今から約10年前の話。
7月下旬に栃木県那須烏山市で開催される「烏山山あげ祭」の観光客輸送のための臨時列車として、臨時快速「烏山山あげ祭号」が上野から宇都宮線経由で烏山線の終点烏山まで運転された。
使用車両は、非電化の烏山線に直通するため、DE10形ディーゼル機関車牽引の12系客車5両編成で、10年前の当時でも既に極めて珍しい列車であった。