北朝鮮は昨年10月20日にアメリカに届くICBMを完成、11月に日本上空を飛ばす実験に成功した。
しかし距離はアメリカに届いても精度に問題があり、調整に5か月間を要するという情報をCIAが把握していた。昨年10月20日から5か月後は平昌オリンピックが終わる3月18日の2日後の3月20日である。
「オリンピック期間中は一切軍事行動を採らない」とトランプは文との電話対談で約束したことから北朝鮮はアメリカの妨害を受けずICBMの精度を高めることが出来る。
オリンピックが終わる頃、北朝鮮はアメリカのホワイトハウスを標的にした核弾頭付きICBMを完成している。
北朝鮮、中国、ロシア等独裁国家は国民より「国体」が主である為報復攻撃を承知の上で敵の核保有国に先制攻撃をかけることが出来るが、民主主義国家アメリカは「国民」が主だから核報復力を持つ敵に先制攻撃をかけることは出来ない。
アメリカからの先制攻撃の脅威がなくなり、アメリカは最早北朝鮮の敵ではなくなった。
トランプは口先では軍産のように激しく金正恩を責めるが文と同じく対話路線。
つんぼ桟敷に追いやられた安倍・河野外交は慌てて日韓中首脳会談を呼び掛けているが、韓国も中国も対北強硬論者ではなく、ロシアと共に南北朝鮮半島の統一を模索する段階に来ている。
安倍内閣は、軍産と心中すべくトランプに誘導されているのにまだ気が付いていない。