種村の「日本あちこち乗り歩き」を久々に読んだ。
九州で平成筑豊鉄道が開業した時のことが書かれてるが、このときJR九州の「福岡近郊区間」は
一部の駅間の最短経路が変わって運賃も高くなった。
この件について種村は、
「乗車コースがまったく変わらないのに、無関係な線がなくなったから運賃が上がる理屈を一般
利用者に理解してもらうのは難しい」
「駅や旅行センターの係員は大汗をかいたことだろう」
と、利用者の側に立ちながらも現場の職員へのリスペクトや思いやりのあるコメントを書いてる。
どうして中の人は全線完乗維持みたいなことばかり真似して、種村のこういう所をまったく学ばないのか。