>>18
単純に論争したいのであれば
廃止反対の側が「やりやすい」というのはあるかもね
ただ
丁寧に議論を組み立てて「望ましい状況」を想定しようとすると
実は鉄道存続の側が論理的には不利な場面が大半ではある

1:人口減少局面にある先進国ではそもそも大量輸送を得意とする鉄道の長所が活きる場面は減少する
2:車体容積の大きな鉄道はバリアフリーに有利な面はあるもののバリアフリーの実現には二次交通の拡充が必須→二次交通の拡充は鉄道利用者の減少にも繋がる
3:鉄道とバスが共存出来ない程度の需要であれば二次交通の観点から自動的に鉄道の側が結果的に撤退する(鉄道はバスの代役にはほとんどなれないがバスは鉄道ね代替を『ある程度までは』果たせるため)

山線に限らず鉄道存続を唱える人達のほとんどは
廃止のデメリットは指摘可能だが
鉄道が存在することの明確な利点は提示できない
だからこそ日本において半世紀以上(1968年以降)地方路線の廃止が基本的な国策になってる