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73年前の敗戦時、陸海軍や内務、外務、大蔵各省など日本のあらゆる組織が、機密性のある公文書焼却に血眼になった。
 
「秘密文書を焼却処分せよ」「この電文が理解されれば焼却せよ」――。1945年8月18日、旧日本海軍内でシンガポールから発せられたことを記した英国の公文書。関東学院大の林博史教授が英国国立公文書館で確認した

 敗戦時の公文書焼却について、当時の蔵相は「閣議で決めた」と戦後語っている。内務省職員だった奥野誠亮元法相は生前、「戦犯にされる恐れのあるような公文書を焼却しろという指令を書いた」と証言した。