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JR東日本が来年3月のダイヤ改正で、主に中央線の新宿(東京)と富士急行の河口湖(山梨県)を結ぶ特急の定期列車を新設することが3日、分かった。
 この列車を含む中央線特急は新型車両E353系に原則として統一。主に新宿と松本(長野県)を結ぶ列車名を「あずさ」に一本化し、速達タイプに付く「スーパーあずさ」の名称は廃止する。
 新設の特急は3両編成で毎日運転し、1日に数往復させる計画だ。中央線では主に新宿と甲府を結ぶ特急「かいじ」と連結して12両編成で走行。大月(山梨県)で切り離して富士急行に入り、行楽客の乗降が多い富士山、富士急ハイランドの両駅に停車する見通し。
 河口湖には千葉県の成田空港を発着する特急「成田エクスプレス」が土曜と休日に一部乗り入れているが、「平日にも特急を設けて利便性を高める」(関係者)という。