DQN鉄ヲタ(東日本編) Vol.31
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★過激派に「でっち上げ」ロシアが若者標的
テロ組織への参加などの疑いで逮捕されたロシアの若者の親たちが「無実だ」と釈放を求め、支援の輪が広がっている。当局の強引な捜査の裏には政権批判の高まりがあると言われ、ソ連時代の弾圧の再来を懸念する声も出ている。（モスクワ＝中川仁樹）
モスクワの中心部にある情報機関「連邦保安局」（FSB）ビル周辺に10月28日、約500人が集まった。整然と立ち話をしている。警官が拡声器で「道を開けなさい」と叫ぶ。
◆無実訴える親ら
人々の本当の目的は「テロ組織への参加」などの疑いで逮捕された若者らの釈放要求だ。容疑者の親も参加。集会が許可されず「道路にいるだけ」という形で集ったが、最後は全員が拍手で団結を示した。容疑者の一人、アンナ・バマブリコワさん（18）の
父ドミトリーさん（50）は、大統領選を３日後に控えた3月15日の衝撃が忘れられない。早朝、自宅のベルが鳴り、何者かがドアを激しくたたいた。「誰だ」。ドミトリーさんが尋ねても名乗らない。「警察だよ」と言う隣人の声にドアを開けると、突然、
顔を殴られた。自動小銃を持った黒いマスクの男たちがなだれ込む。「床に伏せろ」と怒声。おびえた長女は赤ん坊を放り投げるように布団の下に隠した。男らの目的は次女のアンナさんだった。震える少女を厳しく尋問した。「（野党指導者の）ナバリヌイ
との関係は」「（ロシアが一方的に併合したウクライナ領の）クリミアは我々のものか、違うか」まるでテロリスト扱い。「あばずれ」などと汚い言葉を浴びせ、そのままアンナさんを逮捕した。容疑は過激派組織「ノーボエ・ベリチエ」（新しい偉大さ）
への参加だ。「組織の規約に、革命が始まったら積極的に活動するとある」などとして、ほかにメンバー9人も逮捕された。 ◆「人生壊された」
ドリトミーさんは「事件は特殊部隊の自作自演だ」と訴える。アンナさんは社会の不公平を嘆き、学者になり国に貢献したいと願っていた。SNSで知り合った数人と時々マクドナルドに集まり、国の将来を語り合っていた。組織の実態はなかった。そこに近づ
いたのが当局の潜入捜査員。「妻子がいるのに給料が低い」と不満を漏らし、同情を求めた。議論のために部屋を借り、ビラを作るコピー機を購入。組織の名前や構想を考えたのも、その男だ。アンナさんは1月に活動をやめると伝えたが、男は「あなたが必要
だ」と引き留めた。男が主導して「過激派」の幻影を作り、若者らを巻き込んでいった構図が浮かび上がる。「アンナは嵐の後、森に駆けつけて巣から落ちたヒナを助けるような優しい性格。ポケモンが好きで日本語を学んでいた」とドミトリーさんは言
って、目を潤ませた。「娘は人生を壊された。子供たちを投獄するのはロシアの恥だ」
◆格差への批判 恐れる政府
プーチン大統領は3月、FSBの会議に出席。「若者を過激派主義などから守る必要がある」と号令した。政治家や活動家への弾圧が続いたロシアで、最近は政治的背景があまりない若者が標的になっている。昨年秋から地方都市ぺんざなどでグループ「セチ」の
若者のさが「テロ組織への参加」の疑いで逮捕された。容疑者の家族は「エアガンで撃ち合うサバイバルゲームで遊んでいただけ」と無罪を主張。5月にモスクワで若者が「過激派組織への勧誘」などの疑いで逮捕された事件も、治安当局の関与が疑われて
いる。若者らを支援する人権活動家のレフ・ポノマリョフさんは「社会を恐れさせるためのでっち上げ事件。（ソ連のスターリン時代に弾圧が最も激しかった）1937年のような恐怖政治の始まりだ」と批判する。アンナさんは自宅軟禁中。逮捕に衝撃を受けた うけ、拘置施設で冷たい床に寝かされ、心も体も傷ついたという。弁護士によると他の容疑者には拷問の跡もある。司法の独立は疑わしく、有罪になる可能性があり、将来の就職も危うい。人権活動家のアーラフロロワさん（53）は「政府は若者を恐れて
いる」と指摘する。政権の汚職体質や貧富の格差に疑問を抱く若者は増えている。昨年、大統領選への立候補を目指した野党指導者のナバリヌイ氏が呼びかけた集会には、自由で公正な選挙を求めて地方都市でも若者を中心に数千人が参加。モスクワでは1万人
規模に上った。ノーボエ・ベリチエやセーチの事件の若者らは容疑を否認し、闘う姿勢だ。それに応えて親も立ち上がり、記者会見や集会で訴えている。娘が逮捕されたナタリヤ・セボスチヤノワさん（45）は政権与党「統一ロシア」の党員。選挙では議員を
熱心に助けた。「社会の多くの面を分かっていなかった。（世界がきれいに見える）ピンクの眼鏡を今は外した」と話す。 突然ながら今月末をもって神戸への転勤のため学生時代以来住んでいた仙台を引き払うことになりました
｢仙台鉄｣でなくなる以上このスレに書き込むことはできないので、この書き込みをもってここを去ることにします
藤田くん、家では｢真～｣、出先では｢乗り鉄～｣を使ってました
自演といわれればそれまでですが、名前はその2つだけです
藤田くんのTwitterでのフォロワーとの会話をここに載せた中で藤田くんの名前を出し、結果的に藤田くんに対する悪評が立ったというのであれば素直に謝罪いたします
藤田くんは何のDQN行為もしてないわけですから…
これをもって5chへの書き込みをやめ、TwitterとG+のアカウントはすべて削除しました
最後に
仙台の撮り鉄界隈が機材や情報の有無で差別されず、SNSでのアップなど誰にも気兼ねなくできる環境になって欲しいものです
それでは >>275
カクヤス氏に続いて無所属氏も引退か。お身体には気をつけてください、お元気で。 ★☆★交直流電車の必要性と技術概要★☆★
かつては、日本全国で活躍していた交直流電車だが、特に優等車両の多くが消しつつある。一方で、国鉄時代には限られた線区に投入されていた交流電車が、昨今は活躍の場を広げつつある。この交流電化区間を走行する車種の変遷はどのような経緯による
ものなのか、今後、どのように進展してゆくのだろうか。そんな今月号のテーマに関して、電化方式の違い、交流区間を走行する車両のシステム、交直流電車の誕生の経緯や異なる電化区間を直通するための操作など、交直流電車にまつわる技術をご紹介しよう。
①なぜ直流電化と交流電化があるのか
そもそも、どうして「電化区間に直流と交流があるのか」からお話を始めよう。なぜなら、この２つの方式の電化区間が存在するために、この区間を直通できる交直流電車が必要となるのだから。
(1)直流電化ではじまった電気鉄道
19世紀末、電気により鉄道車両を走らせる「電気鉄道」が実用化された当初から駆動用に使われているのが「直流電動機（直巻式）」だ。この電動機は走り始める時に大きな駆動力を出すことができ、しかも広い範囲で速度の調整ができる特性を持っていて、
鉄道車両の駆動に適していたためだが、このためには「直流」電源が必要となる。しかし、発電所から送られてくる電源は「交流」なので、どこかで交流を直流に変換（整流）しなければならない。電車などに使う大きな電力の整流に半導体が使えるように なったのは1960年頃からで、かつては交流電動機で直流発電機をまわして直流を得ていた。この設備は重くて大きいため、車両に搭載することはできず、地上側に設けて架線に直流を供給し、電車や電気機関車を走らせた。これが「直流電化」の始まりだ。
しかし、直流電化では車両内で電圧の調整ができる範囲が限られるため、あまり高い電圧にはできず、このため今でも600V～1500Vが実用範囲（海外では3000Vもある）となっている。この程度の電圧で長い編成の列車を走らせようとすると、100A以上の
大きな電流を架線から供給する必要がある。しかし、このような大きな電流を架線に流すと架線の抵抗により電圧が低下するためにあまり長い距離を送電できない。このため、変電所を短い間隔（都市圏で2～3km、長くて10km程度）で設ける必要がある。
これが直流電化区間の課題だった。
(2)交流電化の開発
車両側で交流を直流に変換したり、交流で回転する電動機を活用できれば、架線に交流を流すことができる。交流は変圧器で電圧を容易に変えることができるので、直流電化よりも高い電圧を架線に送ることができる。電圧が高くなると［図1右]のように電流
が減るために河川での電圧の低下が少なくなって、変電所の間隔を広げることができる。（電気を送る方式にもよるが、短くて30km、長いと100kmぐらいまで）。また、電線も細かいもの済む。この交流電化は1935年頃にドイツで試験が始まり、第2次世界
大戦後はこの技術に着目したフランスが開発を進めて実用化を達成した。日本でもこの情報を得て、1955年頃から交流電化の技術を自主開発し、1957年の北陸本線から本格的な交流電化を導入した。 (3)「動力近代化」というプロジェクト
[図2]は交流電化の開発を始めた1955年から20年間の、機関車と旅客車の両数の変遷のグラフだ。この20年間は日本が高度経済成長により大きく発展した時期であり、旅客も荷物も輸送量が大きく伸びた時期でもある。この輸送力の増加を支えたプロジェクト
のひとつが動力近代化計画だ。1955年当時、機関車の大半は蒸気機関車、旅客車の大半は客車で、蒸気機関車が客車を牽引する光景が標準的な列車だった。しかし、蒸気機関車はエネルギー効率が悪く、取扱いにも面倒なことから輸送を改善するためにこれ
を20年間で廃止し、機関車は電機やディーゼル機に、旅客車は電車や気動車にして、これを増やそうという計画だった。このためには幹線の電化が課題だった。1955年当時の電化区間は[図3]の左の状態で、大都市周辺こそ電化されていたものの、東海道本線
でも非電化区間が残っていた。このために、交流電化を導入してより少ないコストで電化を進めようとした。列車の運用などを考慮して山陽本線などは直流電化となったが、[図3]の右のように多くの線区に交流電化が適用された。ただし、常磐線だけは事情が
異なる。それは、茨城県石岡市柿岡にある気象庁の『地磁気観測所』の存在だ。直流電化では観測に影響がでるために、観測所から35km以内の線区を電化する場合は交流とする必要があった。常磐線は通勤輸送が増加しつつあり、取手以遠も直流電化した
いところだが、この制約から交流電化せざるを得なかったのだ。 ②なぜ機関車は交直流機が少なかったのに電車は交直流車が多かったのか
交流電化の開発で様々な試験を行う中で、交流電化（変圧器出力を整流し、並列接続した電動機を駆動する方式で、電動機電流を滑らかにする大容量リアクトルがある車両）は空転発生後の収束が早く、駆動力を有効に使えることがわかった。このため、直流
用の6軸機関車とほぼ同じ牽引力を、交流用で4軸で出せることとなった。さらに交流の場合、変圧器の巻線に接続する端子の切り替えで電動機に掛かる電圧を制御できるため、電動機の電圧を抵抗器の切替えで、行う直流機関車のロスを軽減でき、大容量の
抵抗器の搭載も不要となるメリットが大きかった。機関車牽引の列車の場合は、電化区間の境界で直流機から交流機に変換することで、列車はそのまま走行を継続できる。このため、交流区間では直流機に比べてメリットの大きい交流専用機が投入された。
ただし、この場合は、交流と直流の切替駅で機関車の交換が可能なように、架線側の電源切替を行う地上側の設備が必要だった。（設備改修前の黒磯駅など）。これに対し、都心から40kmの地点から交流区間となる常磐線や、旅客列車と貨物列車の
停止位置が異なり、地上側対応の難しい門司駅では無電圧区間（セクション）設けて、ここを通過する際に車両側で切り替える方式を採用した。このため、両方の電化方式に対応した車両が必要で、これらの区間には当初から交直流機関車が投入された。い
っぽう、電車の場合は、切替方式に関わらず、異なる電化区間を直通する列車の場合はどうしても両方の電化方式に対応する必要がある。特に大都市圏と地方都市を結ぶ特急・急行列車では、両方の電化区間を直通するらケースが多く、交直流電車が求め
られることとなる。もっとも、交流電化の導入当初は長距離列車の多くが客車列車であり、機関車の交換で対応できたため、最初の交流区間を走行する営業用の電車は、常磐線用と門司から関門トンネル経由で本州へ直通する区間へ投入となったことから、
双方とも近郊型の交直流電車だった。当時の電車による優等列車は、東海道本線など直流区間の運行が主体だったが、東海道新幹線の開通後、新幹線に接続する九州方面の列車や、電化の進展した東北や北陸方面の列車では、速達性の要求から特急や急行用 の電車が求められた。新たに電車が運行される線区の電化方式には[図3]の右のように交流区間があり、このため、特急や急行用の電車は交直流電車が採用され、大きな勢力へと成長していったのである。この時期に開発された交流電車は、直流区間との接続の
ない北海道の711系のみであった。
③交直流電車の電気回路と必要な機器
ここまでのお話で、国鉄時代に多くの交直流電車が投入された経緯がご理解いただけたと思う。それでは、交直流電車のメカニズムの紹介に入ろう。[図4]は、直流電動機を用いた場合の、直流・交流・交直流、各方式こ電気回路（主回路）の比較だ。
各線区の電化が進んでいた時期の直流電車は、主電動機の電圧を調整するために抵抗器などで電圧を変える方式が一般的だった。いっぽう、交流電車の場合は、変圧器の出力端子の切替え（0系新幹線）や、その後に実用化されたサイリスタ制御（711系）でも
、交流電源を活用したロスの少ない制御を行うことができた。それでは交直流電車の制御はどうなのだろう。交直流電車は、直流区間も走行するので、交流電車の制御方式は採用できない。このため、直流電車の回路を基本に、交流区間では架線から受電し
た20kV（2万V）の電圧を変圧器で1500Vに変換した後、整流して直流区間と同じ主回路に電源を供給する構成となっていた。この回路方式の交直流電車の機器構成は[図5]となる。屋根上には交流用シャ断器（VCBまたはABB）、交直切替器、主ヒューズと、
交流が直流かを判別する回路に用いる計器用変圧器が搭載されている。[写真6]。床下には、主変圧器、主整流器の他、交直転換器箱があって、主回路の電源を直流か交流かで切り替える機器のほか、回路保護のための装置も納められていた。これに対して、
主電動機に誘導電動機を用いた最近の電車の回路比較が[図7]となる。この方式では、交流電車でも主電動機を制御するインバータへの入力を直流とする必要があることから、交直流車とはほとんど回路構成は変わらず、直流区間用の切替回路が追加となる程度 の差となる。インバータ制御の場合、屋根上の機器は直流電動機の場合と変わらないが、交流を直流に変換する整流器の方式が異なる。インバータ制御の場合、交流区間でも回生ブレーキを生かすために、直流から交流への逆変換が可能なコンバータとなって
いる。このコンバータの素子は、インバータと同一の、電流の入り切りができるGTOやIGBTという素子が用いられている。もし、インバータ側で故障が発生した時、直流区間では高速度シャ断器で保護する必要があるが、交流区間では、このコンバータで
電流を抑制できるので、交流区間用の回路に高速度シャ断器は組み込まれない（[図5]の注記参照／コンバータも含めた交流側の回路の保護は、屋上の交流用シャ断器で行う）。このため、インバータへの回路切替は、交直転換器ではなく、比較的小型の
電磁接触器が用いられて回路もシンプルになった。
④どのようにして交直セクションを通過するのか
さて、交直流電車で運行中に最も注目されるのが、異なる電源の境界を通過する「交直切替」だろう。その時の操作と機器の動作をご紹介しよう。直流区間と交流区間との境目には、異なる電源同士がつながらないように「デッドセクション」という無
電圧区間がある。[写真8]。その長さ（直→交：45～60m、交→直：20～25m）は、セクション手前の電圧のかかる架線と、セクション進入後のパンタグラフとの間に発生するアーク（電離した空気や絶縁物の表面を電流が流れて発生する火花）や回路の
切替えができずに、異なる電源区間に進入してしまう時の保護の時間を考慮して決められている。この交直デッドセクション通過の際に、車両内の回路を切り替えることを「交直切替」という。 (1)手動切替の場合
交直切替区間を示す標識の手前で運転士はノッチオフした後、運転台の交直切替スイッチ[写真9]をこれから進入するら電源側に切り替える。この操作で出る指令は、計器用変圧器を介して検出している電源の種類とは異なる状態となるために、交流用シャ断
器が「切」となり、パンタグラフと車両内の回路が切り離される。この後、屋根上の交直切替器、床下の交直転換器（または接触器）が進入先の回路に切り替わる。この状態で車両はデッドセクションに進入する。新たな電源の区間に進入すると、検出した
電源種別が、交直切替スイッチの指令と合致することで、ユニット毎に交流用シャ断器が自動投入され、パンタグラフと車両内の回路が接続されて力行が可能となる。これで交直切替が完了する。
(2)自動切替の場合
最近の交直流電車は、ATS-P装置と列車情報管理装置（TIMSなど）を活用しており、乗務員の操作なしで交直切替が可能だが、基本的な機器の操作は手動の場合と変わらない。自動切替では、まずセクション手前の地上子などの情報をさから、音声で運転士
にノッチオフを促し（操作が行われないと強制切とする）、その後、TIMSなどが進入先の電源種別の指令を出すと、交流用シャ断器が手動時と同様に開放する。この後、回路が切り替わるが、セクション手前のある位置までにこの動作が完了しないと「切替
失敗」の警報を出して運転士によるマニュアルの操作を促す。なお、自動切替を導入した車両の交直切替スイッチは、照光式の押しボタンスイッチ[写真10]となっている。また、デッドセクション通過後のシャ断器の投入動作は、手動の場合と変わらない。 ★英憲法を揺るがすEU離脱
対仏戦争に明け暮れたイングランド王ジョンの王権を制限し、封憲領王の既得権、都市の自由り不当逮捕の禁止などを盛り込んだマグナ・カルタ（大憲章）が制定されたのは1215年、日本なら鎌倉時代にあたる。ラテン語で書かれた条文の一部は改訂を経て
今なお現行法として残る。単一の成文憲法を持たない英国で、憲法を構成する「生きた文章」でもある。英国の憲法とは何か。「女王の会議」が定めた法律のほか、判例、国際条約、慣習のうち、領土や主権など国のあり方を規定するものの積み重ねを
指す。45年前、欧州連合（EU）の前身、欧州共同体（EC）に加盟した際の国内法「欧州共同体法」もその一つだった。、つまり、EUからの離脱（ブレグジット）とは「憲法改正」を進める手続きでもあるのだ。離脱をめぐるEUとの合意について、12月初旬
にも予想される議会承認に暗雲がたれ込める中、英国では、離脱問題を政治経済だけでなく憲法上の危機と受け止める見方が出ている。その一人、ウェールズにあるカーディフ大学のリチャード・ウィンジョーンズ教授は「領土にかかわる憲法問題」 <font size=7>★語る~人生の贈りもの~ 喧騒の精霊流し 覚えにくい詞で</font>
<b>《グレープ2枚目のシングル「精霊流し」を1974年に発表。東海ラジオ「ミッドナイト東海」でパーソナリティー蟹江篤子さんが毎週流し、名古屋で火がついた》</b>
この年はザ・ピーナッツのコンサートに同行して全国を回りました。ザ・ピーナッツがフォークソングを歌う場面でグレープがギターを弾き、その後に1曲歌う。初めて行く町が多くて面白かった。その途中で売れたんです。
<b>前年、仲良しのいとこが海の事故で亡くなった。その新盆で精霊流しの日、東京でデビュー曲を録音した</b>
精霊流しは長崎人にとって非常に重要な行事で、新盆のお宅が大きな船を造り、親類や友人が集まって故人の魂を送る。この日に長崎にいなかったのは初めてでした。最初の曲が売れなくて、ディレクターから「長崎もので何か書けないか」とリクエストが
あった。僕が歌い手になることを最初に認めてくれた人にも「なぜお前は精霊流しを歌にできないんだ」と言われて。花火を打ち上げて大騒ぎをする喧騒の行事を音楽にするのは無理だけど、残された人間がどんなにつらい思いで送るか、情景描写だけで思い
が伝わるような精霊流しなら書けるな、と思って初めてまじめに書いた詞です。8分の12拍子でリズムを軽くして、サビで短調から長調に移調して響きを明るくしました。1番が完成したら、吉田政美が「2番は？」と言う。でもこれをじーっと歌われたら暗
くなるので、2コーラス目は「あの頃あなたがと意図して「あ」の音を多用した。暗いメロディーを明るい音で消しにかかる作業はこのとき初めてやりました。実は自分の歌に飽きることが多かった。吉田に相談したら「覚えやすいからじゃない？覚えられない
歌を書いてみろよ」。覚えにくい詞でもいいか、とやぶれかぶれで書いた歌がドンと評価されて驚きました。（聞き手・坂本真子）
長崎市生まれ。1973年にレコードデビュー。ヒット曲は「関白宣言」「北の国から」など。 ★サビを替えてご当地ソング 「湯ですぜ！」プロデューサー 小出一之
全国的にご当地の替え歌がユーチューブに上がっています。これほど替え歌がたくさん出てきたことも珍しいですね。サビの地名4文字を替えるだけで「ここにおいでよ」という意味になるので、作りやすかったのだと思います。ユーチューブの認知度が相当
上がっていて、ヒット曲には印象的なビジュアルが必要になる。今回も「いいねダンス」は間違いなくヒットの要因になっています。夏の高校野球の応援で曲が使われたり替え歌が増えたりしているのを見て、知り合いだった「U.S.A」の作詞家と
「やってみようか」と。僕の地元の宮城県大崎市に公認を得て、全編ボランティアで撮影しました。母校の古川工業高校ダンス部などに出演してもらってできたのが「湯ですぜ！」。鳴子温泉だから「湯」です。地元の祭りやイベントで演奏すると子どもも
お年寄りも集まり、アンコールもかかる。世代を超えて親しまれるサビのキーワードと印象的なダンスがヒットに繋がったのかな、と思います。（談） ★技術力ではなく面白さを優先 コンサルタント公認会計士 金子智朗
技術の押し売りをしなくなったことが最大のポイントだと思います。技術力ではなく面白さを優先した。特にサビのダンスは、皆がまねできる。大事なことです。同時にそれを下支えする、実はすごい技術がある。メンバーのKENZOはダンスの世界大会で
8年連続で優勝したし、ISSAは皆とほぼ同じ動きをしながら息も切れず、音も外さない歌唱力を持つ。素人にはとてもできない技術の高みがさりげなくにじむ。本物感が感動を呼ぶのでしょう。日本の製造業が参考にすべきことは多いと思います。例えば
自動車。昔は高い技術をアピールすれば売れましたが、今の最新技術は難しすぎて理解できず、それだけではセールスポイントにならない。その技術を使うと便利になる、楽になるといったユーザー目線が必要です。幸せにつながると初めて人はお金を
払います。エンターテインメントも感動や面白さが求められる。DA PUMPはそこの勝利で、幅広い層に受け入れられたのでしょう。（談） 海上自衛隊の哨戒機に、韓国海軍艦艇が火器管制レーダーを照射した問題への日本政府の抗議をめぐり、韓国内から「日本の反応は過剰だ」などと逆に反論する声が出ている。
いわゆる徴用工訴訟の最高裁判決をはじめ、韓国による国際常識から外れた判断や行為を日本側が指摘すると、韓国側がこれに反発するという悪循環が繰り返されている。
韓国当局や韓国メディアによると、照射が起きた２０日は、好漁場とされる日本海の大和堆（やまとたい）周辺で「北朝鮮の漁船とみられる船が遭難した」との通報を受け、韓国海軍の駆逐艦が午前から捜索に当たっていた。
「気象条件が良くなく、遭難船を迅速に見つけるため、火器管制レーダーを含む全てのレーダーを作動させたが、哨戒機を狙う意図は全くなかった」というのが韓国軍関係者の説明だ。
「人道的救助のための措置だった」と日本政府に十分伝えたとも釈明している。
韓国紙、朝鮮日報によると、岩屋毅防衛相が記者会見まで開いて抗議を表明したことに、韓国軍関係者は「日本の反応は多少行きすぎた面がある」と述べた。
文在寅（ムン・ジェイン）政権が南北融和を進める中、北朝鮮船の救助のためならレーダーの過剰使用も許されてしかるべきだとの自己弁護がのぞく。
数週間漂流していたとみられる木造船から船員３人と１遺体が収容され、北朝鮮に２２日、引き渡された。
韓国最高裁が１０月と１１月に韓国人の戦時労働に絡み、日本企業に賠償を命じた判決をめぐって、日本政府は過去の協定という日韓関係の基盤を揺るがすものだと強く反発。
これに対し、文政権はあくまで自国の司法の判断を尊重すべきだとし、逆に日本に自制を求め、遺憾の意を示した。
韓国が１０月に開催した国際観艦式で自衛隊旗「旭日旗」の掲揚自粛を要請し、日本の艦艇が参加を取りやめた問題でも、国際的な慣例より、「韓国国民の感情を考慮すべきだ」という“内輪の論理”が振りかざされた。
今回も南北融和という内輪の事情が優先され、対外的なルールがないがしろにされたといえそうだ。 風の病み上がりの
カラダに朝食はポテトだけで鞭を打つ >>298
土日鉄氏だよね？常識のある方だと思ってたばかりにとても残念でならない。おまけに関東キッズが線路際で何も考えないで脚立に乗って構えてるもんだからマジで祝日に鉄するとろくなことないなって思ったね。 >>299
土日鉄はめっちゃ運転荒いし追っかけのためならなんでもやるクズだゾ 口を開けば文句ばっかりだもん土日鉄
ワイパーだのキャブ内の電気とか
消しに頼みに行くぐらいだから >>298
ちょい前にも新潟地区の話題出てたけど彼処の鉄ヲタは人に迷惑掛けるか悪目立ちしないと気が済まんのかね 過疎りすぎ。もう時代は2ちゃんねるからツイッターなんだな。 ★新元号 改元1カ月前公表・行政システム改修期間を確保～政府最終調整
皇太子さまの新天皇即位に伴い、来年5月1日に施行される新元号について、政府は改元1カ月前に閣議決定し、公表する方向で最終調整に入った。保守派への配慮から一時期はさらに遅い時期の公表も検討したが、国民生活の混乱を避けるため、行政システムの
改修期間を一定程度、確保することを優先した。安倍晋三首相が近く公表時期について自ら明らかにすることも検討している。複数こ政府関係者が明らかにした。来年4月初めの公表を見込むが、具体的な閣議決定・公表のひづけについてはさらに調整する。
政府は新元号の制度にあたり、1989年1月7日の「平成」の代替わりの例を踏襲。有識者による「元号に関する懇談会」、衆参両院副議長の意見聴取、全閣僚会議などを行い、その日のうちに新元号を記した政令を閣議決定して、公表する。政令の施行日は来年
5月1日で、今の天皇陛下が署名・押印し、速やかに公布する方針だ。今回の改元は、憲政史上初めて天皇退位によるものとなる。政府は当初、新元号を今年中に公表する方針だったが、自民党の保守系議員らから「早すぎる公表は天皇陛下に失礼」との声が
高まり、政府が来年2月24日に行う「天皇陛下ご退位30年記念式典」の後が有力となっていた。そうした中、新元号を事前に閣議決定・公表し、現天皇の署名・押印をもって政令を公布するという政府方針に対し、日本会議国会議員懇談会などの保守派は
事前公表に反対したり、新天皇による来年5月1日の政令公布を求めたりした。このため政府は、保守系議員らが中心となって来年4月10日に開く「天皇陛下ご退位30年奉祝感謝の集い」後となる4月中旬の公表も一時検討した。しかし、政府は今春から「
改元1カ月前の公表」を想定し、元号を利用している税金や社会保障などに関わる行政システムの改修準備に入っていた。民間IT事業者からは、新元号の公表時期を早くして欲しいとの要望も寄せられた。最終的に政府は、国民生活に支障が生じない準備期間
の確保を優先し、保守派の主張を退けた。 ★天声人語
築75年は経とうかという狭い民家。赤茶けたトタン張りの2階で洗濯物が揺れている。玄関先の看板はごく小さい。「サポートハウス」。金沢市で山本実千代さん（58）が営む子ども向けの「駆け込み寺」である。▶兄の暴力から逃れた中学生。自傷行為
をやめられない10代の女性。ハウスでの暮らしを丹念に取材した『サポートハウスの奇跡』（林真未著）を読むと、福祉の手が届かない子どもたちの実相が浮かび上がる▶「うちを頼ってくる子は、大人はみんな敵やと思ってる。先生も信用してない、
市役所とか児童相談所とかこわくて行けない。そういう子を『開く』には時間がかかります」と山本さんは話す。大阪府出身で、障害のある長男の子育てに苦労を重ねてきた▶ハウスを開いたのは2002年。顔見知りの障害児や、親が急に入院した子らを頼
まれて預かったのが始まりだ。困ってる人を見ると放っておけない。夫を避けて車中で暮らす母子、認知症の高齢者まで拒むことなく受け入れてきた▶特別な活動をするわけではない。何はともあれ一緒に食事をする。「おなかがすくと、だれでも心がトゲ
トゲする。食べ終えてフーッと一息吐けば、トゲトゲが取れる。小さい子でもそう。食べ盛りはもっとそう。大人だってそう」▶資金も人手もないハウスが十数年続いてきたのは、この明快な「食」哲学のたまものだろう。食べることはあらゆる生の出発点。
同じ食卓に着いて一緒に箸を動かせば、心は少しずつほぐれていく。 また1人出ししてしまった、、、最低だ。俺って、、、orz
発射時刻＝12/29 18:38 https://you tu.be/wHjfrY14uZk
>>309 ★勤労統計 信頼性に疑義・厚労省 都内での全数調査怠る
厚生労働相が公表している「毎日勤労統計」について、一部の調査が本来とは違う手法で実施されていたことが28日、分かった。景気を判断する重要な統計などにも影響が出る恐れがある。統計への信頼が揺らぎかねない状況だ。この統計は、賃金や
労働時間などの動きを示す指標で、勤労者1人あたりの現金給与総額や前年同月と比べた変化率などを厚労省が都道府県を通じて調べ、毎月公表している。統計法で政府の基幹統計と位置づけられる重要な統計で、「雇用者報酬」や「景気動向指数」など
多くの経済指標の算出に使われているほか、国内総生産（GDP）では、物価の動きを示す「GDPデフレーター」で用いられている。今回、不適切だったのは東京都分の調査。本来、省内のルールで従業員500人以上の事業所はすべて調べなくては
いけないが、厚労省側が、対象となるべき約1400事業所から3分の1ほどを抽出して都に名簿を渡していた。5000人以上を全数調査としたのは、ルールができた1950年ごろはこの規模の事業所は少なく、全部を調べなければ統計として誤差が大きく
なりかねなかったためとみられる。不適切な方法で調査するようになった経緯について、厚労省幹部は「調査中」としつつ、「（データ）捏造ではない」と主張する。ただ、ルールとは異なる方法で調査されたことにより、賃金額などが実態を反映してい
ない可能性がある。都統計部の担当者は「寝耳に水で、困惑している」と話す。届いた名簿が従業員500人以上のすべての事業所ではなく、抽出したものだとは気づかなかったという。「厚労省からくる名簿は正しいと思っていた。調査対象の数の大きな
増減もなく、不自然だとは思わなかった」とする。一般的には、算出に用いたデータが訂正されれば数値を出し直すが、毎月勤労統計の正しい数値を今回さかのぼり把握するかは不透明だ。他統計への影響も現時点ではわかっていない。 ★入試加点 寄付金と関連か・東京医大 不正合格 計178人
東京医科大は29日、同大の不正入試について調べてきた第三者委員会（委員長＝那須弘平・元最高裁判事）の2次報告書と最終報告書をホームページで公表した。女子や浪人回数の多い受験生らに対する得点調整などの結果、2013～16年度こ医学部入試で、
最も成績が低かった合格者より成績がいいのに、不合格となった受験生が計109人（女子68人）いたと判断した。個別に優遇された受験生も認定し、こうした受験生の保護者らから、通常以上の寄付や仲介者への謝礼があったとも指摘した。10月に公表さ
れた1次報告書では17、18年に不正に合格とされた受験生が69人いたと判断しており、6年間で178人に上る。報告書は大学側に13～16年度入試の再判定を速やかに行い、結果の公表と誠実な対応をするよう求めた。大学側は17、19年度について再判定し
た結果、推薦入試も含め101人を不正に不合格にしていたと公表し、44人を追加合格としている。29日には、補償などの相談窓口を設置すると発表した。特定の受験生優遇について報告書は、13～16年度入試で少なくとも延べ51人に加点があったと判断。
多くは臼井正彦前理事長、鈴木衛前学長こ指示で行われたと認定した。ある大学関係者は第三者委の聞き取りに、「有利な取り扱いを受けて入学する場合、通常以上に寄付を行うことが求められていた」と証言。優遇の依頼を仲介した人も「謝礼を受領し
たことがある」と話した。報告書は、寄付金や謝礼と、受験生優遇について「関連性があった可能性がある」とした。報告書によると、推薦入試を受けた受験生が、試験日の直前、周囲に「試験問題に手が入った」と話していたとの情報提供があった。この
受験生は小論文で全体の1位の点数を取っており、「漏洩の合理的な疑いが残る」と指摘した。また、聞き取りの対象者はある国会議員に受験生の氏名や受験番号を記したファックスを送り、「何らかの有利なことがあるのではないかと期待した」と証言。
臼井前理事長の資料にはこのファックスのほか、政治家と思われる記載が散見されるリストがあったという。（土居新平） ★去りゆく人 死んでゆく島～老いる国はどこに向かうのか
その島は、人が足を踏み入れるのを拒んでいるようだった。瀬戸内海に浮かぶ岡山県の黒島は、本州からわずか1.5キロ先。小舟をチャーターして5分、浜辺には小型船が放置されていた。水をかぶり、エンジンがさびて赤茶けている。最後の住人となっ
た中上裕陽さん（85）のものだった。2か月前、ここを去った。島をめぐる取材をした7年前、「お迎えがくるまで、島の面倒を見る」と語っていた。この島に生かしてもらった。先祖の墓を、神社を、守りたいのだと。だが、体力が衰え、船の乗り降り
が難しくなった。10月に瀬戸内市の本州側に移り、一日のほとんどをテレビの前で過ごす。無人になった島は草木が伸び放題だった。キャベツ畑は荒れ、長靴とタオルが干したまま残されていた。海を見渡す高台に出た。6基の墓が並ぶ。墓石がない。土台
だけ。供えられたキクは赤や紫、黄の色みを失い、こうべを垂れている。近い将来、ここも草木に埋もれるだろう。年の瀬。かつては6世帯30人ほどが住み、家々がもちつきをして新年を待った。この12月。中上さんより先に島を出た、いとこの保雄
さん（88）は無人の島から暮石を運び出した。ほかの元住民と同じように。「島のことはわすれにゃいけんですわ。諦めじゃな」本州側の家からは黒島が見える。生い茂る木々に覆われている。「島が、死んでいきよる感じじゃな」。もう、後戻りはでき
ない。今年、日本人が45万人消える市や富山市が丸ごと消える規模だ。今後さらに多くの国民が消える。同時に、老いていく。全人口を年齢順に並べると、1965年は27.5歳が真ん中（中位数）だった。それかま2015年には46.7歳になった。その半世紀後には
55.7歳になると推計される。人口減少と少子高齢化の崖を世界一のペースで転がり落ちる。人類史上初の出来事が起きている。地方に住む人々は、国家の難題を先取りした先頭走者である。大都市の住民は、今は実感はなくとも、すぐ後を走っている。
「社会の持続可能性を維持できない低出生率は、今の国のあり方に国民投票でノーを示しているようなもの。個人の生き方が国家の将来に直結する。国が指定する有名離島は計255。その1割ほどが今後30年で無人になる可能性があるといわれる。島だけで はない。消えるとされる村もある。東京から車で2時間の場所に。群馬県南牧村。村が生まれた1955年、人口は1万人を超えていた。いま、1875人。65歳以上の割合は62%と全国一だ。総面積の9割を山林が占め、コンニャクイモの栽培で栄えた。だが、
品種改良で平地でも作れるようになると、ひとが離れた。もう一つの柱の養蚕も生糸の価格が下がり、すたれた。70年代のことだ。病院も薬局もなくなった。駄菓子屋や文具店、スナックも給食センターも。空き家は2割を越す。多くの村民が「村を離れた
息子や娘に帰ってきてとは言えない」と語る。民宿を営む岩井武さん（59）もそう。「子どもの声が聞こえなくなった」小学生と中学生で計43人。この春、小学校の卒業式はなかった。少年野球チームは活動休止になった。岩井さんの3人の息子らは、東京
や大阪、圏内で最大の都市の高崎にそれぞれ居を構える。35歳の次男は高崎に一軒家を建てるとき、「いいか？」と聞いてきた。民宿を継がないことを意味していた。「別に、好きにすればいい」。そう答えた。「だって、これだけ子どもがいなかったら、孫
たちにさみしい思いをさせちゃうだろ」村も、あらがう姿勢は見せている。4年半前に就任した長谷川最定村長（65）は、高齢者の流出阻止と雇用拡大の両立を目指し、特別養護老人ホームをつくった。子育て世帯への支援を整え、移住者は15～17年で30
人。小学校の児童は今年度、5年ぶりに増えた。手応えがないわけではない。ただ、村を支える役場職員50人あまりの半数ほどが村外に住む。村議9人は平均72歳。来秋の選挙に若手が立候補する気配はない。村が建てたケアハウスで暮らす笠原佳年さ
ん（98）は毎朝、窓を開け、外を眺める。ひとのいない道、荒れる畑、増える墓に、思う。村は10年後、どうなっているのだろう。趣味の川柳の自信作を見せてもらった。《今日生きて 今日の若さは 戻らない》自らの人生のようにも、村のあり方のように
も思えた。（藤原学思） ◆私たちの持続可能性 考える
その意味で究極の民主主義だ」と人口学者、金子隆一・明治大学特任教授は言う。一人ひとりの歩む道が日本の未来になる。この国に住む全員が自分ごととして考えるべき問題なのだ。情報技術の革新とグローバル化の深化で、世界は劇的な変化こ予感を
はらむ。高齢日本は変化をためらい、若い世代は政治の意思決定から遠い。老化を防ぐというアンチエイジング商品は多いが、老いる国家に効く対策は簡単ではない。日本の将来を案じ、現状にあらがう人々を取り上げる。この国のすべての人が直面する
エイジング・ニッポン。平成の終わりに私たちの持続可能性を考えたい。（編集委員・真鍋弘樹） ★天声人語
今年の流行語大賞ならぬ暴言大賞がもしあるとすれば、どちらがふさわしいか迷う。「セクハラ罪って罪はない」と語った麻生太郎財務相と、同性カップルについて「生産性がない」と書いた杉田水脈衆院議員である▶麻生氏としの発言は、部下の財務
事務次官にセクハラ問題が持ち上がった時に飛び出した。「（被害を訴えた女性記者に）はめられた可能性がある」とまで口にしている。女性を追い込むような言葉に、自民党内からも批判が出た▶その毒舌が同僚議員らから「あそうぶし」と持ち上げ
られる重鎮である。しかしこの件で感じるのは、セクハラ告発の流れから組織を防衛しようとする必死さだ。財務省のみならず、政界や官界の男性優位社会をも守ろうとしたか▶となると暴言というよりは、むしろ「防言」。杉田氏が書いた文書も、性
の多様性を容認する流れを止めようとするものだ。「生産性」のくだひがなければ注目されるはずもない内容だが、思わず防御姿勢に力が入ったか▶と2018年はおそらく、性暴力や性差別の問題に光があたった年として記憶されるだろう。世界的なセクハラ
告発運動「#Metoo」も影響した。前へと進み動きの大きさ。それゆえに起きた摩擦が、こうした暴言かもしれない▶今年の新語・流行語大賞の10位には#MeTooのほか、男性同士のラブコメディードラマ「おっさんずラブ」が入った。セクハラを擁護
したり他人の性にけちをつけたりするのとは違った世界が、ここにはある。 ★AI兵器開発 米中しのぎ
赤土がむき出しになった中国の山あいを、ドローン（無人機）が鳥の群れのように舞った。その数119。人工知能（AI）が機体を制御し、集結や分散を繰り返す。攻撃目標を発見すると、2群の編隊に分かれてぐるりと取り囲んだ。5月、中国の国有
企業「中国電子科技集団」が開いたAI技術の発表会。同社が世界記録と誇る固定翼ドローンの群衆飛行実験のビデオが披露された。「生物が群れをなすのは種の生存のため。ドローン群衆は未来の戦争で勝利のかぎを握る」。映像ではこんな説明に続き、
北米の地図が写し出された。「攻撃」の文字。ここから先は架空のCG映像だが、人工衛星を通じて指令が送られ、無数のドローンによる攻撃で高層ビルが立ち並ぶ都市が火に包まれた➖。発表会場に集まった軍や企業、大学関係者ら約300人は静まりか
えったという。2月の平昌冬季五輪開会式で、1218機のドローンが夜空に五輪マークをかたどり、技術の進化を世界に印象付けた。それを技術的にはるかに上回るAI搭載の攻撃型ドローンは、米中が開発にしのぎを削る最先端分野だ。2016年10月、米国防
総省はカリフォルニア州チャイナレイクスでF18戦闘機3機から103機の固定翼ドローンを飛ばす実験をした。ドローンは目標に向かって集団で意思決定しながら編隊飛行した。当時のカーター国防長官は「この最先端イノベーションは、米国を敵国より
も一歩先に進めさせる」と誇った。しかし、中国が119機に記録更新したのは、米国の公表から半年後。中国側は現在、200機の群衆飛行に成功しているという。 ◆ドローン攻撃判断「自動戦争」に現実味
人間が遠隔から操作する攻撃型ドローンは、米国がアフガニスタンやイラクでいち早く実戦導入した。そして中国製もすでに実戦投入されているとみられる。イラク軍が撮った空撮映像を入手した。住宅密集地の路地を行き交う3～4人の人影を、ドローン
からの空撮映像がとらえ、小さな四角形で照準をあわせた。次の瞬間、爆発と閃光と煙が舞い上がった。現場はイラク中部ラマディから西へ40キロの町。過激派組織「イスラム国」（IS）が支配していた場所だ。「CH4（中国名・彩虹4）が標的を攻撃し
た時の映像だ」とイラク軍高官は明かす。国有企業「中国航天科技集団」が製造したドローン。ISが全土の3分の1を支配下に置いた15年、イラクは少なくとも3機導入し、260回以上、実戦導入したとされる。中東の国々は当初、米国製を買いたいと
希望した。しかし、米国は機体がテロ組織に渡り、イスラエルの脅威になる事態を避けるため売却を渋った。そこに中国が輸出攻勢をかけた。形は米国製とそっくりだが、価格は安い。高官は「中国側は我々を指導する努力を惜しまない。修理や部品の
調達も早い」という。ドローン攻撃の判断を、人を介さず、技術的にはAIが代替する可能性すらあり得る。AIの将来を考える際、「シンギュラリティー（技術的特異点）」という言葉が使われる。AIが人間の知性を超え、世界を根底から変えてしまう転換点
をいう。新アメリカ安全保障センターのエルサ・カニア氏は、中国軍の中にこの時を見すえて戦略を練る専門家がいるとみる。「米軍は軍事行動に人の判断を介在させなければならないとの立場が明確だが、中国軍はスピードこそが優位の決め手で、実利を
重んじる考え方をとっているようだ」
世界の力の構図が大きく変わろうとしている。火ぶたが切られた米中の覇権争いは、AI、宇宙、外交など幅広い。両大国は均衡点を見いだすのか、国際社会はどんな影響を受けるのか。これから1年、原則月１回報告する。 さあ、寝よう。また明日は寝坊してばあちゃんにメッサ怒られるんやろなぁ♪ ★ゴーン前会長事件 16億円送付先・実業家、日産に関与 ジュファリ氏
日産自動車の前会長カルロス・ゴーン容疑者（64）が私的な投資で生じた損失を日産に付け替えたなどとして逮捕された特別背任事件で、約16億円の送金を受けたサウジアラビア人の実業家が、同国有数の富豪で、日産と合弁会社を設立するなど日産に深く
関与していてことが関係者への取材でわかった。東京地検特捜部は、ゴーン前会長が自らと実業家の利益を図る目的で、架空名目で不正に送金したとみている。一方、ゴーン前会長は現地販売店とのトラブル処理などを担ってもらったとして、「仕事への
正当な報酬だった」などと容疑を否認しているという。関係者によると、この実業家はサウジ有数の財閥「ジュファリグループ」こ創業家出身のハリド・ジュファリ氏。インフラ整備や製造業、建設業などを広く手がけ、サウジの中央銀行の理事も務める。
前会長と長年の友人だという。日産は2008年10月、ジュファリ氏が経営するらアラブ首脳連邦（UAE）の自動車販売会社「アル・ダハナ」との合弁会社「日産ガルフ」をドバイに設立し、ジュファリ氏が会長に就いたと発表した。同社は、中東地域を
統括する日産の子会社「中東日産」（ドバイ）を補完し、日産車の販売やディーラー網の整備にあたるとされている。また日産は14年秋、ジュファリ氏が関わる会社との合弁会社「サウジアラビア日産」の設立を発表した。特捜部などによると、前会長は
08年10月、自身の資産管理会社が新生銀行と契約していた私的な投資で約18億5千万円の評価損を抱え、契約を日産に付け替えた。09年2月に契約を資産管理会社に戻す際、ジュファリ氏の尽力で別の銀行の信用保証を受けたとされる。前会長は、謝礼と
して、09年6月～12年3月、中東日産からジュファリ氏が経営する会社に計1470万ドル（現在のレートで約16億円）を送金、日産に損害を与えた疑いが持たれている。 外は天気がいいので、布団干してきます
↑今、干してきた。なぅ ★ダウ 一時500ドル下落
27日のニューヨーク株式市場は、大企業でつくるダウ工業株平均が大幅反落して始まり、前日終値（2万2878.45ドル）からの下落幅は一時、500ドルを超えた。前日は史上初となる1千ドル超の急騰だったが、市場では米中摩擦などへの警戒感がくすぶり、
荒い値動きが続いている。これに先立つ27日の東京市場では、日経平均株価が大きく上昇し、3営業日ぶりに2万円の大台を回復した。終値は前日よりら750円56銭（3.88%）高い2万0077円62銭で上げ幅は今年最大（江渕崇＝ニューヨーク、和気真也）
★双葉のにぎわい戻る日を願って
東京電力福島第一原発事故で帰還困難区域となっている福島県双葉町の初発神社で、しめ縄の奉納があった。町の中心部にあり、かつては初詣や新春行事のダルマ市で賑わった場所。町の立ち入り許可を受けた氏子ら11人が、拝殿と鳥居に真新しい
薄緑色のしめ縄を取り付け、新年を迎える準備をした。町民は避難して散り散りになったが、氏子らは神社の再建を願い、2015年以降、しめ縄を奉納している。氏子の木幡智清さん（77）は「またにぎわいが戻ってほしい」と話した。（杉村和将、写真は福留庸友） ★天声人語
受取人の住所、差出人の名をはがきのどこに書くか答えなさい➖。9年前、全国学力調査で出題されると、小6の3人に1人が誤って答えた。結果は日本郵便の社員に衝撃を与える。翌年から始めたのが、希望に応じて郵便局員らが教室に出向く体験授業だ▶
最も多いのは小学校。昨年度は全国300万人に手紙のイロハを教えた。「はがきを大阪から北海道へ送るにはいくら分の切手を貼りますか」と講師が尋ねる。「千円かな」「いやもっと高いよ」。全国どこでも62円と説明すると、安さに感心されるそうだ。
▶書かせてみると、郵便番号の欄に相手の電話番号や自分の出席番号を書く子どもが多い。相手の住所と名前は右端に寄せてしまう。はがきの中央にぽっかりと空白が生じる。▶「連絡は携帯やスマホで足りる。手紙となると、年に１回の年賀状を書くか、
まったく何も書かないかのどちらかです」。講師役の話にいささか驚く。▶聞けば、原因はネットだけではないらしい。個人情報保護法が施行され、クラス名簿を作る学校が急減した。年賀状を送ろうにも、いちいちSNSで住所を尋ねる手間がかかる。「
それより、元日に一本のメッセージを送る方がよほど楽」という子どもが圧倒的に多いそうだ。▶いやはや手紙のやり取りが細るわけである。それでも、相手を思い、手間をかけ、季節を運ぶ紙という文化はそうそう簡単に滅ぶまい。束にした年賀状を
息せき切ってポストに投函して、ようやく私の年は暮れてゆく。 ★中国 軍民融合で止まらぬ拡大・市場制圧へ 14億人データ収集
今秋、5千人余の中から約160倍の競争率を突破した31人が北京理工大学に入学した。新たに設置された課程「AI兵器システム実験班」の1期生だ。「現代戦争の潮流をリードするり新たな道を切り開き、誰もやっていないことを成し遂げたい」。課程の開設式
が開かれた国有企業「中国兵器工業集団」のホールで、新入生代表が抱負を語った。男子27人、女子4人の新入生は戦闘車両の前で記念写真に収まり、武器の模型を見て回った。学生1人に教官2人が付き、AI兵器分野を率いる人材になる
ことが期待されている。包麗頴・同大中国共産党委員会副書記は開設式で「国のAI兵器に対する急速な需要に接し、民族を復興させる重い責任を担う志を持とう。愛国主義の気持ちを深く植え付けて欲しい」と新入生に求めた。この様子は同大ホームページ
にも掲載されたがら反響の大きさを懸念したのか、まもなく消去された。しかし、AIを軍事利用する中国の方針は揺るがない。昨年秋、共産党大会の政治報告。習近平総書記（国家主席）は「軍事智能（AIの軍事分野）の発展を加速し、戦争に勝利
できるようにする」と訴えた。 ◆「早期の成果を」
その方針を後押しするのが「軍民融合」の戦略だ。高い技術を持つ民間企業が軍需産業に参入するのを促し、技術革新を進めることを目指して、2017年に中央軍民融合発展委員会を設置した。習氏自らトップに就き、今年10月の2回目の会議で「優位な力
を集結し、早期の成果を得なければならない」と号令した。中国は国家の目的のためなら民間の経済活動に介入する「国家資本主義」の代表格だ。民間の技術を軍事用に提供させるだけでなく、例えば、電気自動車への転換を国の補助金を使って強力に
推進。後発の中国メーカーの競争力を引き上げた。中国政府は同じ手法でAI市場を制する目標を据えている。中国の14億人の人口は、AI開発では圧倒的に有利に働く。性能を高めるカギになるのはデータの数だ。顔認証や買い物、金融取引、治安活動まで、
中国でAIはすでに様々な場面で使われており、膨大な情報が集まる。個人情報保護の規制の緩さなと、自分の情報を使われることに敏感ではない国情がそれを支えている。AIの時代、ビッグデータは産業のオイル（原油）と言われる。中国のAI開発の第一人
者で、元グーグル中国法人トップの李開復氏は9月のイベントでこうたとえた。「データが多ければ多いほど良い結果が得られる。もしデータがオイルならば、中国は新たなサウジアラビアだ」 ★米国 民主主義がブレーキにも・集う人材 思い通りにはできず
米国の強みは何か。「自由で民主的に開かれた社会が、世界のAI人材を引きつけている」（英オリックスフォード大のAI研究者、ジェフリー，ディン氏）。世界最高水準の大学や研究機関が集まり、自由な環境ではぐぐれた発想が、革新を生み出してきた。
ただそれは、必ずしも国や企業の思い通りにことが進まないことも意味する。米グーグルがアイルランドに置く欧州本社の社員だったローラ・ノランさん（38）は1年前、葛藤のあまり眠れない夜が続いていた。社内会議で初めて知った秘密プロジェクト
「メイブン」。画像解析にAIを役立てる米国防総省の計画にグーグルが参画していたことを聞いた。軍用ドローンが攻撃対象を識別するのにも使われかねない。「米軍の人殺しの精度を高めるためにエンジニアになったわけじゃない」ら。ノランさんは、
グーグルのクラウドサービスの信頼性を高めるチームの責任者だった。自分たちの仕事の成果がメイブンに使われている可能性があった。「戦争ビジネスに関わるべきではない」。4千人を超す社員がピチャイ最高経営責任者（CEO）宛ての請願
に署名した。グーグルは19年にいったん切れるメイブンの契約の延長を諦めざるを得なくなった。ノランさんは今年6月で職場を去った。メイブンに抗議して辞めた社員は十数人いた。「最高の同僚、高い待遇、人によっては滞在資格すら失う。それでも
、私たちには譲れないものがある」 ◆提供拒否求める
マイクロソフトやアマゾンでも今年、一部従業員が、軍事・捜査当局に対して「顔認証」などのAI技術を提供するのを拒むよう会社に求めた。ネット利用者から集まるビッグデータは、AI技術を発展させる糧になってきた。それも、今春明らかになった
フェイスブック（FB）の情報流出問題で逆風にさらされている。利用者のデータをどう厳しく守るかが焦点になっている。「顔認証のような技術を巡っては、米企業が革新を続けられるようなバランス（のとれた規制）が決定的に必要だ。さもなければ、
全く違う体制を持つ中国などのライバルに後れを取ってしまう」。FBのザッカーバーグCEOは、4月の米議会公聴会で訴えた。いまのところ米国が人材の厚みではまだ優位にある。AI研究者は中国の3万9千人に対して、米国は7万8千人との調査がある。
ただ、米国で教育を受けた中国系技術者の間では、シリコンバレーよりも豊富なデータを使って研究できる中国を職場に選ぶケースも増えているという。米デューク大のビンセント・コニツァー教授はいう。「自由や民主主義の倫理も人を引きつけるが、
同時に、倫理がないことも人を引きつける」米国では、AI分野の投資はグーグルなど民間のIT大手が圧倒的で、米政府の10倍以上とされる。膨大な予算を持つ米軍でも単独でできることは限られる。軍民一体で開発を進める中国は脅威と映る。米国防総省は
6月、企業や学会、同連盟と連携してAIの軍事利用の可能性を探る。「統合AIセンター」（JAIC）を発足させた。ダナ・ディージー最高情報責任者（CIO）はいう。「人材がすべて。産業界などから世界最高クラスのAI人材を引き付けなければならない」 コスモ石油のCMに出てくる桜井日奈子を見たばあちゃんが姪っ子に似てると言ってた。
確かに可愛いけどなぁ、、、 窓拭いたはいいけど雑巾自体が埃かぶっててまた窓が汚れる悪循環にワロス ★米中企画の始めに 高まる緊張「熱戦」のリスク
これは新たな「冷戦」の幕開けなのだろうか。二つの大国、米中の緊張が高まっている。摩擦は貿易や安全保障にとどまらない。先端技術をめぐる主導権争いが先鋭化する。「自由で開かれたインド太平洋」構想、「一帯一路」とそれぞれが自陣への囲い込み
を強める。米国にあった「中国の発展に関与すれば改革や民主化が進む」との期待は、失望に転じた。中国を米国の覇権に挑む脅威とみなす声は、トランプ政権に限らず党派を超えて広がる。しのぎを削るのはパワーだけではない。「（米国などが推進して
きた）『ルールに基づく国際秩序』に対し、中国が重んじるのは『ヒエラルキー（階層）に基づく秩序』（ハーバード大のグレアム・アリソン教授）。そんな価値観をめぐる攻防ともいえる。一方、米中は互いに最大の貿易相手国であり続けている。冷戦中の
米ソとは異なり、両国はヒト、モノ、サービスのあらゆる分野で緊密に結びつく。日本を含む世界の国々もまた米中そうほうと深く結びつく。世界が二つの勢力圏に分かれて対峙する時代ではなくなった意味でも、かつての「冷戦」とは様相を異にする。米
ソ双方が相手を滅せる規模の核戦力「構えて向き合った冷戦と違い、サイバーや先端技術、ネット世論といった目に見えにくい「空間」が争いの主舞台になりつつある。「伝統的な紛争抑止力が効きにくい」（米国際政治学者イアン・ブレマー氏）分野だ。
摩擦が一気に「熱戦」になりかねないリスクをはらむ。この緊張が国際秩序をどう変え、国々の政治や社会にいかなる影響を及ぼしていくのか。米中が覇権を争う現場から考えたい（アメリカ総局長・沢村亙） ★ひと～小山絵美さん（34） 女性が働きやすい職場づくりで業績を伸ばす社長
残業ゼロ、時短勤務も子連れ出勤も可。そして業界大手。ネットを使ったドレスレンタルの「ミスコンシャス」は、従業員25人のうち21人が子育て中の女性だ。「仕事ができる人を集め、みんなが働きやすくしてきた結果です」持論は「夢はかなうと
は限らないが、努力は生きる」だ。大学時代の経験が原点にある。塾と中華料理店でアルバイトをする「ふつうの学生」がミスインターナショナルに挑み、予選を「補欠の補欠」で通過。歩き方や体づくり、スピーチを徹底的に身につけ、本選では準ミス
日本代表に。「一番きれいだったとは思わないけど、一番努力しました」芽が出なかったモデルの仕事から復学し、意中の企業から得た内々定は、まさかの取り消し。「リーマン・ショック」につながる経済の変調が始まっていた。会社勤めもしたが、新しい
ものを生み出す仕事にあこがれて2012年に会社を立ち上げた。着こなしをサイトで紹介し、利用後はドレスを送り返すだけという手軽さが受けて業績を伸ばした。
会社は俺が星越トンネル俯瞰でタキの廃回を撮影した愛知県蒲郡市。この夏、学生インターンに、副社長の夫（32）と長女（4）との生活も見てもらった。「子育て中やフルタイムで働けないというのは、
他社にとっては採用の際のリスク。それをクリアすれば、実力のある人が集まるんです」文・写真 宮沢崇志 あけましておめでとう～🎉
でも新年早々抜きそうなんだっ！😫💧
ガマンガマン...ガマンガマン！！ 携帯アラームセットしようとしたらメロディ全部雑音になっててテンパる！
再起動したら治りました。、 新年早々スマホ壊れたかと思わされるし散々な一年になりそうだなぁ。
とりあえず清めの風呂、はいってきます。 京急大師線のヘッドマーク、今年は４種類か。かなり粘らないと無理そうだな、、、💧 ★昭和天皇 直筆原稿見つかる・晩年の歌252首 推敲の跡も
昭和天皇が晩年、御製（和歌）を推敲する際に使ったとみられる原稿が見つかった。近しい人が保管していた。直筆を知る歌人も本人の字だと認めた。「宮内庁」の文字が入った罫紙29枚、表裏57ページ。鉛筆でつづられた歌が少なくとも252首確認できる。
欄外に注釈や書き込みもある。まとまった状態で直筆の文書が公になるのは初めて。専門家は「人柄を深くしのぶ一級の史料」としている。保管者は匿名を希望しており、今後、研究機関など適切な場所に原稿の管理を委ねることを検討している。朝日
新聞は保管者らへの取材を重ね、1月7日で昭和天皇逝去から30年となる節目を前に、昭和天皇の歌を研究する所功・京都産業大名誉教授に協力を求め、共同で確認、分析した。昭和天皇の歌の晩年の相談役で直筆を見たことのある歌人の岡野弘彦さんに筆跡
と内容を、昭和史に詳しい作家・半藤一利さんにも内容を確認、評価してもらった。その結果、筆跡、文体、内容から29枚はすべて昭和天皇によるもので、1985（昭和60）年ごろから病に伏す88年秋までに書かれたとの判断で一致した。所さんによると
、昭和天皇の歌は宮内庁侍従職編の歌集「おほうなばら」や、宮内庁の「昭和天皇実録」に計870首が掲載。今回の原稿には、それらに掲載済みの歌の推敲段階とみられるものが41首、未掲載のものが211首含まれていた。題材は、戦争や地方訪問など多岐
にわたる。<b>あゝ悲し戰の後思ひつゝしきにいのりをさゝげたるなり</b>これは昭和天皇の最後の公式行事となった88年8月15日の全国戦没者追悼式に寄せた歌で、先の大戦への思いが「<b>あゝ悲し</b>」と表現されている。86年4月29日の85歳の
誕生日にあった在位60年記念式典の際はこう詠んだ。<b>國民の祝ひをうけてうれしきもふりかへりみればはづかしきかな</b>大元帥として開戦や敗戦を宣言した昭和天皇。60歳の時に「われかへりみて恥多きかな」、70歳では「かへりみればただおも
はゆく」と歌に読んでおり、通底する思いがうかがえる。原稿の欄外には「<b>この義式は國の行事なれどこれでよきや</b>」と記されていた。 ◆「筆者、本人以外あり得ない」
<b>所功・京都産業大名誉教授の話</b> 筆者は昭和天皇の署名と矛盾なく、「きさきは皇后」などの表現、記述の内容からも筆者は本人以外あり得ないだろう。保管者と昭和天皇の関係からも疑いようがない。在位60年の「はづかしき」という１首
からは、自らの役割を自問自答しておられることが推察される。立憲君主として自らの言動を律した昭和天皇は、戦後、その抑制的な態度が「戦争を止められなかった」と批判されることになる。還暦、古希の歌と合わせて考えると、国民のために務めを果
たせてきたのか、生涯にわたり深い内省の中にあったことが伝わってきて胸に迫る。 ★《エイジング・ニッポン》個人の生き方 新時代を左右 2050年 AIの予測シナリオは
平成が終わる。格差と貧困、単身世帯の増加と孤立、国家には巨額の借金。いくつもの、負の要因が日本社会をさいなんでいる。平成の始まり、30年前の日本はバブルの絶頂だった。当時らこの国の現在「を誰が見通していただろう。その中で確実に予測
できていたことがある。少子高齢化と人口減少だ。将来人口の推計は確度が極めて高いことで知られるが、有効な手は打たれなかった。では、今から30年先の未来を予想して手を打つことはできるだろうか。「2050年、日本は持続可能か」。京都大学の
広井良典教授らが日立製作所の人口知能（AI）を用いて、未来にどんなシナリオが広がるのかを予測した。約2万通りの道筋が導き出され、広井教授らは10年以内に大きな分岐が来るだろうことに気づいた。持続可能シナリオへと進むためには。国の政策に
加えて「個人の生き方が分岐を左右する」と広井教授は語る。「右肩上がりの時代は皆が東京を目指し、一本の坂道を上っていた。人口減社会では、それとは違う価値観が生まれつつある」
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平成の先へ。新たな生き方を手探りする人たちが現れ始めた。例えば被災地に。福島県南相馬市は東日本大地震前、人口7万人台だった。それが5万人台になり、40代以下は激減した。、「人口が減り超高齢化した姿は30年先の日本なんです」。但野謙介さん
（36）はそう言い続けてきた。NHKの記者を辞めて故郷・南相馬の市議選に立った。自分探しのような20代のUターンは郷里に受け入れられ、トップ当選した。その数カ月後、津波と原発事故が町を襲った。高齢者たちを一軒ずつ訪ね、逃げるよう税得する。
「構わねえがら。餓死しても構わねえがら」。震災数日後、ある老夫婦は土地と共に死を覚悟していた。そんな体験を通じて気づいた。自分がなすべきは、この地面に張り付いているものを残すことなのだと。震災直後は被災企業を立て直し、復興支援のNP Oを呼び込んだ。災害で浮き彫りになった課題の解決策を探り、多額の将来負担を強いる公共施設を削る政策を訴えた。周囲を巻き込み、結び目となっていく。あれから8年。但野さんが見据えてきたのは故郷の持続可能性なのだろう。門馬和夫市長（64）
は「私らの世代は今どうするかを考える。彼は20年、30年先を考えている」という。議員の肩書では挑戦出来ないことが多すぎると考えた但野さんは、昨秋の市議選に出なかった。今取り組むのは、この地に愛着を持つ人々をつなぎ、新規事業や起業を生み出す
活働だ。「南相馬が成功しなければ日本もうまくいかない。ここで起きていることは日本全体の問題なのだから」国家の分岐は国民の選択が寄り集まってできる。私たち一人一人の生き方が、日本の行方を左右する。（高野遼、編集委員・真鍋弘樹） ★天声人語
20世紀に発明された技術のうち最も重要なものらなんだろう？コンピューター？飛行機？いや、そうではない。空気中から窒素を取り出すための工業技術である。そんな見方をノルベリ著『進歩』が紹介している▶窒素は植物の成長を促すが、かつての
農業では、天然の窒素、すなわち鳥のふんなどに頼っていた。空気中の窒素を使って作られた化学肥料が、農業を劇的に変えた。1900年に16億だった世界人口が何倍にも増えたことに、大きく貢献した▶悲しいのは、開発者の一人がその才能を化学兵器に
用いたことだ。第1次世界大戦でドイツ軍が使った毒ガスである。人類は前に向かって進んできた。しかしその道のりはいつも、ジグザグを描いている▶進歩は続いているのか、疑問を持ってしまう昨今である。国際ルールを無視する米大統領の出現。独裁の
まま大国化する中国。地域紛争やテロもなくならない。核兵器廃絶の夢も、ずっと夢のままである▶人類史上、私たちは最も平和な時代に暮らしている➖。米国の認知科学者スティーブン・ピンカー氏が著書で述べている。かつての狩猟採集社会や部族
社会では、戦争と略奪は日常だった。人類は一歩一歩、暴力を減らしてきたのだと。止めてはいけない流れである▶多くの国が20世紀から引き継ぎ、育ててきたことがある。自由にものが言えること。誰もが教育を受けられること。国と国の垣根を低くし
ていくこと・・・。これからも世界が前へ進むための礎であろう。 ★朝日賞 4氏に決まる
2018年度の朝日賞は次の4件、4氏に決まりました。30日に東京・内幸町の帝国ホテルで贈呈式を開き、正賞のブロンズ像と副賞（500万円）を贈ります。 <b> 朝日新聞文化財団</b>
◇政治・デモグラシー・法の歴史的基盤の探究・・・木庭顕
◇カンヌ映画祭最高賞受賞など、映画表現における達成・・・是枝裕和
◇先駆的な暗号の設計と安全性理論の開拓・・・岡本龍明
◇コンデンシンの発見と染色体構築に関する研究・・・平野達也
（敬称略・順不同）1 yahoo知恵袋のジャンル「友人関係の悩み」で出てくるサムネの子が知り合いにめっちゃ似てて見るたびに“エェッ！！？？”っとなる。 嵐の所属してるジャニーズって先輩を君付けで呼ぶのか？
礼儀知らずもいいとこだな。 俺だったら店の住所聞いて自腹切ってでも後日食いにいくな。 あー、、、、またしちゃったよ(ノ∀｀*)
17:15 ★昭和天皇 心境映すメモ・「雪見て二二六事けんを思ふ」
昭和天皇が御製（和歌）の推敲に使ったとみられる29枚の罫紙とともに、心に浮かんだことを直筆てわ記したとみられる８枚のメモが残されていた。罫紙とともに近しい人が保管していた。メモにはら雪の日ひ「二二六事けんを思ふ」などの記述があった。
メモは横7.5～10.5センチ、縦8.8～15センチのわら半紙８枚。裏表に和歌のようなものや、散文の書き付けが鉛筆で記され、内容から昭和50年代後半から60年代のものとみられる。筆跡は、一緒に発見された29枚の罫紙と共通し、1987年5月の佐賀県訪問
時の歌<b>「はれわたるうれしの（の）をかに人々となゑうえをへてたねまきにけり」</b>など罫紙の歌と同じものが少なくとも2首確認できた。宮内庁関係者らによると、昭和天皇は旅先などで見た光景や思いついた歌などをメモし、その後、罫紙で推敲
していたという。このうち1枚は、<b>「一、大雪（珍づしき一月一九日）東京にて、昨未明より</b>で始まり、<b>「一月寒中寒期きびしく、立春なれど寒さきびしく雪をみて二二六事けんを思ふ」「スキーをやめしこと散歩の出來ざりしをうらむ」</b>と
あった。また、別の紙には<b>「我がにはスキーせしころなつかしくかのできごとをうらめしくおもふ。たのしくも子等よりスキイ（の）話きけばやすらき世をたゞいのるなり」</b>とあった。2.26事件は陸軍の青年将校らが起こしたクーデター（未遂）で、
当時東京は雪景色だった。昭和天皇は当時34歳。昭和天皇実録によると、事件があった36年2月は5日から連日皇居でスキーをし、事件前日の25日午後も滑った。だが事件後は39年と42年の2回だ。<b>「千葉縣南房總方面旅行について（車中より第三堡跡を
望む）」「ながむればだいば（台場）のあとはうをのすみかになりにけりやすらけいよにかはりしはうれし」</b>との記述もある。戦後、平和になったことを喜ぶ様子がうかがえる。分析した所功・京都産業大名誉教授は「メモは思ったことを書き付けられた
もの。罫紙の歌より、そのままの感情が出ている。内面に深く迫り得る貴重な資料」としている。 ◆日常の風景にもつらい思い残る
<b>ノンフィクション作家の保阪正康さん</b>昭和天皇にとって2.26事件は先の大戦の次に心を痛めた出来事で、戦争を機にゴルフをやめたことは知られているが、スキーにその気持ちが及んでいたなら、日常の風景にまでつらい思い出が入り込んでいたのだと思う。
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★平成最後こ参賀 最多15万人
新年恒例の一般参賀が2日、皇居であった。4月末に退位する天皇陛下にとっては在位中最後の参賀。早朝から長い列ができ、平成最多の15万4800人が訪れた。宮殿のベランダへの登場は当初5回の予定だったが、1回増やされ、それでも見られなかった人が
大勢いたことから、天皇、皇后両陛下の強い意向でもう1回追加された。陛下は「本年が少しでも多くの人々にとり、良い年となるよう願っています。年頭にあたり、我が国と世界の人々の安寧と幸せを祈ります」と語った。（多田晃子、写真は本社ヘリから迫和義） ★進化するAI人との共生はー高齢者の支え 持続可能な社会探る
2030年。誰もいないリビングで、ロボットがスリッパの向きをそろえ、積み木をおもちゃ箱に入れていく。ロボットの頭脳には人工知能（AI）ー。「スマホのように、AI搭載のロボットを1人1台持つ日がきます」。創業5年のAIアドベンチャー、プリファード
・ネットワークス（PFN）社長の西川徹参賀（36）が思い描くのは、人とAIが共生する未来だ。昨年10月、千葉・幕張メッセであった先端技術の見本市。居間を再現したPFNのブースで感嘆の声があがった。「靴下をこったに」と技術者が指すと、身長100
センチほどの自走式ロボットが靴下を腕ではさみ、カゴに運んだ。AI搭載ロボは「超高齢社会の課題を解決してくれる」と西川さんは断言する。人の動きを識別し、指示通りに動く。介護の場で物を運び、食事を手伝う。建設や農業でと人を助ける。そんな世界
を5～10年先に実現しなければ「人手不足の現場は破綻する」厚生労働省によれば、介護要員は25年度に34万人も足りない。15～64歳の「生産年齢人口」は、50年にはピーク時の1995年の６割しかいなくなる。西川さんが起業したのは06年、東大大学
院1年のときだ。「1年やってダメだったら就職すればいい」とバイト仲間を説得し、PFNの前身の会社を始めた。社員約200人のPFNは、未上場ながら企業価値が1千億円を超える「ユニコーン」と呼ばれる数少ない日本企業だ。大手の下請け仕事はやらない。にも
かかわらず、トヨタ自動車や日立製作所や三井物産などが目を注ぎ、資本提携を結ぶ。その構図は、技術革新に飢える日本経済のいまを象徴する。起業率は欧米より低く、新たな産業を産むのに必要な新陳代謝が進まない。
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PFN執行役員の長谷川順一さん（57）は、かつてソニーで「プレイステーション3」の開発などを手がけた。日本がバブルに向かった86年に入社。当時のソニーは「他社と違うことをやれ」という社風だった。だが、平成に入り、海外勢との競争に敗れて 業績が傾くと「経営者が技術を理解しなくなった」。9年前、同僚の転職が続き「潮時かな」と思い始めたころ、「面白い会社がある」と聞いた。50歳前に20代ばかりのPFN前身のIT会社に飛び込んだ。戦後の激動期のベンチャーだったソニーは、創業期に
「愉快なる理想工場」を掲げた。長谷川さんはその面影を「人口減少」という静かな危機の時代に生まれたPFNにみる。ソニーが世に送ったトランジスタラジオやカラーテレビは戦後の豊かさを彩った。ならばAIとロボットに託されるのは、未来を支える持続
可能性だ。「AIはいつか人間の知能を超える」。西川さんは、雇用を奪うともいわれる技術革新から目を背けるべきではない、という。例えば電話の交換業務はかつて人がこなしていたが、コンピュータが代わった。「人はコンピューターを使いこなし、
新たな産業を見いだしてきた。AIもまた、同じことなんです」（大津智義、編集委員・堀篭俊材） ★変わらないことがリスクだ
角の一極集中が、持続可能性を損ねる。それを国も座視してきたわけではない。政府は2014年、「地方創生」を掲げ、東京圏への転入超過を20年までにゼロにする目標を掲げた。それから4年、未だ東京圏への流入は続く。国立社会保障・人口問題研究
所の小池司朗人口構造研究部長は語る。「地方への流れを強化するには人々の価値観や生き方を変える必要がある」バブルの最後のピースは手元にあった。広告大手の電通に勤める大瀬良亮さん（35）は、社会人になって探し続けていた答えを見つけた。
昔、自分で書いた企画書を久々に開いた時に。「坂のまち長崎の遊休不動産を、アーティストが住むようなシェアハウスにしたい」。大学生のころ、友人と考え、長崎市長に提出した町おこし案だった。電通で働きながらも、郷里が頭から離れなかった。
昨年５月までの３年間、内閣官房に出向し、こうほうかつどに携わった。飛び回った距離は地球15周分。ネットさえあれば世界のどこで仕事しても同じだと知った。「中東の町で食事をしながら仕事ができる時代、東京にこだわるのは違う」同時に日本は時代
に乗り遅れていると感じた。スマホ一つで予約から決済までできるコワーキングス（協働）スペースを途上国で見つけた。働きやすく、生きやすい社会を作る取り組み。かつて長崎で作りたいと願った世界だった。昨年、友人と2人で起業した。元官僚や
議員秘書ら、様々な経歴の若者20人が集まった。旅をしながら仕事ができる滞在型シェアオフィスの1号店を8日、長崎市中心部に開く。4月までに国内外に約20の拠点を作る計画だ。日本と外国の人々が交わった「出島」に象徴される長崎から始めて、日本
各地、そして世界に広げる。資金は日に日に減り、持ち出しも増えた。会社勤めで副業が禁止されている限り、退社せざるを得ないのかとも考えている。
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終身雇用の昭和型人生から抜けだす。平成が終わろうとする今、そんな生き方は珍しくなくなった。新入社員を対象にしま日本生産性本部の調査で、「自分のキャリアプランに反する仕事を我慢して続けるのは無意味だ」との設問に、「そう思う」と答えた人は 6年連続で増え、昨春は38%に上った。新たな生き方を模索する人たちに共通しているのは、一つの組織に頼りきらず、変化し続ける姿勢だ。「官庁を目指す学生が、数年で辞めて起業するらつもりだと言うんです」。記者が最初に取材で会った時、山本聡
一さん（36）は経済産業省で採用を担当するキャリア官僚だった。一昨年、大きな話題になった「経産省若手ペーパー」を書いた一人。「不安な個人、立ちすくむ国家」と題された文書は少子高齢化や非正規雇用の増加を背景に「若者に十分な活躍の場を与え
られているだろうか」と問いかけた。その彼から昨年夏、メールが届いた。「このたび、ベンチャー企業に就職することとなりました」
◆脱「昭和型」働きやすい拠点をつくる
山本さんと再会した。背広ではなく企業ロゴが入ったＴシャツを着ていた。官僚組織に限界を感じたわけではない。だが、変化の激しい時代、役所の視点を離れて新しい価値を生む仕事をしたいと思ったという。「人生の二毛作を試してみたくなったんです
」転職先はAI技術を使った会計を中心に中小企業の業務を効率化する「freee」。利用事業所は5年で100万円を突破した。転職を決めた理由の一つはやはり、人口減少にさいなまれる故郷の高知を何とかしたいという思いだった。「今まで通りのやり方で地方が
東京に勝つのは難しい。情報技術の力を使えば、人手不足も補える」自宅の居間で同社を立ち上げた最高経営責任者（CEO）の佐々木大輔さん（38）自身、転職を繰り返してきた。「技術革新についていけない国や企業でキャリアを積むのは無駄でしょう。
人材が循環する社会の方が旧来の日本型システムより強い」
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