NBC長崎放送

きょう午後長崎市の市民会館付近で長崎電気軌道の路面電車が脱線しました。
現場は相次ぐ脱線事故でおよそ1年半に渡って運休しレールを改良した場所でした。
きょう午後3時15分ごろ長崎電気軌道の3号系統・蛍茶屋発赤迫行の路面電車が右カーブを曲がる際、脱線しました。
電車には乗客乗員あわせて6人が乗っていましたがケガはありませんでした。
この場所では、2007年以降4回の脱線事故が相次ぎ長崎電気軌道では2016年6月から一部区間を運休して
線路のカーブを緩やかにする工事とレールの高さの改良を行い2017年11月に運転を再開していました。
きょう脱線したのは過去4回と同じ場所で車体後方の台車の車輪が脱線しました。
長崎電気軌道では蛍茶屋と赤迫・崇福寺・石橋を結ぶ全ての電車を市民会館前までの折り返し運転としており
現在行っている調査の結果を待って明日以降の運行について決めたいとしています。