昨日3/21の箱根登山鉄道の豪雪運休は80/1000急勾配の連続する同路線では当然の措置。

急勾配部は超低速15km/h運行だから、他よりブレーキが倍以上効きやすいのはあるが、
それでも停まりきれなくて谷に転落のリスクはある。
かってはそういう事故になっている。

 勾配加速度=9.81×(80/sqrt(1000^2+80^2))×3.6=2.816km/h/s、K相当=20.3 だから、
たとえずっと散水しながら走っていても、豪雪では制動力が足らない場面が想定され、
スイッチバックで停まりきれない先は深い谷だから、運行できないのだ。