岩手日報

 11日午後7時20分ごろ、釜石市甲子町のJR釜石線の線路上を車が走行していると盛岡発釜石行きの下り快速列車の運転士からJR盛岡支社に連絡があった。
同支社によると、乗用車は線路上を約2キロ走った可能性があり、右前輪のタイヤが外れ自走できなくなった。列車とは接触しておらず、乗客68人と乗務員にけがはなかった。  
場は上有住(住田町)〜陸中大橋(釜石市)駅間で、同支社によると、上有住駅から約2・5キロ東の山中。同日午後10時時点で、レッカー移動に至っていない。
車は上有住駅の東約400メートルにある大洞踏切から線路上に侵入したとみられる。釜石署によると、乗用車には男性1人が乗り、釜石側を向いていた。
線路上に侵入した経緯や目的など事情を聴く。  この影響で普通列車上下3本が運休・区間運休し、下り列車3本が最大2時間20分以上遅れ、乗客約300人の足が乱れた。

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