28日午前、宇土市のJR鹿児島線で貨物列車と軽貨物車が衝突する事故があり、2人がけがをしました。 警報機が鳴り続ける中、線路上で止まったままの貨物列車。列車の隙間からは、つぶれた車体のようなものが…。

事故があったのは、宇土市城之浦町のJR鹿児島線です。JR九州によりますと、28日午前9時半過ぎ、鹿児島線宇土〜松橋間にある「江部踏切」で下りの貨物列車と軽貨物車が衝突しました。
■近くの住民 「ガガガーっと音がしてキャーッといって(列車が)止まった。煙がもくもくと上がっていた事故があったなと思いました」
消防によりますと、軽貨物車には団体職員の2人が乗っていて、運転していた19歳の男性が一時意識不明の重体となりましたが、現在は回復。助手席に乗っていた37歳の男性も顔面を打撲したということです。
事故の影響で、鹿児島線の宇土と八代の間で約5時間にわたって運転を見合わせ、約1800人に影響がありました。警察が事故の詳しい原因を調べています。

くまもと県民テレビより