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やってみました。エスカレーターの2列乗りです。歩く人のために片側を空けるのではなく、両側とも止まって乗ることです。

気分は「ファーストペンギン」。NHKの連続テレビ小説「あさが来た」で、洋行帰りの五代さんが新しいことに挑戦する主人公のあさを、天敵のいる海に最初に飛び込むペンギンに例えた言葉です。

出かけた先で時々ペンギンになってみた私。その日記です。

ペンギン日記@ 12月6日 豊橋駅
東海道新幹線、豊橋駅の下りホーム。大きな荷物を手に列車から降りてきた人たちは、唯一のエスカレーターを目指すが、乗り口の手前で長い行列ができている。

よく見ると、エスカレーターの左側にだけ人が乗り、右側が空いている。

「これは…」

私は、その時が来たのを感じた。

同僚が取材に取り組んでいるエスカレーター問題。けがや障害で右側に止まって乗りたい人のことは応援したいと思うけれど、朝夕の通勤ラッシュで先を急ぐ人たちの流れに逆らって、右側で立ち止まる勇気は起こらない。