東急電鉄は丁寧・慎重な会社で、2002/03中目黒事故当時には、
厳重な脱線防止ガード設置済み&輪重比10%以内管理を実施していた。
それは横浜駅での脱線事故発生を受けての措置。
車庫内での2度の脱線事故で現場から輪重計設置要求が出されていたのを無視し続けて惨事に至った営団とは対極の会社。
中目黒事故当日の読売新聞夕刊の航空写真で、営団線に平行する両側の東急線にだけガードレールが設置されていて象徴的だった。

元住吉事故時2014/02には全列車にTISが搭載されて詳細な運行記録を取っており、
このデータが事故調に提出され、報告書にも先行列車と追突列車の走行図として引用されている。
 その後の東急の検討を見ると、即座には「降雪時40km/h制限」で、これが輸送力激甚低下で大変なことになっているが、
取り敢えずのハード的措置として降雪時の「閉塞の連結」策が、さらに新ATCへの全面換装も検討中の模様。

東急など各社が首都圏としては未曾有の豪雪の詳細な運行データを持っていて、当日頻発した過走も記録されていて、
降雪対応の参考にされているわけで、それが運輸安全委員会を介して公有化されて学究に資することができれば有効、
>>407のデータ不足の懸念はほとんど埋めることができる。
私有のママ死蔵では実に勿体ない。デジタルデータだからフォーマットとともに公開したら良いと思っている。