているから抵抗少ないなんてことはないし、抵抗少なくたって500km/hで走れなきゃ意味ないと思うのでそのこと自体はどうでもいいのだけど、その力がちょっと予想以上に高く書かれているので「??」。

空気抵抗 13.6kN/両  16両で217.6kN
磁気抵抗  4.0kN/台車 一編成17台車で68kN
合計   285.6kN

リニア16両編成を乗客込み485トンとすれば、
浮上力に対し、磁気抵抗は1/70、総抗力の1/17(航空機定義の揚抗比17)
磁気抵抗は総抗力の24%
ってことになり、浮上のためのエネルギーは1%とか3%とかいう話と合致しません。
あと、500km/h走行時の総抗力が285.6kNなら仕事率は40MWになり、これにリニアモーター効率を勘案すると、JR東海が公開した500km/h定速走行での消費電力は3.5万kW(35MW)ってのとは大きく乖離しそうです。

おかしいのはこの論文?JR東海発表?それとも自分の計算?
引用文献お持ちで検証したことのある人いましたら教えてください。