毎日新聞

12日午前8時35分ごろ、東かがわ市湊のJR高徳線の湊川踏切で、高松発引田行き下り普通列車(2両編成)と、同市の女性(41)運転の軽乗用車が衝突した。女性と乗客5人にけがはなかった。
女性は「ブレーキをかけたが、止まらなかった」と話しており、東かがわ署は雪でスリップした可能性があるとみている。
 同署によると事故当時、踏切は警報機が鳴り遮断機は下りていたが、軽乗用車は遮断機を押し上げ、列車の後部側面に衝突。ボンネットが破損した。

 一方、列車の運転士は衝突に気付かず、そのまま終点の引田まで運転を続けた。JR四国は「運転士が異常を感じればすぐに停止するが、
今回は側面に衝突したため気付かなかったのではないか」と説明している。