道路を過剰に敵視するってのは
結局のところ
・利便性という観点では鉄道は道路に勝てない
・「一部の鉄道ファン」以外は鉄道よりも道路整備が必要だと認識している
この辺りを潜在的には認識しているからじゃないかな
面白いのは
・バスより鉄道車輌の方がスペースが広く車椅子やベビーカー等の乗車やバリアフリー設備の設置には有利な部分もある
・えちぜん鉄道のアテンダントのような高齢者や移動困難者への支援サービスも乗務員室等の付属施設の設置に優位な鉄道がアドバンテージを取れる可能性がある
こうした視点で鉄道の利点を挙げる意見が極めて少ないというところかな
乗蔵さんが担ぎ出した関大の宇都宮教授なんなは車椅子利用等の優位性なんかは過去に何度か言及していたはずだが
乗蔵さんはやはりその辺りには興味無さそうだしね
高齢化や交通弱者を引き合いに出す割には
駅までの移動という交通弱者が鉄道を利用する難しさの解決策も示さず
乗り込むまでのプロセスを仮にクリア出来ればスペースを活かしたバリアフリーやユニバーサルデザインのアドバンテージが鉄道にもあり得ることもイメージ出来ず
結局は従来の鉄道趣味の延長上の範疇からしか鉄道を理解していない人が多いのが解る