黒幕先生の話は教養にあふれ、ためになることが多かった。
小学生が登校前に毎日6年間見続けていたら、
かなり賢い中学生になった。
一方、カンカンのモップ人形の話は井戸端会議に勝るとも劣らないくだらなさであり、
6年間見続けても(そもそも6年も持つはずもないのだが)、
オツムの弱い幼稚園児と変わらぬ中学生が製造されただけであろう。