当事者の地上波では決して流されない論評

日大記者会見問題とテレビ取材の在り方 (Japan In-depth)
https://news.infoseek.co.jp/article/japanindepth_40238/?p=1

>大塚吉兵衛学長が会見をした。その時に大荒れにあれた内田正人前監督と井上奨前コーチの会見を仕切った
>広報部の米倉久邦氏の会見について質問が出た。「司会と記者のやり取り見て感想を聞かせてくれませんか?」
>というものだった。
>それに対して学長は「番組ごとに同じ会社が別な絵を撮りたがっている。一社でまとまって来てくれればな、というような
>気持ちが強くてですね、同じ局なのに3つ4つも番組ごとにクルーが分かれていて同じ質問を自分の番組の絵にしたいと
>いうのが(米倉氏は)ちょっとイラついたのかな、と。(米倉氏は)『番組ごとに絵を撮ってんだよ。自分のところの質問者が
>質問している絵が欲しいんだ。』と説明していた。」と述べた。その上で米倉氏について「態度として良くなかった。」とした。

>最近の記者会見を見ている人は気づいているだろうが、テレビ局は番組ごとに取材クルーを出すことが多い。それは番組ごとの
>編集方針のもと、独自性を出したいからだ。各番組はキャスターやディレクターを現場に送って取材させるので、いきおい、
>同じ局で複数の人間が質問する、ということが起きるのだ。通常、番組ごとの連携はない。

>「テレビ局はしょせん『演出』として質問者を送り込んでいる」、という認識は正しい。

> 1990年代に入り、報道番組のワイドショー化が進み、アナウンサーを現場に出してリポートさせることが徐々に増えていった。
>本来は現場で取材している記者がリポートするべきと筆者は思うが、ルックスや話し方のうまさなどで、「演出」上、キャスターと
>いう名のアナウンサーが現場に派遣されることが増えていった経緯がある。