時代の流れで、個人での証拠を残すことが容易になった。
昔は訴えても証拠が揃っていないで、結局はほとんど不当労働行為が認められない。
そこに会社は鷹をくくっていたのだが、今は時代が違う。
今回は一定の証拠が残る形での不当労働行為になった。
やれば間違いなく組合が勝てる。
それに気づいた経営陣は、不当労働行為の訴訟化を最も嫌がり本部を懐柔した。
6項目のことで、一番揉めたのも不当労働行為の告訴だった。

訴訟を見据えて、まずは管理者の不当労働行為は会社の命令ではないと交渉の文面で残した。
これは、管理者の梯子外しそのもの。
それだけ危機感が強い現れでもある。
さてどうなることやら。