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2020.5.20 05:03 夏の甲子園、戦後初の中止20日決定 選抜に続き…午後6時から高野連発表

第102回全国高校野球選手権大会(8月10日開幕、甲子園)が新型コロナウイルスの感染拡大のため、中止となることが19日、分かった。
20日、日本高野連が開催する運営委員会で、戦後初の中止を決定する。

今春の選抜大会に続く、全国大会の中止に至った理由はまず、国全体の問題であること。
さらに甲子園大会は全国の代表の県をまたぐ移動が伴い、無観客でも大規模イベントのリスク回避は厳しい。
また、長引く休校で授業日数確保のため夏休み短縮に加え、地方大会を含め、開催に踏み切れないことなどがあげられる。

緊急事態宣言が5月末まで延長され、感染者の減少は見られるものの、中止の判断を覆すまでに至らなかった。
夏の甲子園大会中止は米騒動の1918年、戦局悪化の41年の2度(42〜45年は戦争で中断)以来となる。
運営委員会でのもう一つの焦点は都道府県大会になる。

各地方高野連が8月開催も視野に、地方大会に代わる独自大会を原則無観客で目指す。感染状況、授業の問題、参加校は地方によって異なる。
全地方が通常の日程や試合数は無理でも、1試合でもプレーする場が可能かどうか。日本高野連では感染対策マニュアルを用意し、無観客の経費の問題もクリアできるとみている。
日本高野連・小倉好正事務局長は「大会を主催するものとしてあらゆる状況を想定し、準備をしてきました。明日の運営委員会では、慎重審議に努めたいと思います」と文書でコメント。
ウェブでの運営委員会後、午後6時からのウェブ会見で中止を発表する。
https://www.sanspo.com/baseball/news/20200520/hig20052005030001-n1.html