<名古屋市>「敬老パス」1日13回 不正使用確認なら対策
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180105-00000015-mai-soci
1/5(金) 10:39配信
 名古屋市は、65歳以上の市民が市営地下鉄と市バスを無料で利用できる「敬老パス」(交付時に負担金
が必要)について、年間100万円を超えるペースの利用者がいることを明らかにした。1日平均13回使
っている計算で、本人以外が不正に使用している可能性もあるとして、市は実態を把握し、不正が確認され
れば対策を検討するという。
 敬老パスは所得に応じて年1000〜5000円の負担金を支払えば、地下鉄などが乗り放題になる。利
用は本人に限り、第三者への貸与・譲渡は不正となる。昨年3月に磁気カードからICカードに全面的に切
り替わり、カードごとの利用頻度が把握できるようになった。
 市が集計した昨年3〜8月のデータでは、半年で50万円超の利用者が2人、40万円超も少なくとも8
人いた。使用回数は約1900〜2400回で、単純計算すると最も多い人で1日平均13回使用している
ことになる。